2024.03.13
DX化進んでる!子育てシーンに嬉しいマイナンバーカード活用シーンあれこれ
(C)デジタル庁
平成28年1月にマイナンバーカードの発行が開始されてから、はや8年。マイナポータルも昨年夏にリニューアルを経て、使い勝手がより良くなってきたようです。
そこで今日はメディア向に開催されたマイナンバーカード活用実態セミナーから、子育て世代に向けてより便利になっているマイナンバーカードやマイナポータルの機能をご紹介します。
子育て世代に嬉しいマイナンバーカード活用シーン~最新版!
マイナンバーカードやマイナポータルで色々と活用できることはあるなかでも、特に子育て世代に便利な活用シーンはこちら!
健康保険証と合体「マイナ保険証」
写真提供:デジタル庁
マイナンバーカードが健康保険証利用できるようになり、病院でもマイナンバーカード対応の受付機など目にするようになってきましたね。
それだけでなく、過去の診療内容を医療機関側に共有できるようになっているんです。これで病院や薬局が変わっても安心して受診できます。
各種公共機関での便利シーンが続々と(証明書DL、図書館カード、保育園申込など)
自治体ごとに異なるサービスになりますが、さまざまなマイナカード活用が展開中。
住民票などをコンビニコピー機でDLプリントできるサービスや図書館カードとしてマイナンバーカードを使えるサービス、保育園の申し込みをマイナンバーカードを使ってオンラインで行えるサービスなどもあるそう。
エンタメ系のイベントでも続々と使えるように
安全に関する同意書取得にマイナンバーカードを活用(秋ヶ瀬の森バイクロア13/2023年12月)
写真提供:デジタル庁
「確かな身分証明書」であるマイナンバーカードを、民間のエンタメ界で活用することも多くなってきているそう。
例えば、バイクレースイベント「秋ヶ瀬の森バイクロア13」では事故リスクや安全に関する「同意書」の取得をマイナンバーカード提示で行ったという事例もあるそう。
紙の同意書って取り扱いが煩雑になったり、イベント関連って都度個人情報を入力したりと手間がかかっていましたが、マイナカードを使えば時短かつ正確に情報登録できてかなりスマート。
他のイベントの多くでも益々の活用増加が考えられますね。
引っ越しする際の「転出届」だってオンラインで提出できる!
役所へ行って転出届を出したあと、新たな住まいの役所へも行き転入届を出しに行く…。今までのお引越しはせわしなかったですよね。
これが、マイナンバーカードがあればオンラインで転出届を出すことができ、さらに転入届提出のための来庁予定の予約まで入れられるそう。無駄な待ち時間が無くなりますね。
他にも、確定申告がよりスムーズにできたり給付金受給手続きが簡単にできたり、オンラインでパスポートの申請が出来たり…と、マイナカードを使ったデジタル活用でらくちんになるサービス化が止まりませんね。
マイナカードに関する素朴な疑問あれこれ
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とはいえ「とりあえずマイナンバーカードは作ったものの分からないことも多いわ…」と思っている方も多そう。
そこで、マイナカードに関する素朴な疑問あれこれをデジタル庁の担当者に聞いてみました。
Q,今後マイナンバーカードやマイナポータルで何ができるようになるの?
デジタル庁のミッションは「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」なので、マイナンバーカードやマイナポータルもどんどん便利に活用できるように今後も進化していく予定です。
近い将来では、医療費助成の取り組みや、子供医療費、医療機関の診察券、医療費助成券、このほか日本に住む外国人のための在留カードとの一体化が行われる予定です。
Q,もしカードを失くしちゃったらどうしたらいいの?
マイナンバーカードを失くしても、他人は悪用できません。仮に紛失や盗難にあっても、顔写真付きのため、第三者がなりすますことはできません。
一定回数パスワードを間違えると機能がロックされたり不正にチップ情報を抽出しようとするとICチップが壊れる仕組みになっています。
「マイナンバーカードの紛失・盗難」によるカードの一時利用停止については、24時間365日対応しますのでこちらへ連絡を。
https://www.digital.go.jp/policies/mynumber_contact
現行カードの機能停止を行ったうえで、再発行の手続きを行うのだそう。
個人情報番号が載っている…とは言え他者は悪用できない。
例えば、クレジットカードやキャッシュカードの方が利用されてしまうリスクがものすごく高そう。
ということは、マイナンバーカードは私たちが感じているよりもかなりセキュリティ面も対策がなされている安心安全なカードなんですね。
ぜひ持ち歩いてほしい!マイナンバーカード
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お年寄りなどは仕舞い込んでしまう方も多いようですが、マイナンバーカードは顔写真付でレベルの高い身分証明書になっているのでぜひ持ち歩いて証明書として使ってくださいとのこと。
ちなみにデジタル庁はじめ一部の官公庁職員の方はマイナンバーカードが社員証代わり。
帰宅する際はお財布などの中に。登庁したらIDカードホルダーに入れて胸元から下げIDカードとして使っているそうですよ。
マイナンバーカードとマイナポータルは他のサービスとつながるデジタル化への玄関口のようなもの。
今後も、どんどん他のサービスとつながって、未来志向の便利さを実感していけそうですね。
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