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2020.08.19

思い出の子どもグッズの片付け!なかな処分できない悩みを解決<整理収納アドバイザーに聞いた>



子どもが生まれると、物がどんどん増えますよね。ベビーベッドなどの大物からおもちゃ、洋服、文房具など、成長するにつれてどんどんスペースを占拠していきます。「今はもう使わないけど、なかなか処分できない」という人も多いはず。でも限られた収納スペースにおさめるためには、どこかでメスを入れなければ! そんなママたちが抱えるお悩みを、整理収納アドバイザーのmocaさんにぶつけてみました。mocaさんは、『1日5分! お片付けノート』(扶桑社刊)の著者。そして2人の子どもを育てるワーママでもあるんです。

まずはベビー服から処分してみよう

なんだか思い出がいっぱいでなかなか捨てられません

なんだか思い出がいっぱいでなかなか捨てられません

子どもグッズで真っ先に手を付けるべきは、服。かさばるうえ、ずっと保管していると黄ばみやニオイなども心配ですよね。でもワーママの間では「2人目が生まれるかもしれないので、もったいなくて捨てられない」(自由業、子ども2歳)、「いただきものを処分するのは胸が痛む」(会社員、子ども3歳)という声が多いのも事実。

「その気持ちはよくわかりますが、次の子は性別が違うかもしれませんよね。それにお下がりって、やっぱりお下がり。新しく買った服とうまくコーデできないことが意外と多いんですよ。お片づけ上手になる前、私も息子の服を下の娘に取っておいたんですが、結局あまり着せられませんでした。今はベビー服は安く手に入りますし、もう一度楽しむつもりで新しく買い直してみては?」

mocaさんによれば、お気に入りや思い出の服は残しておいてもOK。「無理しすぎないことも大事です。でもこれだけでもずいぶんスペースがあくと思いますよ!」

3歳くらいまでは、おもちゃは親が処分してOK

どんどん増えていくおもちゃたち

どんどん増えていくおもちゃたち

ママにとって、おもちゃの増殖も頭を悩ませるモノのひとつ。ひとつひとつに思い出がたっぷり詰まっているし、今は遊んでいなくてもまた使うことがあるかもしれない……。おもちゃ箱は、いわばアンタッチャブルな聖域です。

「3歳くらいまではまだよく分かっていないので、親の判断で処分してもOKです。おもちゃも服と同様、下の子の時にまた買えばいいと思います。友人などからお下がりをもらえるケースも多いですし。きちんと会話ができるようになったら、子ども自身に考えさせて処分するものを一緒に選ぶのがおすすめです。“片付けないなら捨てちゃうよ”“これ捨ててもいい?”と直球で聞くのは逆効果。捨てることにネガティブイメージを植えつけないこと、不安を感じさせないことが大切なんですよ」

“小芝居”を取り入れるのもオススメ!

おかたづけのお話をmocaさん

お子さんとのやりとりをお話しするmocaさん、優しい表情になりますね

mocaさんがよく取り入れているのはおもちゃの国のお話。

「もうそろそろ寿命のおもちゃがあると、うちの子たちには“これ、そろそろおもちゃの国に返そうか”などと話しています。“おもちゃの国ってなに?”と聞かれますが、“壊れたおもちゃを直してくれて、サンタさんがまた違う子におもちゃをプレゼントするんだよ。そしたら、うちにはまた違うおもちゃをサンタさんが持ってきてくれるよ”と。捨てるのはイヤだけど、それなら…と納得してくれているようです。あとは、処分するおもちゃを子ども自身に選ばせるなら、“このなかでもう使わないもの3つ選べる?”“この2つなら、どっちが使わなさそう?”というような聞き方が◎。子どもも選びやすくなりますよ」

服とおもちゃが少しでも整理できれば、家の収納スペースはゴッソリ空くはず! モノを減らすと片付けがしやすいし、掃除もぐんとラクになって“キレイ”をキープするのも前より簡単に。

片付けは、ゲーム感覚で一緒に

あああ

整理収納アドバイザーのmocaさん。2児のママです

遊んでいるうちにどんどん散らかって、片付けていいタイミングがわからない」というのもよくあるお悩み。mocaさんはゲーム感覚でお片づけすることを薦めています。

「いったん手に取ったモノを片付けるまで離さない、という簡単なゲーム。“お片づけして”と言うとやらないのに、ゲームにすると楽しんでやってくれたりします。あとは“ママハ コレカラ オカタヅケロボット ニ ヘンシンシマス”と言ってロボットになってみたり」。

mocaさん宅の息子さんは “たたかいのおもちゃ”と“ほかのおもちゃ”のふたつにざっくり収納。

「新しいおもちゃは、まずどちらのおもちゃ箱に収納するかを一緒に決めてしまいます。お片づけのときは、分かっていても“これどっちの箱だっけ? ママわかんないや〜。教えて!”と考えるフリをすると、“こっちだよ!”と得意げにお片づけしてくれますよ。ここでも小芝居は有効です(笑)。“今日はママやって〜”という日ももちろんあるんですが、そういう時は “じゃ1個だけでいいよ”とか“一緒にやろうよ〜”と声かけしつつ、無理させないようにしています。あくまでも、お片づけをキライにさせないことが重要なんです」。

毎日少しずつ、続けることでキレイに

お片付けノートを1週間続けると意識が変わっているのに気づくそう

お片付けノートを1週間続けると意識が変わってきていることに気づくそう

著書『1日5分! お片づけノート』は、自分が片付けられる人になるための“気付き”の本。

毎日3〜5個のモノを処分し、モノと処分理由をノートに書いていくという斬新なお片づけ法を提案しています。

「これを続けるうち、自分の買い物の仕方や溜め込みグセがどんどん分かってくるんです。モノをどうやって収納しようか、ではなく、モノの要不要を判断して整理することで自分の行動心理まで解きほぐされるんですね。この考え方が身に付けば、お片づけのリバウンドはいっさいありません! まず買い物の仕方が変わり、不要品を買うことも少なくなりますよ。私自身、いまだに毎日何かしら処分することは続けています。片付けても片付けてもすぐ元通りになる人、忙しくて時間がない人、モノを捨てるのに罪悪感がある人にぜひお片づけノートをつけてもらいたいですね」。

インタビューの最後には、「忙しくてまとまった時間の取れないワーママにこそ、お片付けノートはおすすめです!」と力説していました。なかなか家が片付かない、と悩んでいるママはぜひトライしてみてください。

moca著

扶桑社刊

1188円(税込)

ISBN-9784594072940 

【取材協力】

※ moca(もか)・・・1974年生まれ、東京都在住。「お片付けノート」をきっかけに片付けに目覚め、2014年に整理収納アドバイザー1級を取得。同年、ハウスメーカー勤務の夫と間取り、動線、収納を考え抜いた「誰にでも片付けやすい家」を竣工し、家族で暮らしている。現在4歳の男の子、2歳の女の子のママ。2015年『1日5分! お片付けノート』を上梓。オフィシャルサイトはこちら

※この記事は2015年7月に公開したものをリライトし再掲載したものです。

 


 


 


 


 

佐藤望美

佐藤望美

エディター/ライター

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