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2015.08.31

あなたならどう感じる?ショッピングモールで起きた「ちょっとイイ話」


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夏休みも終盤の先週、SNS上で多くの人がシェアしていた「ちょっとイイ話」があります。

 

大まかな内容は次のようなもの。

とあるショッピングモールで、一人のお母さんが赤ちゃんを抱きながら、5歳くらいの男のを連れてお買い物をしていました。

男の子がグズりだし、お母さんがなだめるも、モール中に響くような大声で号泣しはじめます。

ついにお母さんが男の子のほっぺを「ピシッ」と平手打ち

周囲の人たちは驚くとともに、そのお母さんに向かい「ひどい」「虐待?」などとつぶやき始めます。

そこへ1人のおばあさんが、親子へ歩み寄り「おかあさん、大変だったわね。この子が生まれてからまともに寝てないんでしょ。そりゃイライラするわよね」とお母さんに語りかけ、

「僕も頑張ったね。よく泣いた。えらい。きっと赤ちゃんが生まれてからずっとお兄ちゃんだから我慢しなさいって頑張ってきたのよね」と男の子を褒め、

「2人ともえらい」と両方の頭を撫でました。

そしてすっとその場から去って行ったのです。

残されたお母さんは、さっきまで息子がしていたようにモール中に響き渡る声で泣き崩れました

 

元のお話はこちら

 

多くの人で賑わうショッピングモール。その中で大号泣されては、確かに「かんべんして!イイ加減にして!」と思います。

多くの人で賑わうショッピングモール。その中で大号泣されては、確かに「かんべんして!イイ加減にして!」と思います。

最近、夜中に息子が頻繁に起き、しかも後追いがはじまって姿が見えないと大泣きし、仕事も結構詰り気味、助けとなるはずの旦那は体調不良・・・そんなこんなでイライラマックスに近かった私は、この話を読んで不覚にもオフィスでポロっと涙がでました。

 

上の子には知らず知らずのうちに我慢を強いていることが多いといいます。またその意見が2人目を考えるママたちのストッパーになっていることも

上の子には知らず知らずのうちに我慢を強いていることが多いといいます。またその意見が2人目を考えるママたちのストッパーになっていることも

が、その日の夜、この話について書かれたくわばたりえさんのブログを読んで考えさせられました。

以下、そのまま引用です。(行間は変えています)

子供を授かり
出産し
子育てするなかで
色々な事に関して 考え方が変わった。

ちょっと!!何なん!この人!

とても悩んでる人。とても困ってる人。とても孤独な人。限界がきてる人。誰からも愛されてないと感じてる人。
かもしれない。

子供を叩くママ
孤独で いっぱいいっぱいになってるのかもしれない。

悪口ばかりいっているママ友
旦那さんと うまくいってないのかもしれない。

学校で同級生を いじめてる子供
家庭内で 何か問題があるかもしれない。

お年寄りから お金を騙し取る人
自分の気持ちを誰にも分かってもらえない幼少期だったかもしれない

かもしれない?
だから何?
だからって

子供を叩いていいの?子供可哀想やんか!
悪口言って無視して ノイローゼにさせていいの!?
いじめで自殺にまで追い込んでもいいの!?
これから先 お年寄りはどうやって生活するの!?

怒りが込み上げてくる。

テレビで見た
アンパンマンの やなせたかしさんの言葉
すべての人が
「目の前に 困っている人がいたら助けてあげる。」
きっと 素晴らしい世の中になる。

何なん!この人!

周りからそんな風に思われる人も  いなくなるのかな。

 

ブログはこちら

 

確かに・・・

孤独だからといって、子どもを叩いてよい理由にはならない。
旦那とうまくいってないからといって、ママ友をいじめてよい理由にはならない。

結果としてでた”行動”は、その人の中に潜んでいるどんな闇にかかわらず、起こった事実として評価・批判されるべきだと思います。

ただ、その評価・批判のされ方は”責め”である必要はないとも思います。

 

「叱る」って本当に難しいですよね。怒りを抑えられずに「怒る」になることも多々あります。ママだって人間だもの・・・。

「叱る」って本当に難しいですよね。怒りを抑えられずに「怒る」になることも多々あります。ママだって人間だもの・・・。

よく「叱る」と「怒る」は違うといわれます。

私の個人的な考えですが、「叱る」には根底に”愛”がありますが、「怒る」には”怒り”しかありません。

 

ショッピングモールでの一件は、お母さんの”怒り”が男の子に向かった結果だと思います。

私は中学時代バレーボール部で、毎日顧問からバシバシ殴られていたのですが、それがその後の人生に割とプラスに働いているのでは?と思っているので、なにがなんでも体罰はダメとは思っていません。愛のムチとでもいいましょうか・・・。(もちろん、ないににこしたほうがいいのは明らかですけど。)

でも、怒りに任せたビンタには賛成できません。

ぎゅっと抱きしめてあげる。これだけで伝わる思いもあります。多分・・・。

ぎゅっと抱きしめてあげる。これだけで伝わる思いもあります。多分・・・。

通りすがりのおばあさんのとった行動は、とても素晴らしいことです。

お母さんは、おばあさんの一言で救われる思いがしたことでしょう。

拡散された「イイ話」はそこにフォーカスされている感じがしました。

 

くわばたさんのブログを読むまでは私も、「わかってくれる人って必要なのよね」と感動していたのかもしれません。

しかし、そのお母さんは、「わかってもらえた」と思う一方、我が息子に対し心の底から「申し訳ない」と思ったのではないでしょうか。

「男の子を抱きしめながら泣き崩れた」という部分にそれを感じます。

そして、そこにこの話の本質があるような気がします。

 

元ネタを書かれた方が「夜、寝顔を見ながらひとりで誰にも知られず心を痛め、罪悪感に押しつぶされそうなお母さんがたくさんいるんだろうな。」と書いているように、誰に言われなくても、後でとんでもなく後悔するものです。

親だって人間です。未完成な人間です。親になった瞬間、自分の感情を完璧にコントロールするなんて無理です。

でも、それを結果=行動の言い訳にしてはいけない・・・。

 

自分でも抑えきれない怒りを誰かが認めてくれたことによって、より冷静になれる。

自分で止められなかった行動を他人に否定されなかったことによって、より深く反省する。

 

責めは相手を追い詰めます。そのようにしなくても”反省”を促すことは十分にできる。

おばあさんが声をかけた意図は違ったとは思いますが、ちょっとイイ話とくわばたさんのブログからそんなことを思いました。

人の深い部分の話を聞くには、まず自分が話すことから始めないといけないのかもしれません

人の深い部分の話を聞くには、まず自分が話すことから始めないといけないのかもしれません

そして、やなせたかしさんの言う「困っている人」に手を差し伸べること、人として大事なことです。

「孤独なお母さんがちゃんと相談できる所って必要よね」と他人任せなのではなく、「いつも明るい友達だって孤独を感じているかも知らないから、こんど深いとこまで話てみようかな」と、自分ごととして考える問題なのだと思いました。

 

まずはBRAVAママたちが孤独を感じたり、イライラしたりして「とにかく誰かに話したい!」と思ったときに吐き出してもらえる場所を作っていきたいと思います。

その方法はまだ思案中ですが、近々必ず。

 

 

 

 

 

大倉奈津子

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