2015.06.28
この時季限定!アメアソビ
ついに、ゆううつな梅雨の季節になりました。送り迎えだけでも大変なのに、休日まで雨だとガッカリしちゃいますよね。ありあまる子どものパワーを室内でどう発散させようかと頭を悩ませていると思います。
そんなときは発想を転換して、あえて外に出てみませんか? 雨の外遊びも、意外と楽しいものです。
「雨だから室内で」は大人の思い込み
自宅の近くに、自然との触れ合いに力を入れている保育園があります。そこでは雨の日でもレインコートを着て外遊びをすると知り、目からウロコが落ちました。子どもの頃、山登り中に雨が降り、逆にテンション上がったことを思い出したのです。
大人にとっては迷惑な雨だって、子どもから見れば自然が生み出すエンターテイメント。子どもに色んな経験をさせてあげたいと思い、雨の外遊びをやってみることにしました。
いつもの公園が、雨のテーマパークに大変身!
雨の週末、さっそく親子で長靴とレインコートを着て公園に行きました。
すると、1歳9か月の息子は大はしゃぎ! 水たまりに向かって猛ダッシュです。
登園中だと「ダメ!」とママに止められてしまうところですが、休日ならやりたい放題。バシャバシャと水を跳ね上げたり、水たまりに浮かんだ葉っぱを不思議そうに拾ったり、空を見上げて雨を顔に受けてニコニコ笑ったり……。
子どもは遊びの天才です。彼らにかかれば、雨だっておもちゃになってしまうのです!
スマホの水没と風邪には気をつけよう
目をキラキラさせて夢中で遊ぶ姿は、写真や動画に残しておきたいですよね
。撮影をするときは、スマホの水没に注意しましょう。手が滑って水たまりにポチャンでは、楽しい外遊びも台無しになってしまいます。デジカメのほうが、きっちりホールドできて安心です。
また、雨に濡れたりレインコートが蒸れて汗をかいたりと、体が冷えやすくなります。すぐ家に帰れる範囲で遊ぶことをおすすめします。帰宅後すぐにお風呂に入れる準備をしておくのもいいですね。
ママのリフレッシュ効果も
雨の日は、洗濯物も干せないし通勤も大変。どうしても気分が沈みがちです。でも「雨を楽しもう」という意識で外に出ると、見える世界がガラリと変わります。レインコートにパラパラと当たる雨の音が心地よかったり、濡れた植物のしっとりとした美しさにハッとしたりと、ちょっとした非日常気分を味わえますよ。
自然の恵みに触れることは、ストレス解消にも効果的です。
泥だらけの靴下や長靴を洗うのは大変だけど、気温が高いこの時季だからこそできる雨の外遊び。ぜひ試してみてください!
平田けいこ
ライター