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2015.06.01

夏まえだからこそ、熱中症に気をつけて!赤ちゃん&幼児の暑さ対策


今年の5月に入って熱中症で病院に搬送された人数は437人

こまめな水分補給は必須ですね。

こまめな水分補給は必須ですね。

5月はさわやかなお散歩にぴったりの季節のはずなのに…。

6月はいよいよジトジト梅雨の始まり。実は梅雨の時期でも熱中症になるんです!湿度が高いと汗が乾かず、体内に熱がこもって熱中症になりやすくなるそうです。

そして、実は…保育園からの帰り時間、17~18時もとても熱中症になりやすいのです!

夏本番前のこの時期、ついつい「まだ大丈夫かな~」と暑さ対策に気を抜いてしまうママ、子どもは暑さにとっても弱い、だから今から気をつけて!

手軽にできる暑さ対策を紹介します。

赤ちゃんはホントに気をつけて!

赤ちゃんの代謝は半端なく、汗も半端ない

赤ちゃんの代謝は半端なく、汗も半端ない

1歳までの赤ちゃんは体温調節がとっても苦手。大人が少し暑いな、と感じる気温は赤ちゃんにとってはかなりの高温。
それに、まだ自分で暑さを訴えることができません。赤ちゃんが熱中症になりかけているときは、以下の症状が出るそうです。

●顔が赤く熱くなる
●顔色が悪く、脈が弱くなる
●くちびるが乾く
●いつもよりおっぱいやミルクをほしがる
●汗をかかなくなったり、おしっこが出なくなる
●元気がなく、機嫌が悪い状態が続く

こんなことになる前に、こまめな水分補給はもちろん、時々冷やしてあげられるようおしぼりを持ち歩くなどの暑さ対策をしてあげたいですね。

こんなグッズが大活躍!

帽子はマストアイテムですよね。ここまで大きくなくていいですけど。でも、蒸れには気を付けてください!

帽子はマストアイテムですよね。ここまで大きくなくていいですけど。でも、蒸れには気を付けてください!

便利なお出かけ用暑さ対策グッズはたくさん売っているけど、そこそこのお値段だし、できれば手持ちのもので代用したい…。
そんなママにオススメな方法は?

●ベビーカーや抱っこ紐でお出かけのときは、背中部分にタオルに巻いたアイスノンや保冷剤を挟む
●おでこやワキの下に冷えピタを貼る(あまりに小さい赤ちゃんには控えた方がいいかも)
●歩き回るようになったら、背中のシャツの下に冷凍庫で冷やしたタオルを挟む
●霧吹きでこまめに頭をぬらす
●いつでも体や首を冷やせるようにウエットティッシュを持ち歩く
●いつも飲んでいるお茶や水に塩を耳かき1杯分混ぜる

なるほど、家にあるものでかなり予防できるのですね。これは今すぐやってみる価値あり!

抱っこ紐vsベビーカー!

抱っこ紐も、ベビーカーもお子さんが快適に過ごせる工夫が必要ですね。

抱っこ紐も、ベビーカーもお子さんが快適に過ごせる工夫が必要ですね。

保育園まで自転車で飛ばすママが多い中、特に赤ちゃん時期は、抱っこ紐あるいはベビーカーで登園するママも多いのでは。
保育園が会社近くにあるママも、抱っこ紐かベビーカーは必需品ですよね。

ベビーカーは抱っこにつきものの肩こりもなく移動できて、荷物も乗せられるしメリットは大きい。しかし、座面が地面に近く、アスファルトの熱でお尻から背中にかけてとても熱くなるし、フードをかぶせるので上から子どもの様子が分かりにくい。

上で書いたように、背中を冷たくしてあげればある程度大丈夫ですが、やはりあまりの猛暑日には、子どもの様子も分かり、熱い地面から離れている抱っこ紐をオススメします。

とはいえ、抱っこ紐もママと赤ちゃんが密着している状態、やはり暑さ対策は必要です。背中部分にガーゼで包んだ小さい保冷剤を入れたり、冷蔵庫で冷やしたスタイをするなどの工夫をして暑さを軽減してあげたいですね。

車に放置は御法度!!!

よく眠っているときは起こすのが忍びないものですが・・・。

よく眠っているときは起こすのが忍びないものですが・・・。

夏になると必ず流れる悲しいニュース、車内に子供を放置した結果の死亡事故

「夏前のこの季節、ちょっとだけなら…」そんな気持ちで置いていっても命取りになるのです!

夏の車内温度は15分ほどで52~57度までに達すると言われています。ダッシュボードはなんと74~79度にもなるそう!

サンシェードを付けたり、窓を数センチ開けたところで、車内温度はほとんど下がらないそうです。

子どもがどんなに気持ちよく寝ていても、2~3分の用事を済ませる場合でも、必ず一緒に連れて行ってあげてほしいと思います。

大人が「この暑さ無理!」と思うときは

夏本番前とはいえ、大人が外出を躊躇するほどの暑さになる日も。

そんな休日は、どうしても行かなければならい用事がない限り、お家で過ごしてみては

「そんなのもてあましちゃう!」そんなときは、こんなお家遊びはいかが? これからの梅雨時にもきっと役立つはずです。

ぬるめのお風呂で思いっきり水遊び!
最初は「え~? お風呂ぉ~?」と不満顔の子どもたちも、体を洗うだけのお風呂タイムと違って大はしゃぎ!

かたくり粉粘土で気持ちいい感触を楽しもう!
適量のかたくり粉と水を混ぜるだけ。握った瞬間のトローっとした不思議な感触に子どもは大喜び!

ビニールプールでお家ごっこ
普段は外で使いますが、膨らませて置いておくだけでいつもと違う空間が嬉しいのか、中に入っておままごとや人形ごっこに熱中してくれる!

新聞紙ビリビリ大会
思いっ切りちぎって、その上をスライディングしたり投げっこしたり。終わったらコンビニの袋に詰めてボールにしてまた投げっこ。片付けの練習にもなるかも?

子どもは身近なもので遊びを生み出す天才です!

子どもは身近なもので遊びを生み出す天才です!

暑さ対策するのももちろん大切、暑さの中に子どもを出さないことも大切。

しかし、ワーママは保育園の送り迎えは絶対外に出ますよね。
朝の忙しいときにしっかりした暑さ対策をするのは大変ですが、ガーゼに包んだ保冷剤をいくつか冷凍庫にストックしておいて、ひとつは行きに、ひとつは会社の涼しいところに置いておいて帰りに使うなど、簡単な暑さ対策はいかがでしょうか。

暑さ本番の夏到来前に、ぜひ自分なりの「お手軽暑さ対策」を考えてみませんか。

田崎美穂子

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