2022.01.30
浮気をしない夫から分析!その理由からわかった「不倫させない方法」とは?
ゲスな話題と言われそうですが、やっぱり「不倫」「浮気」って結婚している女性にとって気になるキーワードですよね。うちの夫は大丈夫、って「ウチの子に限って」という子育NG語録と似た雰囲気すらあります。今回は「結局浮気をしなかった男性」の理由を探索!そこからわかった「浮気させない・できない方法」とは……
だから浮気・不倫をあきらめた「わかりやすい理由」
ズバリお金がありませんでした……(29歳/メーカー)
でしょうね。まずお財布に余裕がないとなかなか「浮気」できないもんです。
このままいっちゃうかも?と思った瞬間に、なぜか奥さんからメールがくる。しかも、普段は「何時に帰るの?」みたいな感じなのに、そういう時に限って「いつもご苦労様、残業かな?頑張ってね」なんてくるから。妻のカンなのかわからないけど、そこで全て萎えた(37歳/商社)
なんでしょうね、妻の側として言わせてもらうと、別に意図しているわけではないでしょう。気づいていないけど、何か直感が働いているのかも? 夫婦関係の強さというか、日常生活の深さみたいなものを感じます。
ありがちだけど、同窓会で再会してけっこうイイ感じなった相手がいました。何度か二人で会って、そんな気にもなったけど、LINEのメッセージがどんどん頻繁になってちょっと怖いというか、引いた。相手が独身だっただけにヤバいかなというのもあったかもしれない(31歳/金融)
そうそう。不倫するのは簡単だけど「後始末」を考えると大変。お互い割り切った関係、セフレなんて言葉もあるけど実際には肉体関係になればそうは簡単に断ち切れないもの。その怖さが一瞬でも見えると、既婚者男性の多くは諦めるようですね。
それはギリギリだったかもしれない「浮気されなかった」理由
正直、たまたまだと思う。会社の後輩で指導に当たった20代女性とはなんだかんだと二人で飲む機会も多かった。彼女がなんとなく気がありそうな感じもわかった。だけど、自分が飲みすぎちゃったり、話の流れでタクシーに乗せて帰したり。その「いっとき」が過ぎてしまうと、もはやただの後輩に。タイミングかな、と思ったりします(39歳/マーケティング)
確かにタイミングってあるでしょうね。夫は気楽に考えているかもしれないけど、これって妻側にもあるでしょう。「あれよあれよ」というのも変な言い方ですが、そういう風に「なってしまった」みたいな流れってあるように思えます。浮気も不倫も「雰囲気」って大きいのかも。
「浮気してもよかったんだけど」やめちゃった男の本音
奥さんの相手だけでも大変なのに、若かろうが美人だろうが、女子の相手は大変。ちょっとそんな気になった相手もいたけど、予定を合わせるとか、そんな些細な事がけっこう面倒になって。まぁあえて浮気する必要もないかと思ったのが本音(44歳/自営業)
仕事柄、女性との接点は多いんです。でもねぇ、週末とか家族とキャンプとか動物園行くとかね。それで奥さんも頑張って働いてますからね、帰宅したら家事手伝うわけですよ。しかも仕事も忙しい。女の子と数時間飲んだり食べたりして、気を遣って褒めまくって、プレゼントのひとつもあげて、それでホテル探して、なんて面倒すぎる。浮気するだけのパワー、ありません(38歳/薬剤師)
コレ、実際には多いみたいです。若い女子から言いよられたら嬉しいに決まってます。でも、浮気するには「段取り」がいる。別の男性ですが「独身時代は、落とす、という行為に楽しみがあったけど、そういう遣り取り自体に疲れちゃって」……なにしろ既婚男性、だいたい会社でも最も働き盛りで多忙な時期。疲れる事はしたくないって事でしょうか。
「浮気するつもりはない」という男性の理由
小心者なのかもしれないけど、浮気してバレて離婚とか考えるとできない。子どもの事がまず頭に浮かぶ。それは、すれ違って(うわ、キレイだなー)(こんな女性と寝てみたい)なんて妄想する事はあるけど。リアルにするかと言われると、それで妻とモメて子どもが悲しい思いをするのかと考えたら、浮気した結果に失うものが多すぎる気がして出来ない(33歳/公務員)
いい男性ですね、夫の鑑です。「子ども」の存在がストップをかける所はあるでしょうね。誠実と言えば簡単ですが、一応警告しておきます、このようなタイプの男性が万が一「浮気」に走ると家庭も本人も本当に破滅するので、逆に妻の方で上手にコントロールしないとダメかもしれません……。
もともと淡泊なのかぁと思った。地元育ちで卒業した学校に子どもは入学。PTAとして手伝っていたら、同級生と再会しました。実は中学時代に付き合っていた彼女。かなりアプローチされたけど、別に妻がどうのとかではなく、単純にそういう気になれなかった。(47歳/SE)
本当に単純に「淡泊なタイプ」っていう男性もいます。
ところでその逆はどうしようもないですね。「必ず浮気するタイプ」という男性もいるんですよ。「女好き」という男性。ギャンブル好きとか、そういうのと一緒なんでしょう。一種の趣味なわけです。このタイプは何を言っても遊ぶんです。しょうがないですね。別れるか、あきらめるか二択です。
浮気よりも「夫婦」が一番スリリングな関係かもしれない……
1.あまり余計なお金を持たせない
2.時々「優しくて甘いメール」をする
3.夫を忙しくさせる
どうやら、これが「浮気させない3つの魔法」ですね。魔法、というより、男性が「浮気しづらい」状況を作るという事です。
世の中には夫婦でお互いに「彼氏・彼女がいてもいい」みたいな関係もあるようですが、それはそれとして。浮気や不倫は許せないというが普通でしょう。
タイトルも著者も思い出せないのですが、昔読んだ小説で
「結婚するって、お互いに縛られること。それをこれからは楽しもうと思う」
といったセリフがあったんですよ。結婚したら、浮気しちゃいけないんです。不倫はダメなんです。ルールというのは、破る瞬間にたまらない興奮を感じるかもしれない。でも、そのルールをストイックに守ることに「一生を賭ける」。それを「人生最大のゲーム」と捉えたら、不倫は小さすぎる遊びのような気がしませんか。浮気なんて、とても簡単な事。だけど「浮気しない」で「相手を日々それ以上に愛していく」なんて、そう誰にでも出来そうな事ではありません。
ふたりを阻む障害が恋愛をより盛り上げると言うけれど(だから不倫や浮気は燃えがるのだろうけど)、それなら、もしかしたら「結婚」こそが一番高いハードルなのかもしれないのに。幸せな「枷」をはめられた夫婦という関係を、ちょっと見直してみませんか?
※この記事は2017年1月に公開されたものです。
大橋 礼
ライター
年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。