2015.06.19
必要?必要じゃない?ワーママにとってのママ友とは?
子どもが生まれ、公園や幼稚園・保育園など、同じ子供を持つママと仲良くなり、ママ友になる。普通の友達ではなく「ママ友」という言葉があることからもわかるように、ママ友という世界は一種独特なものです。
ママカーストという言葉が生まれ、それをテーマにしたドラマが話題になるほど、ママ友付き合いに悩む女性は多いもの。
しかし、ママカーストの舞台となるのは幼稚園や公園など。未満児から子どもを保育園に預け、忙しく働くワーママにとってはママ同士の付き合いは薄くなります。ワーママにとってのママ友とはどんな存在であり、果たして必要なものなのでしょうか?
ママ友必要派1
旦那は仕事、子どもの保育園は台風で休み…ママ友に預かってもらうことでなんとか対応!
Mさん(38歳) メーカー勤務 5歳の娘を持つママ
自分の実家も主人の実家も遠方なので、保育園で知り合ったママ友同士の助け合いはかなり大切!同じように実家に助けてもらえないママ同士、お互い様で助け合います。
昨年は台風が多く、保育園が休園することがたびたびありましたが、毎回休みを取るのは厳しい。
そんな時、同じ状況のママ友と1日づつ子どもを預かりあうことでなんとか乗り切りました。お互いダンナにも実家にも頼れない、という子育てのグチを言い合ううち、同じような状況なのがわかってきます。大変なときは助け合おう!ということになり、相手のママが風邪をひいた時、彼女が病院に行っている間子どもを預かったのが助け合いのはじまりです。
結局同じような環境のママ同士だからわかりあえるし、お互い様にできるんです。もちろん頼りすぎはNG。どうしてもの時だけにするのがうまくいくコツかも。
ママ友必要派2
忙しいからこそLINEでの連絡が欠かせない!低学年の忘れ物対策はママ友ネットワークが命です
Nさん(37歳) 広告関係の営業職 7歳の娘と5歳の息子を持つママ
子どもが小学生になり、ママ友とかいらないかな、と思っていたら大きな間違い! 低学年のうちは、連絡帳に書き漏れがあったり、きちんと先生の話を聞いていないなどで持ち物がわからないことが。
学校にそんな些細なことで電話するのは気が引けるけれど、準備しないといけないし・・・。そんな時、連絡先を交換しているママ友がいると助かります。
LINEで同学年のママ友グループを作っているのでそこで質問すると、誰かが答えてくれるんです。べったり濃い付き合いは必要ないけれど、わからないことを聞ける間柄のママ友がいると助かりますね。
ママ友いらない派 1
忙しすぎてママ友付き合いをする時間はない!小さいうちは家族の絆を大切にします
Hさん(35歳) 印刷会社事務 6歳と2歳の息子を持つママ
朝は必要最低限の家事をこなして子どもを保育園に送り、ダッシュで会社へ。お迎えは自分の両親にお願いしているので、ママ友を作るきっかけも余裕もないんです。幸い会社には子持ちの女性が多く、子育ての悩みはランチタイムに先輩ママに相談できるし、休日は家族でお出かけするからママ友が欲しいと感じることがないんですよね。保育園の参観日も子どもの様子を見るので、ママ友がいなくてもそんなに苦にならないし。子どもが大きくなったらまた違うのかもしれないけれど、今のところはママ友は必要じゃないです。
ママ友いらない派2
親の助けがあるからワーママでも幼稚園でOKかと思ったら浮きまくり!でも意外と居心地は◎
Aさん(34歳) エステサロン経営 4歳の娘を持つママ
子どもが年少になる年に、保育園を辞めて幼稚園に入園させました。私立の幼稚園は英語教育や運動に力をいれているのが魅力的で。バスの時間に帰宅は間に合わないけれど、自分の実家が近いので母に手伝ってもらっています。周りは専業ママさんが多く、私のようなワーママは少数派。専業ママたちは平日ランチをしたり、一緒に役員をしたりして仲よくしていて私は少し浮いている感じ。といってもいじめとかではなく、忙しいからママ友付き合い無理だよね、と距離を置かれている感じなので気になりません。学生時代からの友人が一人、同じ幼稚園に子どもを入れたのですが、専業なのでママ友付き合いの輪に入り、大変だと愚痴を言っていました。ランチ会が頻繁で、参加するのが面倒みたい。今の私の立ち位置がうらやましいって言ってます。このまま少し距離を置いたスタンスが、私には合っているようです。
ママ友必要派、ママ友いらない派、それぞれ意見がありますが、結局は人間関係。うまくいけば楽しいし助かるけれど、トラブルが起きることもあります。
忙しいワーママだからこそ、人間関係のこじれは時間的、精神的に大問題ですよね。
つかず離れずが一番賢いのかも・・・と思ったりしますが、自分が求めているつきあい方を知るというのがまずは必要かもしれません。