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2019.07.03

「学校のお便りを渡さない!」学校の情報をきちんと把握できる対処法とは?



小学生を持つ家庭によくある事態の一つとして、学校から配布されるお便りを親に渡さないことよくありますね。特に男の子はランドセルの奥底にグチャっとなったプリントがのちにでてきたり・・・、そもそも渡してこなかったり。お便りの中には、重要な内容もあるので、自分だけ知らずに困ったなんて話もちらほら。でも親としてはきちんとお便りを見せてほしいもの。そこで今回は、お便りを見せてくれないエピードやその対処法について紹介します。

自分を守るため?わが息子がお便りを見せてくれない理由


学校から配布されるお手紙には、保護者会の案内や学年通信といった、さまざまな種類があります。もちろん中にはネガティブなお便りも入っています。どうやら我が家の息子はプリントの内容を見て渡す渡さないを決めていたようです。

実際に息子が親にお便りを見せなかった内容は、

学校からの児童生徒への注意勧告のお便り

「最近の登下校で児童が迷惑をかけている」「授業が騒がしい」……などのネガティブな情報を学校側が提供する内容。特に小学生の男子は、女子よりも精神年齢が低く、しかも調子に乗りがち。先生によっては苦言を呈することもあります。そのため、親に見せると、親からもあれこれ聞かれてめんどくさいと思うのでしょうね。

成績に関連したお便り

学年が上がるにつれて成績に関連したお便りが多くなります。特に「小テスト」「模試」「順位」「偏差値」といった内容のお便りは、成績が良くない息子には苦痛の内容。親にばれると困るという思考回路が出来上がるようです。

このように子供にとって、親に知られたくないこともお便りに書かれてしまので、「自分を守る」意味でも親にお便りを渡さないという流れが確立。この種類のプリント(お知らせ)は高校生になっても見せないという流れは続きます。ほかにも、親が働いて忙しいから、お便りを読まないと勝手に子供が判断してしまい、お便りを見せないこともあります。それが積み重なり、親が次第に学校の情報に疎くなることも。
こうなれば、親としても対策を練らなければなりませんよね。次に私が実際におこなった対策を紹介します。

情報をきちんと把握するには?3つの対処法

対処1:保護者同士でLINEグループを作り共有

学校の親同士のLINEグループ。夜遅くまでどうでも良いトークが続いた……など、お付き合いがめんどくさいこともしばしばありますが、使用目的をあくまでも「情報共有」すれば、無駄を省いた有益な情報が手に入りやすくなります。男の子を持つクラスの親同士で、手紙をもらったら写メをし、LINEで情報を共有します。これによって、親たちも学校の情報に出遅れずにすみます。

対処2:家庭内のルールを決める、リスクヘッジも教える

学校のお便りを出さないことが何度もあった場合、ペナルティとして「お小遣いを減らす」などの家庭内のルールを決めるのも一つの手です。また、子供の年齢が高学年以上になったら、お便りを親に渡さないことによる今後のリスク(例:修学旅行費が払えなくなる=修学旅行に行けない、楽しみが減るなど)をきちんと説明をすることをおすすめします。

対処法3:子どもとのコミュニケーションを見直す

遅かれ早かれ子供が、進学や就職により子供が巣立つので、親子で一緒にいる時間もそう長くはありません。母親は仕事や家事で忙しくても、子供と一緒に夕飯を食べながら、近況を聞くなどして、親から子供にさりげなくアクションをかけることをおすすめします。もし、子供がお便りを出さなくなったと感じたら、親子のコミュニケーションを今一度、見直しましょう。

学校からのお便りは、重要度に関係なく、1ヶ月に数回は配付されるのは変わりありません。そして、お便りを渡す間隔が約半月になったと感じたら、子供や同級生の親に確認することをおすすめします。

小田るみ子

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