2016.10.21
きょうだいみんなハマった、子どもたちが大好きな【優秀おもちゃ】はコレ!
きょうだい全員が夢中になって、けっこう長い期間遊んでくれた「おもちゃ」って、ご家庭にひとつかふたつありませんか? それってすごく「優秀なおもちゃ」だと思うんです。
「どのおもちゃも飽きちゃってすぐ遊ばなくなる、どんなおもちゃを買えばいいのか分からなくなった」と悩んでいるママも意外と多いのでは!? そこで今回、我が家の子どもたち(12歳男子、10歳女子、2歳男子)が異性関係なく全員がハマって長いこと遊んでくれたおもちゃを紹介したいと思います。使いずぎてぜんぶボロボロですが(笑)どんなおもちゃを買おうか悩んでいるママたちの参考になれば幸いです。
木のぬくもりは子どもにも伝わる
『木の型はめボックス』
ボックスの形をした、木でできた型はめおもちゃです。四角や丸だけでなく、少し複雑な形もあるので、「どこにはめるんだろう」と考えながら遊ぶので、思考力もつきそう。
遊んでいた時期、ハマっていた期間は?
長男が1歳後半のときに購入。長男は1歳~3歳くらいまで、長女は2歳の間だけ、次男は2歳になりたてから今に至るまで遊んでいます。
どんな感じで遊んでいた?
3人とも、最初はフタを開けて中身をダーっと出し、出した型を積んだりしてました。それ遊び方違うよ~と突っ込みたくてしょうがなかったのですが、それはそれで自分なりに考えだした遊び方だと思い、そっと見守っていました(笑)少しすると、自分で試行錯誤しながら型はめをするようになりました。
子どもがハマるポイントは?
木って不思議と握ると手にしっくりくるし、なんとなくぬくもりを感じるよう。穴と型がはまったときの達成感が嬉しいようですね。箱に型が落ちるときの「コトン」という音も好きみたいです。
『ママが子どもの頃使っていたシンプルな木の積み木』
母が実家の物置から見つけ出して持ってきてくれた、私が子どもの頃に遊んでいた木の積み木。年季が入りすぎて黒ずんでいるし、さすがに子どもたちは遊ばないだろうと思っていたら遊ぶ遊ぶ(笑)
遊んでいた時期、ハマっていた期間は?
長男が2歳半くらいのときに我が家へ。長男は2歳から小学校にあがるくらいまでハマり、長女は1歳半くらいから年長くらいまでハマり、今もたまに次男と遊んでいます(笑)次男は1歳なりたてくらいから、今も絶賛ハマり中!
どんな感じで遊んでいた?
色も何もついてなくて、形もとてもシンプルで、本当に「木」。それが子どもの想像力をかき立てるのか、家やお城はもちろん船や魚など、大人だと想像もしない形を作ったりしていました。現在2歳の次男は、ひたすら高く積み上げて、行くとこまで行ったら倒すということにハマっています。すでにかなーり古いので、気を使わずガンガン倒せるのかも(笑)
子どもがハマるポイントは?
なんといってもシンプルなので、あれやこれや考えなくてもガンガン積んでいけるというところかもしれません。そうしているうちに、「あ、こんな形になりそう」と想像が膨らんでいくのも楽しいようです。
走る・回るものを目で追うおもちゃは、脳にもいいらしい!?
『レールトレイン』
木の車を置くと、スルスルと滑り落ち、端まで行ってクルッと ひっくり返ってまたスルスルと滑り落ちていく木のおもちゃ。
遊んでいた時期、ハマっていた期間は?
長男が1歳くらいのとき、祖母からのプレゼント。長男も長女も1歳からハマりました。最初の頃は私に「やって」という感じで車を渡してきて、子どもは見る専門(笑)2人ともけっこう長いことハマり(年長くらいまで)、今ハマり中の次男(2歳)と一緒によく遊んでます。
どんな感じで遊んでいた?
カラフルな車が滑り落ちていく様子が面白いらしく、1台だけ乗せて動きをじっくり眺めたり、一度にたくさん車を乗せて豪快な動きを楽しんだり。3両つながっている車の動きは、思わず大人も見入ってしまうほどですよ。
子どもがハマるポイントは?
車がひっくり返りながら滑り降りていく様子を目で追うのがとても面白いようでした。楽しいというより、夢中になってうっとり見入っている感じ(笑)カラフルなものを目で追うことで追視力が鍛えられ、脳の活性化にもいいらしいですよ。
『いろいろなものが転がる木のおもちゃ』
サイズはかなり大きいですが、いろいろな形をした木のおもちゃがレールの上をコロコロ転がっていくおもちゃ。
遊んでいた時期、ハマっていた期間は?
長女が2歳のとき、祖母からのプレゼントされたもの。このとき、長男は4歳でしたが、長男のほうがどハマりしていましたね。ころがすおもちゃを兄妹で奪い合って遊んでいました(笑)このおもちゃはけっこう長くハマって、長男は4歳から小学校低学年、長女は2歳からいまだにハマっている。2歳の次男と奪い合って遊んでいます。
どんな感じで遊んでいた?
レールトレインと同じで、おもちゃがころがっていく様子をひたすら眺めて遊んでいます。音が鳴りながらころがっていくものもあるので、その音も楽しいようです。
子どもがハマるポイントは?
ころがるものにもいろいろな形があり、それぞれすべてころがっていくスピードが違うところですかね。月齢が上がると、どのタイミングでころがしておもちゃ同士をぶつからせるか、なんて遊び方もしています。
やっぱり鉄板! アンパンマンシリーズ
『アンパンマンキッチン』
アンパンマンの声で「火は熱いから気をつけてね」なんてしゃべったり、シンクやガス台がけっこうリアルにできていて、ごっこ遊びには最適なおもちゃ!
遊んでいた時期、ハマっていた期間は?
長女が3歳の誕生日プレゼント。さすが女の子、キッチン遊びは大好きで、3歳から年長まで遊んでくれました。長男も長女が遊びだすとなぜか一緒に遊ぶ(笑)今は2歳の次男が遊びまくっています。
どんな感じで遊んでいた?
長男長女でどっちが野菜(おもちゃ)を切る係か、シンク部分で遊ぶか(水は出ない)で、よくもめてましたね。野菜を切って炒めて盛り付けて私のところに「はい、どうぞ」なんてことをよくやってました。今2歳の次男は、料理している私の足元で、アンパンマンキッチンで料理をしています(笑)
子どもがハマるポイントは?
シンク、ガス台、まな板や包丁、サクッと切れる野菜などもついているので、リアルにママの真似ができる、というのが嬉しくてハマるのかな、と。
『アンパンマンの重ねるキューブ』
段ボール地でできているキューブのおもちゃ。大きさが違うキューブが10個あって、積んだり、重ねたり、並べたりして遊べます。
遊んでいた時期、ハマっていた期間は?
長男が2歳くらいのときに買った記憶が。長男は2歳~4歳くらいまで、長女は1歳~9歳までハマりましたね。今、2歳の次男と長女でハマっています。
どんな感じで遊んでいた?
もちろん、最初はただ高く積み上げてバーン!と崩す(笑)キューブが割と大きいので、自分の身長より高く積みあがるし、豪快に崩れるのが楽しいみたいです。月齢が上がると、キューブを横に並べ、段差でビー玉や車を上手く転がして遊んでいました。というか、今その遊び方に10歳の長女と2歳の次男がハマっています(笑)
子どもがハマるポイントは?
大好きなアンパンマンのイラストがキューブいっぱいに描いてあるの、というのもハマるポイントのよう。キャラクターの名前を言いながら積んだり崩したりしていましたね。
大人も思わず夢中になっちゃう!
『レゴ』
これも鉄板ですよね。今はいろいろな種類のレゴが出ていますが、12年も前のシンプルなレゴ。とはいえ、少しだけ動物の形をしたものも入ってたりして、それも長く遊べたポイントかな。
遊んでいた時期、ハマっていた期間は?
長男が3歳の誕生日に買いました。すでに保育園で遊んでいたので、遊び方もお手のもの。そのとき1歳だった長女もときおりレゴをかじったりしながら一緒に遊んでいました。2人とも、いまだに遊びます! 2歳の次男も便乗して遊ぶので、3人一緒に遊んでくれる最高のおもちゃかも。
どんな感じで遊んでいた?
小さな動物や、家型、人型のレゴも混じっているので、動物園を作ったり、住宅街を作ったり。親も一緒に遊んでいるうちに、けっこう真剣に作り始めちゃったり(笑)
子どもがハマるポイントは?
親も一緒に楽しく遊べるところだと思いますね。もちろん子どもだけでも楽しく遊んでくれますが、「ときどきママやパパもハマっちゃう」のが、子どもも嬉しいのかも。
『公文のたんぐらむ』
三角のピースを組み合わせて、さまざまな形が作れる、図形パズルおもちゃ。
遊んでいた時期、ハマっていた期間は?
長女が4歳のときに購入。そのとき娘はあまりハマらず、小学校に上がって少し図形を習うようになった長男がハマりました(笑)長女は小学校2年生くらいから、そして長男長女ともいまだにハマっている! 2歳の次男は少し興味を示し始めている感じです。
どんな感じで遊んでいた?
すべて同じ三角の形のピースが8ピースあり、それで図形を作るのですが、最初は1ピースから、どんどんピースが増えてレベルアップしていく。簡単そうですが、実はとても難しいので、月齢が上がるとちょっとした勉強感覚で楽しんでいるようです。
子どもがハマるポイントは?
単純な三角のピースから、家だったり動物だったり乗りものだったり、いろいろな図形ができるのがすごく面白いようです。もちろん大人も面白いし、難しいので脳トレにもなる!(笑)
番外編~「優秀だけど、なぜこれにハマった?」おもちゃ
『ディズニーランドで買ったキラキラライト』
長男が1歳でTDLデビューしたとき、なぜかこれをつかんだので買ったおもちゃ。ボタンを押すと、ただ中でカラフルなライトがチカチカ光って回るだけなのに、しょっちゅう遊んでました。2年ほどで飽きた後、今度は長女が受け継いだ(笑)保育園から帰ると、これを握ってましたね。同じく2年ほどで飽きて、なぜか捨てずに取っておいたら、今は2歳の次男が。気づけば、てっぺんについていたミッキーの人形がもげていました(笑)
『カタツムリの形をした変な動きをするおもちゃ』
長男が0歳のときにおさがりでもらったおもちゃ。紐をもって歩くと、上の部分がクルクル回転するという、コミカルな動きが面白かったようです。長男は1年ほどハマり、長女も0歳のときに一番お気に入りのおもちゃでしたね。2歳になると、一個一個の玉に「アンパンマン貼って」と言うので、ええ、貼りましたとも(笑)娘はいろんな遊び方をして、けっこう長いことハマりましたね。何となく捨てられず取っておいたら、今見事に2歳次男が遊んでくれています(笑)
保育園にヒントがある!?
おもちゃ屋さんに行ったりネットで見たりすると、いったいどれを買ったらいいのかわからないほどいろいろなおもちゃが出ていますよね。買っても、1日だけ遊んであとは見向きもしない、なんて悲しい経験をしたママも少なくないと思います。
今回たくさんおもちゃを紹介してきましたが、実は、いくつかのおもちゃは長男・長女・次男が通う保育園にも置いてありました。すべての子どもがハマるというおもちゃはなかなかないですが、「いろんな子が割と遊んでくれるおもちゃ」って、意外と保育園にヒントがあるかもしれません。ぜひお子さんが通っている保育園の部屋をチラッと覗いてみてください。
自分が子どもの頃大好きだった、あるいは遊んでいて楽しくて仕方なかったおもちゃを思い出してみるのもいいかもしれませんね。そういうおもちゃって、ママも懐かしくて一緒に遊べて、子どもも一層喜ぶのでは。
とはいっても、やっぱりおもちゃ選びってけっこう難しいですよね。今回の記事を参考にしていただきながら、そして子どもの喜ぶ顔を想像しながら選んでいただけたら幸いです。
田崎美穂子
mamaライター