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2018.01.25

【特別支援学級】を選んでどうだった?発達障害の子供に聞いてみた!


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私は、発達障害(ADHD)の子どもを育てながら、フリーランスとして働くシングルマザーです。現在、我が家の息子は特別支援学級に通っています。そんな息子との関係は自他ともに認める友達親子です。休日は、一緒にカフェに行っておしゃべりに花を咲かせたり、かと思えば本を読んだりタブレットでゲームをしたり……と自由気ままです。そんな折、ふと息子に「特別支援学級に通ってどう思った?」と聞いてみました。そんな、特別支援学級に通う本人に聞いたストレートな意見をご紹介したいと思います。

特別支援学級とは?

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1.幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校及び中等教育学校においては、次項各号のいずれかに該当する幼児、児童及び生徒その他教育上特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対し、文部科学大臣の定めるところにより、障害による学習上又は生活上の困難を克服するための教育を行うものとする。
2.小学校、中学校、義務教育学校、高等学校及び中等教育学校には、次の各号のいずれかに該当する児童及び生徒のために、特別支援学級を置くことができる。

1 知的障害者
2 肢体不自由者
3 身体虚弱者
4 弱視者
5 難聴者
6 その他障害のある者で、特別支援学級において教育を行うことが適当なもの

特別支援学級とは、上記にあるとおり身体に生じる障害から、知的・情緒に関する障害をもち、通常の学級における教育では十分な教育効果を上げることが困難な児童生徒のために設置された学級です。基本的な要素は同じですが、各自治体により差はあるようです
我が家の息子が通う特別支援学級は、市内で2つあります。そのうちの近い方を希望して通っていますが、それでも送り迎えが必要な距離のため、自治体が有料でおこなう送迎サービスを登校時だけ利用し、学童からの帰宅時は私が迎えにいくようにしています。
息子の在籍する特別支援学級は、小学1年生〜小学6年生までが一緒のクラスとなり、それが3組にわかれています。1クラスにつき、担任は1人、介助員は3〜4名ほど付き、学校生活のサポートをしてくださいます。

勉強のカリキュラムは、基本的にそれぞれの子供に合わせたカスタマイズ方式。同じ学年であっても得意不得意が大きく違うため、先生独自でプリントを作成されたり、パワーポイントで面白いスライドを作り、算数などのわかりづらいものを子どもたちが理解しやすいように創意工夫されています。

実際に特別支援学級に通った子供の気持ち

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我が家の息子は、小学校3年生に上がると同時に通常級から今の特別支援学級(学級の違いについては【我が子の発達に不安】知っておきたい!「通級」「特別支援学級」「特別支援学校」の違いって? 決まる時期はいつ?の記事を参照)に転籍しました。早いことに、あれからもう1年が経とうとしています。

長いようで短かった冬休み。息子は、冬休み初日で宿題をすべて終わらせ、年末年始は自由に過ごしました。年も明け、冬休みも残すところあと少しというところで、「おれ、もう冬休み飽きた!早く学校行きたい!」と言い出しました。私は、自分の幼いころを思い出しても、休みは長ければ長いほうがよいと思っていたことしか思い出せず、息子は大丈夫か?と驚きました。そうしてなんとか冬休みを乗り切り、新学期を迎えた息子。初日の登校、2日目と過ごし、息子にこう聞いてみました。

私「新学期どう?」

息子「すっごく楽しい」

私「〇〇(息子)は特別支援学級に行ってよかったと思う?」

息子「そりゃあもう!誰がなんと言おうと、絶対におれは特別支援学級でよかった! 通常級のときは、ストレスしかなくて本当に毎日つらかった。でも今は楽しくてとっても幸せ! 転校させてくれてありがとう!」

と答えたのです。通常級では、勉強も運動もどんどん置いていかれていた息子。悲しい思いをしていた彼にとって、特別支援学級は、ゆっくりと歩みを合わせてくれる特別支援学級が天国と言っても過言ではありません。

また、息子の通う学校では、通常級との交流があります。担任が良しとし、本人の希望もあれば、通常級の特定の授業を受けることができます。そのため、通常級のお友達が増えることも。学童は、通常級の子どもも特別支援学級の子どもも一緒に過ごしているので、通常級のお友達も増えることは息子にとってとても嬉しいことなのだと思います。

私が思う息子への希望、卒業後の進路は?

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小学校は義務教育ですが、「行く権利」が与えられているのであり「是が非でも行かなければならない」ものではありません。一般的にはきちんと通って勉強をし、集団生活に慣れたりという社会性を学ぶことが理想とされています。しかし、何らかの理由で学校にどうしても行きたくない、行こうとすることで体調を崩してしまうという精神衛生上よくない人生を送るとしたらどうでしょう。

これは、あくまで私の個人的な意見ですが、せっかく生きるのであれば大人になってから「小学校はイヤな思い出しかない」というつらい記憶ではなく、「大変だったけど楽しかった!」という記憶にしてほしいと思っています。そのため、今、そしてこれから息子に望むことは、社会性を身につけることを含め、全力で楽しんで小学校生活を送ってくれることにつきます。

小学校卒業後の進路は……と先のことを考えれば考えるほど不安ばかりがつきまといますが、我が家のある自治体では、中学校にも支援学級があるため、小学校卒業時に息子に通常級がよいのか、支援学級がよいのかを再度問いたいと思っています。
その頃には、今よりもっと自分の考えがあるでしょうし、今実感していることをベースに、今後どのような場所に身を置くことが自分にとってよいのかということが、少しわかってくるのかなと思っています。来るべきときを待つほかならないという状態ですが、本音をいうと息子のことに対しては、先のことを考えるよりも、今彼がどう思うかということを優先して考えています。
そのため、その時その時の彼の感情を大切に将来を一緒に歩んでいきたいと思っている次第です。

【参考】

e-Gov

黒木 絵里

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