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2017.07.13

【忙しくてかまってあげられない!】子供への対応どうすればいい?


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子育てに家事に仕事に奮闘する毎日。子育てといっても、ゆっくり向き合って子どもの相手をしている暇なんてないのが現実ですよね。とにかくご飯を作って食べさせる、お風呂に入れる、寝かせる。それだけで終わってしまいます。

毎日ちゃんと子どもとの時間を作ってゆっくり遊んであげています! なんてワーママは、むしろ珍しいのでは。しかーし! 子どもは「かまってほしい」生き物、しかも時間がないときほど(笑)ママたちはそんなときどうしているのでしょうか?

日替わり隠し玉おもちゃで対応

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今はもう中学生の息子たちが、4歳と2歳だった頃。2人で遊んでほしいのに、2人して私に「かまってかまって攻撃」をしかけてきました。テレビやDVDをつけてもすぐに飽きて台所に侵入してくるか、私の足元でケンカを始めるか…毎日私がキレ、子どもたちが号泣という最悪なスパイラルにハマっていました。

・どう対応しましたか?
テレビもDVDもダメなら、いっそ新しいおもちゃを出してやれ! と思ったんです。2人とも戦隊ものが大好きだったので、そのグッズでそんなに高くないものをいくつかこっそり購入。しかもひとつだとケンカになるので2つずつ。それを物置に隠しておき、帰宅後「かまって攻撃」が始まりそうになったら、「今日はこれだよー」と日替わりでサッと出す(笑)

・子どもの反応や様子は?
作戦通り(?)夢中になって遊んでくれましたね。2つあるからケンカにもならない。ちょっと痛い出費でしたが、テレビ漬けになることもなく、兄弟でそれなりに工夫しながら戦いごっこをして遊んでくれていましたよ。保育園でも戦いごっこばかりしてしまうか心配でしたが、家で満足していたのか、大丈夫だったようです。我ながらなかなかいい作戦だったと思っています。
〔Kさん、子ども15歳、13歳〕

子どもたちは日替わりでおもちゃが楽しめるし、ママは「またテレビばっかりになっちゃった…」と罪悪感を持たなくていい。隠し玉おもちゃ、かなり使える作戦かもしれません。しかし、2つずつ買ったのはすごい!

超短時間でも親子で濃厚な時間を過ごす

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2歳の息子は料理中だろうとお風呂洗い中だろうと、私を追っかけまわし「これで遊んで」「本読んで」。「ちょっと待っててね」が続くと、おもちゃを投げたり、私を叩いたりしてキレ出します…まさに魔の2歳児との闘いの毎日!

・どう対応しましたか?
帰宅後、家事を始める前に短時間だけみっちり相手をすることにしました。とはいえ、一緒に遊び始めたらエンドレスに要求されそうなので、子ども用の大きなタイマーを買い、「これが鳴るまではママと思いっきり遊べる時間」にしました。ほんの15~20分程度ですが、みっちり遊んだあとは1人でテレビを観たり、おもちゃで遊んだりしてくれました。

・子どもの反応や様子は?
2歳児に「時間」の概念が分かるかなーと思ったし、案の定最初の数日は、タイマーが鳴っても「もっともっと!!」攻撃でしたが、2週間くらいすると自分でタイマーを動かし「これがピピって言うまでねー」と言うまでに成長(笑)短い時間ですが、その間はママを独占して好きだけ本を読んでもらえる、向き合ってガッツリ遊べるということが分かってきたんだと思います。〔Oさん、子ども2歳〕

帰宅後から寝るまでずーっとくっつかれたりせっつかれたりしてイライラしてしまうより、腹をくくって(!)短時間でもいいから親子で濃密な時間を過ごす。確かにこれは子どもの満足度も高そう。「超かまって」3歳児がいる我が家も、さっそくタイマーを買おうと思います(笑)。

ウィークデーはテレビやiPad任せ、週末は思いっきりかまう!

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平日は朝も早く、保育園のお迎えも7時半、寝るまでほとんど子どもにかまっていません。というか、かまう時間がぜんぜんないです…帰宅後子どもたちはすぐにテレビ、ご飯が終わったらお風呂までiPadかゲームという毎日です。

・どう対応しましたか?
9時半には寝るので、ご飯やお風呂の時間を除けばテレビもゲームも1時間程度。ウィークデーの子どもの過ごし方はこれでいいや、と諦めています(苦笑)
その代わり、土日のどちらかは必ず出かけて、子どもと思いっきり一緒に遊ぶようにしています。少し遠い広い公園に行ったり、夏は海や山、ときに映画を観に行ったり。主人も私も土日は必ず休みで、仕事を持ち帰ることもないからこそできていますね。

・子どもの反応や様子は?
子どもが、というより、「本当はかまってあげたいのにかまってあげられない」という私の気持ちが大きいかもしれません。でも、毎週末出かけて一緒に過ごすからこそ、子どもたちも充実感や満足感が得られ、「かまってかまって!」が出ないのかも、と勝手に信じています。とはいえ、そもそもテレビもiPadも大好きだから「かまってかまって」が出ないのか!?(苦笑)〔Uさん、子ども6歳、4歳〕

相手ができないときは、TVやiPadをうまく活用するという方法は多くのママがしていることではないでしょうか。平日と休日にメリハリをつければ、子供たちだけではなく親も休日が楽しみになりそうですね。

かまえないなら、ママがすることを一緒にしてもらおう!

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娘が3歳の頃、とにかく私と一緒のことをやりたがりました。お料理、下の子の世話…でも、ゆっくり時間は取れない。そこで、どうせならと、家事を一緒にやってもらうことにしたんです。

・どう対応しましたか?
料理や洗濯物畳みや下の子のおむつ替え(おしっこに限る)を「ごっこ」に見立てて、料理はガッツリ一緒に(両手を添えて一緒に野菜を切ったり)、他のことはちょいちょい指示を出したり、手伝いながらやらせました。時間が2倍以上かかったり、かえってぐちゃぐちゃになってイライラもしますが、そこは諦めが肝心です(笑)

・子どもの反応や様子は?
最初は「あれもやる! これもやる! 全部やる!」という感じで大騒ぎでしたが、徐々に「○ちゃんのお当番は、オムツをビニールに入れてゴミ箱に捨てること」「タオルだけきれいに畳もうね」など、1人でできた感を満足させるような指示を出してみました。そのうち、ちょっとやるだけでも満足してくれ、その後1人で遊んでくれることも多くなりました。
〔Yさん、子ども10歳、7歳〕

女の子は、「かまって!」というより、「ママと同じことをしたい」という気持ちの方が強いのかもしれません。その気持ちを上手に汲んであげて、言葉は悪いですが上手に利用させてもらうのもいいかもしれません。ママには諦めと忍耐が必要かもしれませんが…
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いかがでしたか。「あ、これマネしてみよう!」と思える「かまって回避作戦」はあったでしょうか。モノやご褒美に頼るもよし、時短じっくり付き合う作戦もよし。その時の状況やママの気持ちの余裕などで成功することもあれば失敗に終わることもあると思います。
「かまって時期」は子どもが必ず通る道、でも、必ず終わりが来る道でもあります。この記事が、ママが「かまってあげられない罪悪感」を持つことなく、親子でうまく乗り切れる参考になれば幸いです。

田崎美穂子

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