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2020.02.06

そろそろ子どもがほしいなと思っているママへ。赤ちゃんのために明日から準備できること



仕事も落ち着いてきて、そろそろ子どもがほしいな…と思っているワーママへ。妊娠に向けて、元気な赤ちゃんをうむためにお母さんのからだを少しずつ準備していきましょう。

忙しい日々の中で少しでも自分に気をかけてあげることが大切な妊活になったりします。
ぜひ日々無理のない範囲でできることから、はじめてみてくださいね。

生理の異常があったら婦人科に受診しておく!


生理が重たい、痛み止めが効かないほど生理痛がひどい、セックスのときにお腹が痛くなるなどの症状がある場合、ほっておいてはいけません。

もしかするとそれらの症状の裏には、妊娠に影響を与える「子宮内膜症」「子宮筋腫」「卵巣嚢腫」のような病気が潜んでいるかもしれないからです。

出産経験者でなりやすい「子宮腺筋症」という病気もあります。一度妊娠・出産の経験があっても、そのあと体が変化することもあり注意が必要です。

例えば子宮内膜症や卵巣嚢腫の場合、卵管や卵巣がくっついてしまってうまく排卵ができなくなり、なかなか妊娠できない原因になります。
子宮筋腫や腺筋症は子宮がぼこぼことしてしまうので、せっかく受精してもうまく着床ができない原因になります。

もともと生理について心配だな、これはどうなんだろう…と思っていたことがあれば、これを機に重い腰をあげてみましょう。

また子宮頸がん検診などに行った際に超音波検査で卵巣や子宮の状態をついでに見てもらうのも手です。

もしも病気が隠れていた場合、外科的な治療が必要か、それともしばらく様子をみるか、婦人科の先生と協力しながら妊活を進めていくことができます。

感染症の予防をする!

感染症の中には妊娠中にかかると、妊娠に悪い影響があるだけでなく、赤ちゃんに影響をもたらすものがあります。予防できるものは予防し、治療できるものは治療して赤ちゃんがくる準備をしておきましょう。

もちろん感染を防ぐことで、健康に過ごせるというお母さんのメリットもあります。

有名なのは風疹です。妊娠初期に風疹に感染すると、赤ちゃんも風疹ウイルスが感染してしまいます。難聴や心臓の病気、白内障・緑内障などの目の病気、精神・身体の発達の遅れなどが出てしまう頻度が高くなるのです。

風疹は妊娠週数が早ければ早いほど影響が大きいと言われています。妊娠4~6週では100%、7~12週では80%、13~16週では45~50%、17~20週では6%、20週以降では0%という研究の報告もあります。

予防するにはワクチン!妊娠する前に風疹に対する免疫をつけておきましょう。(風疹のワクチンは麻疹混合になったMRワクチンです。妊娠中の接種はできません。)

これまで風疹の予防接種を受けたことがない方はなるべく早めに受けるのがよいでしょう。今まで受けたことがある方でも接種からかなり時間があいている場合は、抗体価を調べてみましょう。ワクチン接種後は2ヶ月間の避妊が必要です。

このほか赤ちゃんに影響がある感染症はトキソプラズマ、サイトメガロウイルスなどが知られていますが、ワクチンでの感染予防はできません。

やっぱり大切なのは日々の手洗いうがい。基本的なことですが、なかなか確実に行えていないこともあるのでは?これを機にぜひ習慣化しましょう。

また子どもとの濃厚な接触は控えるなど工夫が必要です。

性感染症で赤ちゃんに影響する感染症には性器クラミジアや性器ヘルペス、梅毒、HIVなどがあります。このなかでも最も多いのはクラミジアです。

クラミジアは赤ちゃんが産道を通るときに感染すると結膜炎や咽頭炎、肺炎などを起こします。

性感染症のなかには症状があるものと、症状がない不顕性感染があります。もしかすると症状がなくても最近やウイルスに感染している可能性も!

これらの感染症にかかっていないか婦人科で検査をしておくと、赤ちゃんに優しいですね。

生活習慣を見直しましょう!

赤ちゃんがお腹のなかですくすく育つことも大切ですし、生まれた後も健康でいてくれることがお母さんの願いですよね。

そのためにはやっぱりお母さんが健康なからだでいることが大切です。
まず「やせ」は避けましょう。BMIが18.5以下の方を指します。やせていると、ホルモンのバランスが整わず排卵しにくくなり不妊の原因になります。

やせている方は少食の方が多いですが、赤ちゃんに必要な栄養素を十分に摂らないと、低出生体重児が生まれやすくなります。

低出生であると、子どもが将来糖尿病になったり、心筋梗塞になったりするリスクが高くなると言われています。

私たちが妊娠に気づくのは赤ちゃんがお腹の中で育ち始めてからですので、そのため妊娠を意識しているのであれば食事には気をつけていきたいところです。

特に気をつけて摂取しておきたいのは、赤ちゃんの神経系の成長に必要な葉酸やビタミンB群、骨や歯に必要なビタミンD、血液の原料になる鉄など。(ビタミンD レシピなど検索をするとたくさん出てきますよ!)

また太りすぎももちろん避けましょう。BMIが25以上の方を指します。妊娠中に妊娠高血圧症候群などの重大な合併症を併発するリスクが高くなります。

最悪の場合妊娠継続が難しくなることも!そろそろやせなくちゃなぁと思いながら、なかなか行動できなかった方!これを機にBMI20~22を目指していきましょう。

さらに妊活するうえで医師が勧めるのは「糖尿病のチェック」です。職域の検診などでは糖尿病の指標となるGluやHbA1Cの値を血液検査で調べている可能性が高いですが、もし項目がなければ自分で内科に受診してみましょう。

出産年齢があがり、糖尿病にかかっている人の割合も増えてきていますので要注意です。

糖尿病を抱えた状態で妊娠した場合、いろんなリスクが伴います。

例えばお母さんの体には「腎炎、冠動脈疾患、神経障害、妊娠高血圧症候群、早期産」など、赤ちゃんには「流産、奇形、巨大児、心筋症」など、そして生まれた後も「呼吸窮迫症候群(新生児に起こりやすい呼吸器不全)、低血糖、高ビリルビン血症」などです。

お母さんも赤ちゃんも、できれば健康に過ごすために!いつもより体重や食事、そして健康管理を意識してみましょう。

血流がよいからだに!

骨盤内への血流がよくないと、卵巣機能が低下してしまいます。血流の状態がいいほど妊娠率が上がるというデータも出ているのです。

女性は冷え性の人が多いですが、冷えというのは血管が収縮し、血流が滞っている状態。
細胞が必要な機能を果たすためには血液からの栄養・酸素の補給はとてもとても大切です。そのため骨盤への血流を促していきましょう。

例えば入浴は湯舟につかってしっかり全身を温める、しっかり股関節を動かす運動をする、骨盤が極端に締め付けられるような洋服を着ない、など工夫ができます。

タバコ・お酒はやめましょう!

タバコを吸っている方がもしいらっしゃれば、ぜひ今すぐ禁煙しましょう。たばこは赤ちゃんの神経発達障害や催奇形性を高めます。

またタバコを吸うと血管がきゅっと縮まって、血流を悪くします。赤ちゃんに栄養や酸素がいかなくなり、とっても苦しい状態に陥らせてしまうのです。

妊娠初期に禁煙することで、早産率も減少したり、禁煙の効果を得ることができます。
いつかやめよう、いつかやめようと思っていた方はぜひ今やめましょう。

お酒も実は奇形に明らかに影響を及ぼすことが分かっています。その他にはたばこと同様神経発達障害が出たり、心臓への影響もあります。

妊娠初期の妊娠が分かった時点ですぐに禁酒することで、禁酒の効果が期待できますが、少ない量でも影響を及ぼす可能性があるため、赤ちゃんを望んでいる場合はできればお酒も控えた方がいいですね。

明日からできることを目標持って実践しよう!

今まで明日から実践できる赤ちゃんを迎える準備をテーマにお伝えしてきました。明日から好きな入浴剤を入れてお風呂に使ってみようかな…栄養に気をつけて食事作ってみようかな…とできることからはじめていただけると嬉しいです。

【参考文献】
黒住紗織.佐田節子著 女性ホルモンの教科書 日経BP 2016
女と男のディクショナリー 日本産科婦人科学会編著

宮本さよ

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