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2018.02.27

子供を難関中学に合格させたママの「子育ての極意」を分析!その結論は?


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近所のファミサポさんが貸してくれた育児本に「朝なかなか起きない子は、無理に起こそうとせず、布団をめくってこっそり靴下を履かせると、自然に目覚める」と書いてあったので、早速実践しようとしたところ、寝ぼけながらイヤイヤした子の足が思いっきり顔面にヒットして朝から悶絶していました・・・。
同じ行為をしても、賢いママと凡人の私ではこうも違う結果になるんだなあとしみじみ思いつつ、今回は難関中学に子どもが合格したある賢い友人ママの話を紹介したいと思います。

未就学時期が一番重要!?

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先日、学生時代(高校の同級生)の友人の子がおそらく全国でも5指に入る超難関中学に合格したので、お祝いのご飯を食べながら、久しぶりにいろいろな話しをしました。

フルタイムで働きながら子どもが中学受験なんて、きっと親子ともに大変だったんだろうなあと思っていたら、その友人曰く、親は特に何もせず、子ども自身が勝手に行きたいと思う学校を決めて、勉強した結果だそうです。何でも彼女の口癖は、「勉強やめて早く寝なさい!」だったとか・・・。

「え~、そんな子、本当にいるの!?」と驚きながら、さらに話しを聞いてみると、どうやらその源流は、子どもが小学校に入る前の未就学時期にあるようです。

この友人は、子どもが保育園児だった時に、夫の地方勤務についていくために、1年半ほど仕事を辞めていました。
ところが、夫についていった先の地域は、子どもが年度途中で入れる幼稚園が近所になく、しばらく幼稚園浪人(!)をして、結局、幼稚園には通わずじまいになりました(当時独身だった私は、幼稚園浪人の話を聞いて、驚いた記憶があります・・・)。

ただ、毎日家や公園などで子どもと過ごすだけなのも退屈なので、たまたま家から徒歩数分のところにあった公文を幼稚園代わりに通わせて、ゲーム感覚で毎日公文の問題を親子で一緒に解いていたそうです。
父親も地方勤務になって定時に帰宅できるようになり、毎朝・毎晩、ご飯を食べながら子どもと一緒に公文をやり、褒めまくっていたそうです。

子どもは、といえば、これまで仕事であまり家にいなかった両親が、けっこうな頻度で一緒にいてくれるようになったこと、公文の問題が解けると親がやたらと褒めてくれるのが嬉しくて、どんどん教材をこなして、そのまま小学校へ。

そして、小学校に入るタイミングで、家族全員で都内に戻り、友人も仕事を再開。 そのまま、元の「放任育児」に戻ったそうですが、なぜか子どもの勉強好きは持続したまま、小学校3年生で入塾テストを受けたら特待生扱いで塾代も無料、そのまま難関中学に合格、という流れになったそうです。

人を育てることの極意

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もちろん友人からの伝聞情報なので、実態はもう少し違うかもしれないし、もともと勉強に苦労しないほど地頭が良かったのかもしれませんが、ここ最近で一番「へ~!」と思った出来事でした。

その友人、そういえば学生時代から“テストができるキレ者”、というよりは“人間的に賢い”というタイプの子でした。具体的な例をあげると、物理の問題を解くにしても、私は公式を丸暗記して定期テストを受けていましたが、その子は、理論を根本から理解した上で、公式は一切覚えず、問題そのものを解いていました(そして、友人に請われて彼女が作成したテストの解説ノートのコピーは学年中を飛びかってました・・・)。

そんな友人のことなので、きっと育児も、物理と同じく根本から対応していったのだと思います。
例えば、公文に通う場合も、「テストで100点を取る」や「宿題を毎日10枚やる」といったことを目的とするのではなく、「何かを学んで理解する楽しさ」や「無理せずに継続してやり抜く方法」など、子どもにとって大切な部分に着目して教えたんだろうなあと思いつつ、そんなふうに人を導くのは、本当に根気がいることだろうと思います。

根本から見直す・・・まずは生活習慣から!?

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きっと、友人を真似て私が仕事を辞めて、家でずっと子どもと一緒にいたり、公文に通って勉強させたところで、多分「朝の靴下」と同じく、うまくいかないような気がヒシヒシとします。

実際に自分の育児を省みると、今朝も子どもが歯を磨きながら洗面所をうろついていたので、「転ぶと危ないから、歯を磨いている時は、絶対歩いちゃダメ」と怒ったところ、「でもお母さんも歯みがきしながら歩いてるよ」と・・・。

そう、確かに。私は今日も歯みがきしながらあっち行ったりこっち行ったりしていました・・・。人にはダメといいながら、自分はやる典型的なダメ親パターンですね・・・。

まずは自分の襟を正さねば・・・と思いつつ、そういえば子どもが朝自然に起きるためには、靴下をはかせるよりも「前の晩に早めに寝て睡眠をたっぷり取る」という根本の問題を解決していかなければ・・・と改めて反省した次第です。

市口芳江

市口芳江

4歳の子どもを育て中。保育園には足を向けて眠れません。


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