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2015.06.08

3.11その時子供は、ママは…ワーママの防災を考える


ここ最近、大きな地震が日本各地で頻発しています。先日、東京でも日中に大きく揺れ、誰もが4年前のあの日を思い返したと思います。

震災時は、交通機関が遮断され、子どものお迎えになかなか行けない。

震災時は、交通機関が遮断され、子どものお迎えになかなか行けない。

4年前の2011年3月11日14時46分、あの日のあの時間、あなたはどうしていましたか。

地震をはじめ、災害は突然やってきます。その時我が子と離れたところにいたら…震災自体は防ぐことはできませんが、家族で震災に備えて話し合ったり準備しておくことはとても大事なこと。今はまだ大丈夫、なんてのんきに構えているママ、これを読んだらさっそく準備を始めてほしいと思います。

大変だったお迎え! やっと巡り会えた子どもは?

会えない時間は、子どもにとっても不安なもの。

会えない時間は、子どもにとっても不安なもの。

あの日、ほとんどのワーママは子どもと離ればなれだったと思います。大きな揺れの後の不安は計り知れないほど大きかったのでは。地震発生からお迎えまで、ワーママはどう行動したのか聞いてみました。
①保育園へのお迎えはどうやって、何時頃行った?
②お迎えに行ったときの子どもの様子は?

Kさん〔38歳、金融会社社員、子ども10歳、7歳、5歳〕
①あの日は、上司からやる事やってから早めに帰宅しなさいと言われ、結局いつもと同じ時間に退社しました。同じ方面の人と歩いて帰りましたが、道も人人人で、かなり時間がかかりましたね。当時子ども3人とも別々の保育園に通っていたので、必死に3園回りました。3人とも最後の方のお迎えで、他のママは何でこんなに早くお迎えに来れたんだろうと驚いたのを覚えています。家にたどり着いたのは、22時を過ぎていました。
②特に怖がってる様子とかはなかったですが、大変な事が起きたんだということは理解していたようです。

Sさん〔43歳、IT系会社員、子ども10歳、7歳〕
①子供たちを保育園にお迎えに行けたのは20時頃六本木の会社から保育園まで歩いてお迎え。道は人であふれかえっていてにぎやかだったので、あまり距離を感じませんでした。
②お迎えに行ったら、姉弟とも園のホールでとても神妙な顔して、私を待っていました。息子は私の顔を見て、安心した様子で「サンドイッチ食べたの」と何度も報告してくれたのが印象的です。

Nさん〔44歳、会社員、子ども12歳、8歳〕
①お迎えに行ったのは、仕事がちょうど休みだった主人。地震が落ち着いてからまずは下の子を保育園へお迎えに行き、その後に小学校へ(小学校は子どもたちを帰そうとしていて、親から大ブーイングだったとか!)。ママは、大崎~青山の実家まで2時間半かけて歩き、実家から家まで2時間かけて自転車で帰りました。帰宅できたのは23時。異常な疲労感がありましたね。
②友人のお子さんも預かったので、子どもたちは普段とあまり変わりなく過ごしていた様子。私が帰宅したときはすでにご飯も食べ、お風呂にも入り、スヤスヤ寝ていました

東北地方の方たちは想像もできないほど、何倍も大変だったはずですが、都内のワーママたちも電話がつながらなくて子どもの様子が分からない、電車が動かず長距距離を歩いて帰宅など、相当大変な思いをしたようです。パパ、ママ、子どもにとって本当に長い1日でした。

防災対策どうしてる?

どこで落ち合うのか?離れ離れになる可能性が高いだけに、家族で話し合うことが重要。

どこで落ち合うのか?離れ離れになる可能性が高いだけに、家族で話し合うことが重要。

仕事に育児に家事に、毎日忙しいワーママ、日頃の防災対策や家族との話し合いはどうしているのか聞いてみました。
①避難バッグの用意など、防災対策はしている?
②家族の集合場所はどこに決めている?

Kさん〔38歳、金融会社社員、子ども10歳、7歳、5歳〕
①ごめんなさい、全然してません
②上の子が通っている小学校

Sさん〔43歳、IT系会社員、子ども10歳、7歳〕
①一応乾パンや缶詰などの食料品、子どもの着替えなどは備蓄しているつもりだけど、子供の衣類はすでにサイズアウト
②近所の公園に決めているものの、主人も子どもも忘れているようです。

Nさん〔44歳、会社員、子ども12歳、8歳〕
①バックパッカーが背負うような大きなリュックを購入し、お水・非常食用缶詰・携帯用トイレ・寒いときに体を包める銀色のシート・パスポートや印鑑、などを詰め込みました。
しかし…最近はメンテをほとんど行っておらず、水の消費期限が切れたりしてます。
②近所の公園や小学校、3カ所ほどを避難場所に決めています。

忙しい毎日、ゆっくり準備や家族と話し合いなんてなかなかできないのが現実。今はディスカウントショップや通販でも、手軽に防災セットが手に入りますし、近所の公園に遊びに行ったときには、「避難場所としてどうかな」という目で見るだけでもいいのでは。

今すぐそろえられる防災グッズ!

備えあれば憂いなし!今すぐ準備を!

備えあれば憂いなし!今すぐ準備を!

『子連れ防災手帖』(KADOKAWA、2012年)によると、3.11震災後に、100円ショップでそろうこんな防災グッズが、ママたちに大いに役立ったそうです。

●レジャーシート、雨具、レスキューシート
●手動LEDライト
●ウェットティッシュ類
●防災携帯トイレ
●紙ショーツ
●防犯ブザー
●マッチ、ライター類
●応急処置用品

特に小さな子どもがいる場合は、「想定外」では済まされないことが起こるもの。食料品だけでなく、震災時には厳しくなるトイレ事情やお風呂事情にも、備えはとても大切なのです。

 

子連れの被災は本当に本当に大変なこと!

『被災ママ812人が作った 子連れ防災手帖』(メディアファクトリー、2012年)は、実際東北で被災したママたちの声を集めた本です。

震災時のお役立ち情報だけでなく、被災時のママや子どもたちのリアルな様子や気持ち、避難所生活のしかたなど、ママ目線で参考になること満載です!

子連れの避難所生活や仮設住宅での生活は不便も多く、本当に大変なことなのです。ぜひ読んで、防災対策の大切さを実感してほしいと思います。そして、さっそく準備に取りかかってみては!

田崎美穂子

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