朝起きた瞬間から、眠るまで息つく暇もないワーママの日常。旦那はほとんど家事をしてくれないし、なんで私ばっかり頑張らなきゃいけないの！？と怒りが爆発すること、ありますよね。特にママが負担に感じているのが食事作りだとか・・・。その食事作りについて面白い結果がでていたのでご紹介します。

家事分担に不満があるママは6割以上！

共働きの100世帯に家事や夕食事情の調査を実施したある結果によると、女性が1週間で家事に使っている時間は平均20時間43分。男性の6時間59分と比較すると約3倍で、「家事分担で夫婦げんかやイライラすることはある？」という質問には、女性の63.5%がイエスと回答していたのには納得！

この調査では、回答した世帯が料理時間を短縮するために半調理キットを週2回お試し。半調理キットとは食材とレシピがセットになっていて、買い物も献立を考えることも必要ない時短献立キット。「今日は帰りが遅くなっちゃった……。めんどくさいからいつものテキトー炒め物でいっか。あ、しまった野菜のストックが全然ない！」なんてことがないわけで、使用後に夕食の準備が楽になったと答えた女性はなんと9o%以上！

1週間あたりの夕食準備時間は2時間13分も短縮したそうです。ワーママの重荷になっている夕食作りがこれだけ楽になれば、イライラが減り、夫に八つ当たりすることもないはず！

半調理キット実際に使ってみました

9割以上の人が「楽になった」と答えるほどの半調理キット、ホントのところはどうなの？と実際に取り寄せて試してみることに。私が選んだのはＫｉｔ Ｏｉｓｉｘ。

メニューはいろいろあって、価格はだいたい2人前で¥1,200前後、3人前で¥1,800前後。今回私が試してみたのは、そぼろと野菜のビビンバと韓国風スープが２人前作れるセットです。20分で主食と副菜が作れると書いてあります。開封してみると、カット野菜や調味だれなどとともにレシピカードが入っていました。レシピには、主食と副菜を同時進行で作れるように手順が示されていてわかりやすい！　ちなみに野菜はカット済みのものとそうでないものがあって、カットすると鮮度が落ちるものは切らずに入れてあるそうです。

私自身カット野菜に少し抵抗があったので、こうした配慮はうれしいもの。何も考えなくてもロボットのようにレシピ通りに進め、予定通り20分で2品が完成！　そしてあぁ、なんてラクなんだろうとひとりで感動。そうか、仕事で疲れたママには献立を考える、段取りを考えるといった“考える”作業がストレスの大きな要因になっているのかも？と痛感しました。

旦那にも優しくなれた気がする

ラクしておいしいものが食べられるから、気持ちが満たされて喧嘩も減るのはわかる気がします。ついつい外食しちゃったときに感じる罪悪感もありません。これまで調理に使っていた時間でちょっと1杯コーヒーを飲む、なんて贅沢（ささやか！）な時間も持てました。普段は夫の顔を見れば事務連絡か、「服をちゃんと掛けてよ」といった生活指導がほとんどですが、笑って雑談できる余裕も少し生まれた気がする！

毎日こうしたキットを使うのは少し気がひけるけれど、週1回くらいなら“疲れた時のレスキュー食”として常備しておいてもいいなというのが率直な感想です。食事作りにストレスを感じているワーママのみなさん、こんな選択肢もアリではないでしょうか？

※この記事は2016年6月に公開された記事です。