2017.09.16
共働き家庭を応援する【家事代行NPO】が青森市に!ママも助かるその内容とは?
産前産後や共働き家庭の家事代行サービスNPO
イベントシーズンの秋。運動会や発表会、遠足など、学校や保育園では様々な行事が行われます。子供の数が多いと、ほぼ毎週のように何か入っていて、アッチとコッチがバッティングしてる…なんてことも起こりがち。仕事もあるし、家事もあるし、行事もあるしで、なんだか慌ただしいシーズンですよね。まさに猫の手も借りたいほど!
さて、9月13日、東奥日報より「青森市のNPOが子育て家庭の家事代行」という記事が報じられました。
この記事によると、青森市のNPO法人「子育てオーダーメイド・サポートこもも」は、料理や掃除など家事の代行サービスの有償ボランティアを行っているそう。家事をしてくれるのは、専門の研修を受けたヘルパーさんたち。
サービスの開始は2010年からで、産前産後の家庭が対象でした。このNPOを立ち上げたのは、子育てを経験した女性たちで、「産前産後の体調が優れない時期にこそ支援が必要」という思いの元、事業を展開させています。昨年からは青森市だけでなく、弘前、八戸にも拡大したとの事で、世のお母さんたちからとても求められているサービスであることがわかります。
実際、NPO代表は「利用家庭は増えてきており、必要とされるサポートだと感じている。ヘルパーは常に募集中。他の団体でもできるところがあれば、ノウハウを伝えたい」と話しているそう。
さて、この家事代行サービスですが、利用料は下記の通り。
<利用料>
■ベビカムコース
対 象:産前~産後(産後1年まで)
利用料:平日 1200円/時間
土日祝1500円/時間
※利用は2時間から
■プラスコース
対 象:子供が1歳以上のご家庭
共働き家庭
シングルのお母さん・お父さん
利用料:1500円/時間
※利用は2時間から
いずれも事前にプランニング(3,000円)を受けることが必要です。
■NPO法人「子育てオーダーメイド・サポートこもも」公式サイト
問い合わせ先:aomoricomomo@gmail.com
「お母さんが心の余裕を持つことで、家庭や親子関係がうまくいくこともある。つらい時には頼ってほしい」という代表の言葉通り、ホームページには、「おかあさん、ゆっくり休むのも仕事です」というキャッチコピーが家事サポートのページにかかげられています。
家事サポートでは、料理、掃除、洗濯、沐浴介助、上のお子さんの対応のほか、なんとおかずの作り置きもしてくれるそう。2~3時間のサポートで2~3日分の作り置きができるとのことで、産後の時期は大助かりですね。
マタニティカフェでママ友作りも!?
また、このNPOでは、同じ年齢くらいの子供をもつママ同士が交流できるマタニティ・カフェ(妊婦~産後10ヶ月まで利用可能)も開催しています。小さな赤ちゃんがいると、外出もままならなかったりして、ママ友を作る機会も持ちづらいもの。だいぶ前ですが「公園デビュー」なんて言葉が流行しましたが、ドキドキしながらも公園に出かけ、誰かと友達になりたい! って思うほど、孤独だってことですよね。
特に、初めての出産のあとは、孤独な中で慣れない育児に奮闘しなければならないのは、なかなかつらいもの。そういう時期に、家事を手伝ってもらえたり、コミュニケーションをとりたりするのは、とてもありがたいとしか言いようがありません。
私が住んでいる自治体では、産後にベビーシッターを割引価格で利用できるサービスがありました。子供が保育園に預かってもらえない時期に仕事が立て込んだときなどによく利用していましたが、家事サービスもあったら、とても便利だったなと思います。とても疲れている時などに、子供と一緒に寝ている間に家事が済んでいたらハッピーですよね。
同じような仕組みはないのかな? と探してみたところいくつかありました。
■一般社団法人ドゥーラ協会
産前産後の母親に寄り添い、子育てが軌道に乗るまでの期間、日常生活(くらし)を支える専門家のドゥーラが家事や育児のサポートをしてくれます。
■特定非営利活動法人 さいママ
助産師などの専門家や家事支援をしてくれる人が、産前・産後ケア・育児ママの支援を行う団体。
食事づくりを中心とした家事援助を行う団体。子育て経験があり、産前産後の研修を受けたスタッフが産後ママなどの自宅を訪問して支援します。
探すとまだまだありそうでしたよ! こういったサービスを賢く利用して、笑顔がなくならないようにしたいですね。