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2017.08.24

子供と遊びながら足裏を鍛える!【フットパズル】ってなに?


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先日、何気なくネットサーフィンをしていて、子供の健康に良さそうなものをみつけました。遊びながら足の指や足裏の筋肉をトレーニングできる「foot puzzle (フットパズル)」です。

足の指でグーチョキパーができると良いと聞いたことありますよね。運動神経がよくなる?頭がよくなる?科学的根拠はわかりませんが、足の指を鍛えると何かいいことありそうと漠然と思っていた私・・・。という事で試してみました。

そもそも足の指を鍛えると何がいいの?

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最近の子供たちは足の指や足裏の筋肉をうまく使えていないといいます。確かに、足の指の筋力は、地面を蹴り出して歩くときや、踏ん張ったりするときに使うので、うまく使えないとバランスがとれずに転んだり、つまづきやすくなったりしそうですよね。
我が家の息子(4歳)もよく転ぶので、もしかして筋肉をうまく使えていないのかな?と不安に思うこともありました。

また、娘が去年まで通っていた保育園では、保育園に着くとすぐ靴下を脱いで裸足になっていました。その理由を保育園の先生に聞いてみると「裸足で歩くことで足裏がしっかりと地面につくため、足指や足裏の筋肉を鍛えることができる」と言っていました。
やはり足の指を鍛えることは重要なんですね。

これから紹介する「フットパズル」の監修者でもあり足のスペシャリストの東京女子医科大学 整形外科 客員教授、日本足の外科学会理事の野口昌彦医師によると

「足を鍛えることで、浮き指の改善、足の横アーチ・縦アーチのトレーニング、外反母趾の予防・改善、足の血液循環を良くし浮腫み(むくみ)をとるなどの効果が考えられます。フットパズルを上手につかめない子どもは足指が地面につかない「浮き指」の可能性もあります。最初はパズルのピースを掴むことが難しい人も続けることで足指・足裏の筋肉が上手に使えるようになります」

とのこと、なんだかとても期待しちゃいますね!そして、子供だけでなく大人にも良さそうな予感がします!

フットパズルってどんなもの?

「フットパズル」その名の通り、足でやるパズルです。柔らかい素材でできているピースを足の指で挟み、移動し指定の場所に置いてパズル完成していくだけのもの。ピースを指で掴む部分は足指・足裏筋肉の運動効果を発揮できるよう設計されており、3才~80才と年齢に関係なく足指で掴むことが出来る形状になっているそう。

また、この商品、横浜市経済局の支援を通して児童施設や高齢者施設において実験を行い製品化したものだそう。実験後に製品化と聞くと試行錯誤の上にできあがった製品ということで効果が期待できそうですね。

種類はパズルタイプ(ピンクとグリーン)と数字タイプの2種類です。

パズルタイプ(ピンク)
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パズルタイプ(グリーン)
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数字タイプ
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実際に子供たちとやってみました!

子供達もフットパズルが自宅に届くと「何これ〜」「どうやって使うの〜」と興味津々。
我が家には娘と息子がいるので娘にはピンクを息子にはグリーンを渡して、早速やってみました。

やり方は足の指をグーにして掴んで、パーで離す。これだけです。ちなみに、足の指を閉じる運動は足のアーチを鍛えるのにいいそうです。
説明

まずは6歳女児が挑戦。グーで掴んで

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パーで離す

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今回は子供たちの遊び心をさらに煽るため、パズルが完成するまでの時間を計ることに。娘のかかった時間は50秒でした。

次は4歳男児。グーで掴んで

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パーで離す
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かかった時間は1分20秒でした。4歳だとまだなかなか上手にできず、もどかしくなって手でやろうとする場面も見られました。

次は数字に挑戦、左側にあるピースを右にある同じ数字の場所に移動します。
6歳女児。グーで掴んでパーで離す。かかった時間は1分10秒でした。

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次は4歳男児。ピースの場所をやりやすいよう足元に移動してやってみました。
グーで掴んで、パーで離す。

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何回かピースが下に落ちてしまうこともありましたが、なんとか最後まで完成!かかった時間は1分33秒でした。

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最初は床に座ってやっていたのですが、ついつい夢中になり立ちあがってしまいますので、椅子に座ってやるのがオススメです。

2018年にはスピード競技大会も開催される?!

できた後は、得意げに「ほら、出来たよ」と喜んでいた2人。
足の指を鍛えるのに足指体操をやらせるのはハードルが高いですが、「パズルやろう」といって、毎日このフットパズルで遊ぶことならできそうですね。実際に翌日も「またパズルやりたい」といって、自ら広げていました。
また、朝の支度や夜ご飯の準備の時に「パズルやってて」と遊んでもらっている間にママたちの支度も進みそうですね。

そして、このフットパズル、運営会社のコレッド主催で2018年2月10日の「フットケアの日」に、フットパズルを用いたスピード競争大会を検討中との事。子供たちと挑戦してみるのもいいかもしれませんね!

参考サイト/Qoled

隈 有子

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