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2019.03.27

入園・入学・進級「新しい環境に飛び込む」子供のために親が注意すべきこと3つ



子供の成長は早いもの。大泣きしているわが子を振り払い、保育園から走って駅へ向かった日々も、真っ最中は「長い1日」。でも卒園してしまうと「長かったような、短かったような?」と不思議な感覚を覚えたりします。

さて、4月。これからお子さんを保育園に入園させる方、小学校入学、さらには進級・クラス替えといったように、お子さんの環境がガラリと変わるシーズンです。

今回の記事では
・環境が変わる時、親子で心がけたいこと
・子どもから話を聞き出す方法
・前向きに子どもを導いていく
こんな話をしています。

新しい世界に飛び込む時に親子で心がけたいこと

「そろりそろり」
そうです、いきなりスパートかけると親子で息切れしちゃいますからね。そろり〜そろり〜、で、いきましょう。保育園入園や小学校入学は劇的な変化です。が、例えばクラス替えや、保育園で年長さんになる、なんてことも、やはり子どもにとっては「前と違う」新しい世界へ飛び込むことに変わりはありません。

親としては、すぐにお友達ができるかしら(自分も含めて!)、先生との相性はどうかしら、とアレコレ小さな不安を持つのも当然。そして「さぁスタートだわ!頑張ろう!」とついつい力みがちなのもよくわかります。

そうですね、目の前に広がる大きな川。ゆるやかな流れに見えるかもしれませんが、つま先をひたしたら冷たさに驚くかもしれません。足をつければ、砂利がゴロゴロしているかもしれないし、初めて見る魚が寄ってくるかもしれません。

その川にいきなり飛び込んではいけません。だいたい深さもわからないのに飛び込んだらケガします(笑)例が極端ですが、つまりは子供にとっては「目の前に見えるけど、それがどんな状況だか、まだ全くわからない」のが新しい環境です。

ですから、そろり、そろり、です。そっと足をつけて、それからゆっくりなじんでいきましょう。親が焦ると子どもに焦りが伝わります。焦ってもいいことなんて、ありませんから。「早く新しいクラスになじまないと!」と子供を急かさないようにしたいですね。

根掘り葉掘り「問い詰める」のではなく「おしゃべり」を楽しもう


気持ちはよーくわかります。私もついつい、子どもには「どう、 新しいクラス? 席はどこ? 誰のとなり? どんな子いた?」なんて、矢継ぎ早な質問していました。

保育園入園で1歳前後でしたら母親目線のみですが、少し大きくなれば、前後がハッキリしない、要するによくわからない話をしだします。そうなると、親の方でも「え? なに? えーと、それで○ちゃんと一緒で、どうなったの?」「どういうこと? ちゃんと最初から話して」などと、あっちこっちへ飛ぶ話をまとめようと必死に問いただしてしまいます。

そこ、ちょっと待って!

子供と話すのは大切な時間です。でも「問い詰める」と「問いただす」そして「問いかける」ではニュアンスが違います。えてして母親というのは、気付けば「問い詰める」口調になりやすいものです。

子どもを問い詰めるのではなく、問いかける。できれば「おしゃべり」を楽しみたいですね。

例えば週末でも構わないし、保育園や学童お迎えの帰り道でもいいし、「なんか楽しいことあった〜? ママはねー、今日は会社でコケたんだよ!痛い1日でした〜」と、自分のことから話してみると、子どもも「あのね、私はね」と話だしやすいかもしれません。

子どもの話を聞きたい時は、おしゃべりの基本「まず自分から話し出す」ことで、自然と「私はね、僕ね」と誘導するのが良いようです。5歳くらいから小学校低学年なら、質問形式でも「じゃ、質問です!今日、一番楽しかったことをひとつ教えて下さい!」「ママから答えるよ〜」なんて感じでも、話しやすいようですよ。色々な方法がありますけど、ダメもとでアレコレ試してみて下さいね。

ネガティブに捉えない!子どもの気持ちを前向きに導こう


新しい世界に足を踏み入れた子どもたち、親の心配をよそにけっこうすぐに友達を作ったり、これまでと違うペースの生活にも慣れていきます。

それでも、時にはいつもと違う表情を見せたり、戸惑ったり、もっと小さいお子さんだと急に夜泣きをしたり、ママにべったりとくっついて離れなくなったりすることもあるでしょう。

そこでママパパとしては「何かあったのではないか」と、これまでと「何かが違うとしたら、新しくはじまった場所に問題があるのでは」と考えます。すると親の方も、眉間にしわを寄せ、腕を組んで身構えて考えてしまいがちです。

子どもは子どもの社会で、いろいろなことを日々体験し、学んできます。よいことばかりではないわけで、叩かれたとか、ケンカしたとか、○ちゃんがどうしたこうした、といったことから、この洋服はイヤだとか、靴下はきたくないとか、ワケのわからない不機嫌さや、かたくなな態度を見せることもあります。

その原因を子どもの途切れがちな話や雰囲気から読み取ることも大切ですが、起きてしまったことに対して「それをどう捉えるか」を親としてはぜひ、考えたいことです。よく言われるように、「出来事」自体に幸不幸がないのだとしたら、それを幸せと思うか、不運なことだと思うかは、結局は自分です。

もちろん、小学校などでクラス替えをした途端にイジメが起きたといったようなトラブルなら別ですが、しょっちゅうある、子どもの気分の上下変化は、親はおおらかに受け止めていきたいですね。

おおらかに受け止めて「そりゃ、イヤだったわね」と共感しつつ、「ま、考えようによってはさ」とマイナスの出来事をプラスの方向で考えられないか、ちょっとしたヒントや考え方の方向を示してあげられたらいいかな、と思います。

今の20代はよく「打たれ弱い」と評されます。もちろん、人それぞれですが、ちょっと上司に注意されると、それだけで急激にダウンしてしまったり、あるいは投げやりになってしまったり・・・。

「これから社会に出ていく時にあるだろう、自分が嫌になる瞬間」あるいは、自分は正しいけれど「納得いかないけど、納得せざるを得ない場面」を乗り切る「心のもちよう」がうまくできないような印象を受けます。働くお母さん・お父さんたちも職場で20代前半の部下とどう接していいか、困惑する場面ってありませんか?

持って生まれた資質というのはあるでしょう。落ち込みやすい人もいるし、そもそも、そう簡単に「前向きにね!ポジティブシンキングで!」なんて、誰だって毎日実践できるわけでもありません。

「ちぇっ」と思っているお子さんが、「ま。いっか」と思うような思考回路、自分のストレスの逃げ道があるということを、親が率先して、見せてあげるといいのかな、と、最近特に感じます。

それは例えば3歳くらいの時からできることのひとつです。泣いて怒ってるわが子を抱きしめながら「うんうん、わかるよ〜」とまずギュッとしてあげて、少し落ち着いたら「でもさ、○ちゃん、頑張ったね、頑張った分、またちょっとおにいさんになっちゃった!いいこともあるね〜」と話してみる。もちろん、その1回で子どもがポジティブ思考になるわけではありません。

でも、繰り返しの経験が、挫折に強い子どもを育てる、悪いことが起きても「でも、他にいいことだってある」と考えられる回路を持てれば、この先、ずっと子どもにとって大きな「見えない」財産になるのではないでしょうか。

私は少々、失敗しました。「なんでそう、すぐグズグズ言うかなぁ」とか「ふてくされてばかりいると、余計にみんなから意地悪されるよ!」と励ましではなく、目の前でブーたれてる態度に苛立ったりモヤモヤしたりで、いらぬ口出しをしてばかり。「なんでそう、前向きじゃないのかしらねぇ」そうつぶやくのではなく、「元気だしていこー!ママもよく落ち込むけどさ、ご飯食べるとパワーわいてくるんだよね」そんな風に話してあげればよかったな、と時々思います。

私の次男は小学校3年のクラス替えの時、お友達は多く、パッと見た感じではうまくなじんでいるようで、実は帰宅するとずっと不機嫌でふてくされてばかりいる時がありました。あの時、もう少し、私自身がネガティブではなく、おおらかに子どもに寄り添えたら、と今さらながら思います。

といった私の小さな体験が、あなたの子育てのヒントになればいいなと思っています。

大橋 礼

大橋 礼

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。


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