2016.08.09
【親子旅ライターが教える】子連れ海外旅行、お金のかけどころはどこにすべき?
夏休み、子連れで海外旅行に出かけるママは多いのでは? せっかく取れたお休みだから、旅行中はなるべく楽したい……と考えるのはワーママなら当然。でもあれこれ贅沢はできないのが正直なところです。
そこで、どこにどうお金をかけるのがいいか、ライターが実際に旅したニュージーランド旅行を例に考えてみたいと思います。
フライトは手間が1回で済む直行便を選んで!
個人手配の場合、フライトの選び方で金額は大きく変わりますよね。
子連れなら、飛行機で過ごす時間を極力少なくするのが鉄則です。特に遠方のアメリカやヨーロッパ、オセアニアはなるべく目的地までの直行便を選ぶのがベター。乗り継ぎは時間がかかるうえ、乗り降りの手間は相当なものに。
空港での待ち時間もあるので、飛行機だけでママはクタクタになりそうです。今回私はニュージーランドへ家族旅行。アジア系航空会社の乗り継ぎ便など、安いものは他にありましたが、日本から唯一直行便を運航しているニュージーランド航空を選択しました。
ファミリーにぴったりの座席もある!
ニュージーランド航空のフライトは、「スカイカウチ」という席を予約。
エコノミーに導入されている3席一体型シートで、レッグレストを上げるとフラットシートになり、ゴロリと寝転ぶことができるんです。大人2人、子ども1人で席を予約していれば、+15,000円(片道)で「スカイカウチ」にアップグレードが可能。
プレミアム・エコノミーやビジネスは手が届きませんが、これならプチ贅沢でアリ!と我が家では判断しました。
成田−オークランド便は18時30分発、翌朝着の夜便。フライト中にベッドのように寝転んで寝かせることができたため、子どもの負担もずいぶん少なかったと思います。
ホテルは部屋のグレードよりアクセスを優先
ホテル選びは、人によって何を優先するかが大きく変わるところ。ホテルのランクに加えてベッド、レストランの充実度、バスタブの有無などいろいろありますが、私が何カ国も旅した結果最も重視すべきなのは中心地からのアクセスです。
夕食を食べたり観光したあと、歩いてホテルまで帰れるのがベスト。そうすれば、夜の疲れを最大限に軽減することができる気がします。中心地になるほどやはりお値段も上がりますが、宿に帰るたびに数十分歩いたりバスに乗る手間を考えれば許容範囲。
また大型スーパーがホテル近くにあると、とても便利です! 水や果物、おやつ、パンなどちょっとした食べ物の買い出しも気軽に出られます。今回のニュージーランドでは、ダニーデンではウェインズ ホテル ダニーデンに宿泊。中心地までは約5分とアクセス良好で、内装もとてもきれいでした。
ただ、ひとつデメリットを挙げるとエレベーターを降りてから客室までに少し階段があったこと。ベビーカーとスーツケースを抱えていると、10段ほどでも大変でした。海外はエレベーターがない、半地下タイプなどのホテルが多いため、口コミをよくチェックすることが大切です!
海外旅行の行程すべてにお金をかけることは難しいですが、私が「ここだけは!」というポイントを挙げてみました。次の旅行でぜひ参考にしてみてください。
佐藤望美
エディター/ライター