それでもママは働く 未来と自分を信じて ワーママ・プレワーママの共感サイト| BRAVA(ブラーバ)

2017.11.08

やんちゃな子ばかりじゃない!【いい子】ママならではの悩みとは?<体験談>


168c79f5a6b3c5a6dc3903d98387b2f3_m
やんちゃ坊主、癇癪もちの子、まったく言うことを聞かない子……子どもの個性と言ってしまえばそれまでですが、手のかからない子どもを見ると「羨ましい」というのがママたちの本音のようです。
では反対に、手のかからない、いわゆる“いい子”のママたちはどのように感じているのでしょうか?

いい子ってこんな子!

a660f018551d7461b37420cc5eefcbf1_m

実は筆者の子どもの一番上の子は手のかからない、いわゆる“いい子”に該当します。年長の男の子で元気いっぱいですが、お友達に手を上げたりしたことはなく、慎重な性格なので危険なことも冒しません。
わがままな部分ももちろんもち合わせていますが、言えば聞くし、同級生をもつママたちよりは子どものことで苦労していないように感じます。
保育園の先生からお叱りを受けることもなく(知らないところで受けているかもしれませんが)、そんなある日、保育園からの先生にある一日についてお話をされたのです。

子どもを襲った“どんぐり事件”
筆者の子どもが年中の頃です。その日は保育園のお散歩で、近くの公園に行ってみんなでどんぐりを拾ったそうです。そして保育園に戻ってきてから、どんぐりをどうしようか?という話し合いになりました。「持って帰りたい子」と「保育園で何かを作りたい子」、さまざまいたようです。
そこで先生は、「好きな分だけ保育園に置いておいて、好きな分だけ持って帰っていいよ」と園児たちの自由にさせることにしました。みんなは持って帰りたい分だけカバンに入れました。
ところが、筆者の子どもはそこで泣き出してしまいました。2個拾ったどんぐりを、どうしたらいいのかわからなかったようです。つまり自分で決めることができなかった。“親が言うことを聞き入れてきたがゆえに、自分で判断してなにかする”ということができなかったのです。

これには親として反省せざるを得ませんでした。今まで命令することはなかったものの、善悪の判断を親のフィルターを通してさせ、親が「こういうときはこうする」という先回りばかりしてしまっていたのです。

先輩ママの言葉が助けに

e3150019392b69429ed3105263b4ef94_m

この経験に共感をしてくれたのが、息子の担任の一人でした。担任の先生には10歳の息子さんがおり、やはり筆者の子どもと同じようなタイプだと教えてくれました。
小さい頃から手がかからず、しかし小学校中学年になったときに“どんぐり事件”と似たようなことがあり、小学校のカウンセリングルームにも行ったそうです。例えばコンビニに行って「好きなお菓子買っていいよ」と言っても悩んでしまい、「ママはどれがいいと思う?」と聞くほどだと言います。
それからはさまざまなことに関して、自分で選ぶ、ということをさせているそうです。「うちなんて10歳になってようやく気付いたんですよ。今からしっかり訓練させれば大丈夫!」という言葉に励まされました。

選ぶことを“練習する”
筆者もそれ以降、子どもの判断に任せることにしました。といっても自分で決められないので、自分で選ぶということを練習するようにしたのです。

具体的には、
・自分が保育園に着ていく洋服は自分で決める。
・自分が読みたい本は自分で選ぶ。
・「○○していい?」と聞かれたら「(息子は)どう思う?」と聞く。

といったことです。結構普通のこと! でも気付かないうちに、その機会を与えていなかったんですね。
またダブルバインドには気をつけるようにしています。ダブルバインドとは例えば、先ほどのように「好きなお菓子買っていいよ」と言いながら、選んでほしくないお菓子を持ってきたために「それはダメ。違うお菓子にしなさい。」といったようなことです。つまり、せっかく自分で考えて行動したのに、それを否定することです。
いいと言われたからやったのに、その結果否定されたり叱られたりすると、子どもは混乱します。また否定されることを恐れて、やはり選択することを躊躇してしまうようになってしまうかもしれません。

“いい子ママ”だからこその悩み

903e21b8d347c7b8f2a289fb9d35c147_m
そのほかにも、いい子だからこそ親として不安に感じていることがあります。

・自分の本音が言えていないのではないか
・我慢ばかりしているのではないか
・人の言いなりになってしまうのではないか

こういった悩みは尽きません。周りの子どもたちを見ていて、親は大変そうだけど主張できることは大切だし、感情を爆発させることは子どもらしくて“とてもいい子”だと本気で思うのです。
我が家の場合、幸いなことに息子は父には感情を爆発させることがあります。父のほうが気持ちを受け止めてもらえることをわかっているのでしょう。思春期を迎えたり、大人になったときに、母には言えなくても父にはちゃんと本音を言えるだろう……なんて勝手に期待しています。
そういうわけで、手のかからない子をもつ親はそれはそれで悩んでいるのです。とはいえ過剰に不安感をもっていると余計に過敏になってしまうので、それも気をつけていきたいところですね。

沖田 かへ

沖田かへ

2級建築士、照明コンサルタント、FP、心理カウンセラー資格など所持。2人目出産後、大好きな子どもたちと少しでも長く時間を過ごせるよう、フルタイム勤務からライターに転身。夏はキャンプ、冬はスキーと、家族でアウトドアなライフスタイルを送る。


, , , , , , , ,