2016.03.22
【5歳になっても使う!】0~2歳までに買ってよかったオモチャはどんなもの?
子どものおもちゃってホント難しいなぁ、と思うのは私だけでしょうか? 我が家は現在、5歳の女の子と3歳の男の子がいるのですが、最近ではすっかり「女の子っぽい」もの「男の子っぽいもの」をそれぞれ欲しがるようになりました。
両方そろえるとなるとコストもかかるし、なにしろ収納が大変。しかも、買うまでは、あれだけ欲しがっていたのに、買ったとたんすぐに飽きてほとんど遊ばない、とか。まったくこちらはトホホな気分です。
はたまたレストランやファーストフードなどで頂いてくるおもちゃ。なんでこんなチープなものが好きなの?というくらい、ハマっていたりして。そういうおもちゃは、私がつい「ポイッ」なんて簡単に捨ててしまうと、後で「あれがない、これがない」と騒がれて、あー、もう面倒くさいわね~。なんて思っちゃいます。
しかしそんな中、彼らが今よりずっと小さい頃から使い続け、現在も現役で遊ばれているおもちゃたちがいます。今回はそんな、我が家の5歳になっても使う0~2歳までに買ってよかったおもちゃをご紹介します。
◆コップかさね
どこの児童館にいっても似たようなものを見つけることができるこのタイプのおもちゃ。
とにかく優秀です。赤ちゃんのうちは、ただカンカンとコップ同士をぶつけあって音をならしていただだけなのが、その後大きさや色に気づきはじめます。だんだんと高く積み上げることができるようになり、上手に収納するようになます。
このおもちゃひとつで子どもの成長を感じることができるのです。
このごろは積み上げることは少なくなってきたのですが、おままごとのお皿として大活躍しています。
そして、最近の我が子たちが好きなおもしろい遊び方。夜に電気を消し、懐中電灯をつけ、このコップを懐中電灯にかぶせるんです。そうすると光の色が変わる。何個かコップを重ねてかぶすと色が変化する、そんな発見を楽しんでいます。
◆プラステン
こちらのおもちゃ、こんな単純な作りに思えるのに、約7000円と初期投資にちょっと勇気がいる金額です。さすがドイツのおもちゃです。しかし「高い」といって諦めたらもったいない、その後大活躍する魅力があります。
我が子たちはこのおもちゃで色を認識できるようになり、色を分けるということもできるようになりました。
そのうち数を数えるようになり、どちらが多い、少ない、なども分かるようになりました。そして、おままごとをよくするようになると、白はパン、赤はトマト、青はお魚、緑はホウレンソウ、黄色はバナナ、に変身!先に紹介したコップがさねに入れられて「はい、お母さんごはんですよ~」と持ってきてくれます。
紐通しとして遊べる紐とサイコロもついてきて、遊び方は多様です。
そして、なにしろ質がいいんです。しっかりしているし何年たっても色が剥げてこない。安心素材のドイツのおもちゃ、高いけれど赤ちゃんのうちに買っておいて、本当によかったなぁと思います。
◆レゴブロック デュプロ
知育おもちゃとしても、世界中から評価の高いレゴ。
その「デュプロシリーズ」はスタートの年齢が通常のレゴより早く1歳半ごろとなっている少し大き目のブロックです。
我が子たちもやはり1歳半から上手に互いのブロックをはめられるようになり、色々な形を作ってくれるようになりました。門や塔、動物園に見立てた世界など、親も「なるほどねぇ~」と感心させられる時があります。
5歳の娘もいまだに大好きで、姉と弟、ブロックを取り合いながら色々なものを作っいます。
あまりにも取り合いになることが多いので、5歳の娘に通常サイズのデュプロより小さいレゴを最近購入したのですが、こちらはあまり使ってもらえず…。残念!
でもデュプロのレゴで上手にケーキの形を作り、二人で「フーッ」とロウソクの火を消すようなごっこ遊びをしているのをみると、ほっこりします。
◆おもちゃのキッチン
女の子のおもちゃのイメージのあるキッチンですが、男の子もよく遊びます。
5歳の娘のお友達が何人かで我が家に遊びに来ると、誰かしらは必ずキッチンで遊んでいます。その中に男の子も入っていることもよくあります。我が家のキッチンはちょっと大きめの木製ですが、ガス台だけのものやもっと小さいものでも、子供たちって上手に遊びますよね。
また、IKEAで購入したフライ返しなどのキッチンツール。これらもとっても優秀。おままごとでは必ず活躍してくれます。
◆キッズテント
たしか娘が2歳半ごろに購入したキッズテント。今となっても我が子たち、そして遊びに来てくれるお友達も大好きです。
テントの中で「〇〇屋さん」ごっこをする5歳児たち。そのやりとりを聞いているとなかなか面白い。
また、子どもってなぜか狭いところに「こもる」のが好きじゃありませんか? なんと娘はこのテントの中で寝る、と聞かず布団を持ち込んで寝たこともあります。ただ場所を取るのはいかんともしがたく、出しっぱなしにはなかなかできないのが難点です。
長く使えるオモチャはユニセックスでシンプル
いかがでしたでしょうか?何かいいなぁと思うものはありましたか?
長く付き合えるおもちゃは案外、ユニセックスでそしてシンプルなものだなぁと、この記事を書きながら改めて思いました。
「おもちゃって難しい」と、冒頭に書いたのですが、自分の子供時代を思い出すと、私自身も高い安いとか、もしくは「知育」のような親の都合は関係なく、捨てられないおもちゃや固執していたおもちゃがあるんですよね。それにはそれぞれ理由があって、小さな小さなコダワリをとても自分の中で大事にしていたような気がします。
そう思うと、大人の思う「良いおもちゃ」を用意しながらも、子どもが惹かれる「大事なおもちゃ」にもつきあってあっていかなきゃなぁと思いました。
松本尚子
ライター・編集者
2010年生まれの女子、2012年生まれの男子の2児の母。主婦ときどきライター&編集者。女性向けサイトの編集者を経て、リクルートの住宅サイトでweb編集者を経験。酒好き、旅好き、美味しいもの好き。鎌倉在住。