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2017.09.14

【愛情確認のシグナル】を見逃さないで!子どもなりの精一杯の「愛情表現」とは?


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発達障害(ADHD)の小学校3年生の息子を育てながら、フリーランスとして働くシングルマザー黒木です。普段、フルで働いていることから、息子は学校に行き、放課後は学童保育にお願いしています。

唯一息子とゆっくり過ごせるのは土日だけなのですが、私もあまり体力があるほうではないため、ゆっくり過ごしていたらついつい寝てしまうことも……。

あるとき、息子が意味もなく「母ちゃん、愛しているよ」という言葉を連発するようになりました。私からすれば、急になんだろう……という感じで、「お母さんも愛しているよ」と返すばかりでしたが、それにはどうやら意味があったのです。そんな我が家の出来事をお話します。

彼なりの愛情確認だった?

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普段からスキンシップの多い我が家。外を歩く時は、手をつないだり肩を組んで歩いたり。はたまた家に入れば、ハグをしながらテレビや映画を観たり、かわいさのあまりほっぺたにチューをすることも……。

けれど、ふとしたときに息子が連発しはじめた「母ちゃん、愛しているよ」という言葉。本当に、話の脈絡もなく、急に言い始めるのです。アニメを観ている合間に、「母ちゃん、愛しているよ」、お風呂に入る前に「母ちゃん、愛しているよ」と。

あまりにも急に言われるものだから疑問でしかなかったのですが、さりげなく聞いてみたのです。

私「〇〇は、いつもたくさん『母ちゃん、愛しているよ』と言ってくれるじゃん? けれどそんなに頻繁に言うのって何か怖いこととか心配なことがあるの?」

息子「んー……ただ愛しているだけ。言葉にして伝えたいだけ。ダメ?」

私「ううん、全然ダメじゃないよ! そうやって自分の気持ちを言葉にできるって最高じゃん! 母ちゃんも〇〇のこと愛しているし。」

息子「そっか。それならこれからも言ってもいいね!」

という、こんな会話が繰り広げられました。ただ言いたいだけか……。しかし、私には、気にかかることが1つだけありました。

例えば、息子に「母ちゃん、愛しているよ」と言われて、何か他の作業をやっていて返答が1テンポ遅れたとき、「ねぇねぇ、〇〇のこと愛してる?」と念を押すというか、再確認をしてきたのです。

明らかに、私からの返答を欲していて、少し間を置くだけで返答の催促をしてくるのです。そうすると、やはりこれはただ「愛している」と言いたいだけではないのでは……?と疑念を抱くようになりました。

祖母にも言っていることが判明!

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我が家の実家は徒歩10分圏内にあるため、祖母のところにお泊まりにいくのは日常茶飯事。そんなある日、祖母が私に「あの子、私に急に『ばあば、だぁいすき』って言ったりするのよー」と。

私だけではなく、祖母にも言っているとは……。

そのとき接してくれている大人に対して、自分を愛してくれているか、自分を見ていてくれているのだろうかなど、何かを不安に感じたり、ものざみしさを感じているのかもしれないなと思った瞬間でした。

そのため、自分が人から愛されているかを確認するべく、「ぼくのこと好き?」とは聞かず、相手に対して「愛しているよ」「好きだよ」という愛情表現をして相手の言葉を待っていたのかもしれません。

母である私の愛情表現が足りないのかな……と不安になったこともあり、コミュニケーションを今までより多く、そして深くとってみたり、私のほうから何の気なしに「〇〇愛してるー」と言いながらハグをしたりと、息子からもらうだけでなく、私自身からも発信しようと思いました。

家族が少ないからこそたっぷりの愛を

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我が家は母子家庭なことにプラスし、祖父が他界していることもあって身内が少ないのです。だからといって愛情が足りないかといえば、それは個人差もあるかと思いますが、母子家庭でも愛に溢れている子もいれば、どうしても愛情不足になってしまうこともないといったらウソになるでしょう。

個人的な感想でしかありませんが、息子の発する愛情確認とも言える言葉は、何かしらのシグナルだと感じています。”今、ちょっとさみしいよー”とか”ちょっと不安になっちゃったー”と。

親が気づかないところで何かに傷ついたり、ものざみしくなったりと、息子も成長すれば成長するほど、感情も豊かになるのでしょう。

そういったところで、何の気ない日常でも感情のアップダウンがあって当然で、ふと寂しくなることは、大人にもありますよね! それが、ひょっとしたら小学校3年生の小さな体のなかで起きているのかもしれません。

普段から愛を注ぐことはもちろんのこと、言葉やアクションにして愛を伝えるということは大事なことだなと痛感しました。ジッとしていても愛しているけれど、それでは相手に伝わらないこともありますよね?

だからこそ、普段から息子を注意深く観察し、成長とともに、ちょっとしたシグナルも見逃したくないなと思います。

黒木 絵里

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