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2018.07.03

学童なしの夏休み!子供を安全に楽しく過ごさせる3つのプラン


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いよいよ夏休みまでのカウントダウン始まりましたね。共働きの親にとって、学童がおわる小3から小4の初夏休みは、なかなかの難題です。

今回は学童なしで初めて過ごす夏休み3つの〝おすすめプラン〟と〝先輩ママの体験談〟を紹介します。

【夏休みプラン1】費用はかかるが安心な民間学童

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一番ラクなのは民間の学童でしょう。自治体の学童と違って、年齢制限がない場合がほとんどですので、小学4年生でも5年生でも通えます。お昼ご飯も出してくれたり、様々なプログラムを用意しているところもあって、子どもも楽しめるようです。

うちは夏休み中だけ、家までの送迎つきの民間学童に預けました。小5ですが、高学年向けのカリキュラムもあって、英語の授業や自由研究をやる時間、学校とは別のドリルで勉強、数日に1回は先生引率で水族館や森林公園で飯ごう炊飯体験といったイベントもあり、子供はすごく楽しんでいましたね。写真買わされたり(笑)オプション料金もあって、なんだかんだで6万以上かかりましたが(Nさん/子ども小5)

ただし、こうした民間学童は夏休み期間のみの募集人数に制限がありますから、大急ぎで情報収集し申し込みする必要がありますね。かなり費用がかかるということもお忘れなく。

【夏休みプラン2】塾へ行かせれば親子で安心

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小学校4年生にもなれば、受験組はいっせいに塾に通い始めます。受験を考えていなくても、特に中堅~大手の塾は子どもを勉強させる以外にも安全面・セキュリティに非常に気を配っているので、学童なしの初夏休みの預け先としては助かります。

仲良くしている子が受験組で同じ塾なら行きたい、と言うので夏期講習に入れました。私が出た後、塾へ行く9時半まではゲーム三昧だったようですが、その後は作ったお弁当を持ち、午前中はグループの講習、友だち(塾で新しく出来た友だちもいて、お昼ご飯が楽しいと言ってました)とラウンジでお弁当、午後は自習室で1~2時間程度、塾の宿題や学校の宿題をやって帰宅。塾を出るときに登録した親の携帯に連絡が自動でくるので、これもけっこう安心でしたね。それでGPSで寄り道してないかもわかりましたよ。受験用ではない夏期講習は「おかげですごく勉強ができるようになった」とかはないです、そこに期待しすぎないで「家だとどうせゲームばっかりになるから、やるだけマシ」のつもりでいるとイライラしません(笑)(Kさん/小4)

勉強ばっかりで可哀想・・・と思う部分もあるのですが、受験組はもっと厳しいスケジュールですし、そこで出来た友だちと一緒にお弁当を食べたり、案外と嫌がらずに通うことが多いようです。

【夏休みプラン3】いくつかの習い事で毎日の予定を埋める

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学校のプール、公文や学研の夏だけの特別学習コース、自治体などが開催している工作教室や実験教室などを組み合わせていきます。リサーチ・申し込み・スケジューリングが大変ですが、長い夏休みに変化をつけつつ、様々な体験をさせるという意味から、ちょっとママパパが頑張ることで有意義な夏休みを過ごさせることもできるでしょう。

夏休みのカレンダーをGoogleで専用に用意し、

・学校のプール(前半・後半と時期によって変わる)
・子どもが行きたがった理科実験教室(2日間午後3時間×3コース)
・塾の短期夏期講習(午前中2時間×5日間の前半と後半両方)
・サマーキャンプ(通っているスポーツ教室の三泊四日プラン)

と予定を埋めていきました。あとは1日単位ですが

・「夏の手芸体験」(近所の手芸教室が子ども向けに2日間でエプロンを作れる教室を開催→それを自由研究にした)
・パソコン教室の「名刺を作ろう(参加費500円)」
・図書館の「調べ学習のやり方(無料)」

など、とにかくチラシや自治体のイベント情報を探しまくって、予定を埋めました。結局、まるまる1日どこにも行かない日はなかったと思います。また相手から誘ってもらえた場合のみ、お友達の家に行かせることもありました。この場合は必ず手土産を持たせて、私も帰宅後に相手のおうちにお礼の電話をいれましたが、ただ、続けて行くことがないように気を配りましたね。

お盆が一番の難関ですが(うちはお盆も夫婦共に仕事なので)、娘を夫が実家まで連れて行き一泊だけして帰宅、娘は4日間ほどお世話になりました。祖父母は既に高齢ですが、すぐ近くにいる義妹夫婦が遊びに連れていってくれて助かります。お互い様にしておきたいので、お正月明けの最初の連休に義妹家族を東京によんで、この連休は東京見物やらでサービスしまくります。疲れるけど、身内でも知り合いでも「子供を見てもらったら、別の機会でお返しする」ことが継続的にうまくやるコツかなぁと思います(Mさん/小4)

けっこう探せば近所でもちょっとした子ども向けのイベントや体験教室はありますね。図書館や児童館も上手に利用しましょう。

ただ、こうしたことも「本人の意思」を確認するのは大事です。まずは「これはどう?」と聞いてみることですね。そろそろ自我が強くなってくる頃ですし、無理矢理押しつけると「行ったフリ」をするなんていう、悪い結果を招きかねません。

体験談にもあるように、お友達の家に行くとか帰省で親戚のお世話になるという場合は、できる限りお金やお土産だけでなく「こちらもお世話をする」同じ形でのお返しをするのが、一番うまくいくようです。

「留守番の約束」を親子でよく話し合うこと

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さて、こうした学童なしで長期の留守番をする初めての夏は、最初に親子でしっかりと約束事を決めましょう。出かける予定があるにせよ、数時間は家に在宅するはずですから、例えば・・・

●玄関のピンポンには出なくてよい
●家の電話には出なくてよい
●友だちを家に勝手に呼ばない
●友達の家に勝手に行かない

学童がなくなる・あるいは行きたくないと言い出すのは小学校3年から4年生くらいでしょうから、この年齢になればある程度、任すところは任せられるはずです。でも、それでいながら幼い部分もあり、特に安全面を考えると約束を明確にして、それを守らせるのは大切です。

夏休みにどう過ごさせるかを今のうちから決めておき、例えばバスで何かの教室に通うのなら、土日でもいいので何度か練習させてみる、専用の送迎バスがあるスポーツ教室などを探しておく、という前準備が大切ですね。

それから友だちを呼ぶ・友だちの家に行くは、常に夏休みは長時間になりがちなだけにトラブルになりやすいので注意が必要です。個人的には小5でも、親がいない我が家に友だちを呼ぶのは不安があり、我が家は禁止にしていました。遊びに行くのはありがたいのですが、相手のお宅に大人がいるかの確認、そして連続してお邪魔しないよう、大人の事情とも言えますが、そこは気をつけた方がいいようです。

楽しい夏休みにしましょう!

夏休みは子どもにとってはあっという間でしょうが、共働きの親にとっては長い。正直(早く、学校はじまって・・・)と思ったりするわけですが。

とはいえ、子どもにはとても楽しみな長期休暇です。最初の準備が大変でしょうが、なるべく子どもにとっても「新しい、ちょっと大きくなった子だけが経験できる夏休み」にしてあげましょうよ! 「ひとりで残してかわいそうかも」とネガティブに捉えるのではなく、「ひとりで歩き始めるいい機会がきた」と思いたいですね。

大橋 礼

大橋 礼

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。


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