2017.02.28
【ピタゴラスイッチ】の作り方って?親子で簡単!自由研究にも最適
働くママの労力をさらに奪う子どもの夏休み。小学生以上のお子さんがいる働くママは、長いお休みをどう過ごさせるか?という悩みはもちろん、夏休みの宿題、特に「自由研究」「工作」のネタに頭を抱えることもあるのではないでしょうか。お子さんがまだ低学年だと親がサポートしてあげないとなかなかできないもの。
そこで、今回は親子で楽しく簡単にできる!あのテレビで有名な装置を工作してみました!
自由研究のネタ、何にした?
BRAVAでも過去に自由研究についてさまざまな記事を紹介してきましたが、(【夏休みの自由研究】効率よく良いものにできる場所とは?・【学年別】今からでも間に合う! 子どもの夏休みの自由研究&工作)実際、去年の夏休みにどんな自由研究をしたのか、まずはママにヒアリングしてみました。
プチトマトの種を買ってきて鉢に植え、育っていく様子を観察してノートにまとめました。ほぼ毎日続けてやらなきゃいけないため、子どもが観察を忘れてしまい「トマト見て〜」と毎日のように言っていましたね。いまは実家の母がそのまま育てています(笑)。(Tさん・子ども小2)
博物館に行って、塩の結晶を作りました。結晶を作るまでの様子や過程を記録してレポートにまとめていましたね。どんなふうにまとめたらいいかわからないようだったので「表にしたらどうかな?」などアドバイスをしました(Mさん・子ども小4)
ゴミの分別について研究しました。親と一緒に家庭で出たゴミを分別し、地域のゴミの分別がどのようになっているのかを調べましたね。その後ゴミ処理所に行き展示物などを見たり、図書館で本を借りてきてエコについて調べてレポートにしました。(Tさん・子ども小6)
本当にいろいろあるんですね〜。年齢が上がるにつれ自由研究のテーマも高度になっていることがわかります。
また、いまは箱に入っているものをそのまま組み立てると「ガシャポン貯金箱」になるものや、アリの巣を観察できる「アリ飼育観察セット」など自由研究用キットもたくさん売られています。いい時代になりましたねー。
ただ、何かを観察するにも時間がかかるし、キットもお金が高いし手間もかかるし…とお悩みのママに朗報!100均のアイテムででき、数日で終わる!?簡単で親子で面白い!自由研究にピッタリのものがあるのでご紹介します!
あの「ピタゴラスイッチ!」を作ってみた!
「ピタゴラスイッチ♪」皆さんも一度は観たこと、聞いたことがあるのではないでしょうか? そう、Eテレで放送中の子ども向け番組『ピタゴラスイッチ』のことです!
ピタゴラ装置という自宅にある日用品を使って迷路のようなものを作りビー玉をコロコロ転がしていく・・・不思議な構造や仕掛けを紹介している、あれです。
うちの小1の娘と4歳の息子は「ピタゴラスイッチ」が大好き。
先日、保育園のお迎えに行った時、息子がひたすらビー玉を転がして「ピタゴラスイッチ♪」と叫んでいるのをみて、ピタゴラ装置を家で作れないかな?と思っていたところ、ママ友が「売ってるよ!」と教えてくれ調べてみたら、ありました!
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球が箱入ると旗が立ち、あの「ピタゴラスイッチ♪」という音楽が流れます。
ちなみに裏面は透明になっていて球の動きがわかります。
その後、私がつい子ども達に「ピタゴラスイッチのおもちゃ売っているんだって」と言ってしまったばかりに「買って、買って」とねだられる毎日。「買う?買わない?そもそもいる?」と5日間悩んだ末、娘の自由研究にいいかも!とポッと押して購入。ようやく我が家に届きました。
まずは下調べ!装置につなげる材料を集めよう!
この装置があれば私でも簡単にピタゴラ装置が作れるかも!胸は高まります。
でもどうやって作ればいいんだろう?まずは下調べです。
ネットで「ピタゴラスイッチ 自作」と検索すると沢山でてきます。
You Tubeにも沢山動画がありますよ。
調べていくうちに、最小限下記の材料を揃えればできるということがわかりました。
<必要な材料>
・長い定規 →これがとっても重要
・洗濯バサミ
・ブック立て
・裏表紙が硬い本(例えば図鑑)
これだけあれば十分です。
まずは長い定規と洗濯バサミを買いに、100円ショップへ。ご近所のキャンドウで
30センチと50センチの定規を発見。2種類購入。
図鑑をたてるブックエンド。400円なり。
以上! 材料をそろえ、娘と息子に報告!
「さあ、今夜はピタゴラスイッチを作ろう」
そう伝えると、「ピタゴラスイッチ届いたの?」と大はしゃぎ。テンションはマックスです。
さっそく作ってみよう!
まずは滑り台になる長い定規です。2人で必死に洗濯バサミをつけます。
ポイントは滑り台なので、高い場所から低い場所に玉が流れるようある程度傾斜をつけてみます。
実際に玉を転がしてみます。コロコロ転がっています。よし!これはいけそう!
完成し実験開始です。コース説明をします。洗濯バサミがついた長い定規→分厚い本1冊目→分厚い本2冊目→オセロの上を通って、はい!「ピタゴラスイッチ♪」
これが基本編です。その他応用編として積み木やブロック、もっと複雑なコースも沢山ありますが、これを作るのに約1時間。力尽きてしまいました。
さて、翌日。昨日の反省を踏まえてより複雑なコースを作ってみました。
複雑なコースに挑戦!
まずは昨日と同じく洗濯バサミでスロープを作ります。
滑るかどうかを確認。洗濯バサミの角度と位置が重要なポイントです。
昨日とは違うコースを作ってみましたが、玉を転がした瞬間、スロープが落ちた!これ、実はなかなか難しいのです。
今日は、コース終わりにドミノとトイレットペーパーの芯を使ったトンネルを追加してみました。
しかし、これは何度やってもオセロの上を転がった玉が上手くドミノへ落ちず、何度やっても成功しませんでした。
結局、ドミノは諦めることに・・・。
では、2日目のコース説明です。洗濯バサミがついた長い定規→分厚い本1冊目→分厚い本2冊目→オセロの上を通って
はい!「ピタゴラスイッチ♪」 (結果、1日目となんら変わらない)
簡単にできると思っていたピタゴラスイッチでしたが、家にあるもので作ることは想像以上に難しかったです。
なかなか上手くいかずに私は「うーん」と唸ってしまいましたが、子どもはケラケラ笑ってとっても楽しかったよう。
でもこれなら、子どもも遊びながらできるし、いろいろ試行錯誤した結果も記録できるので、自由研究のテーマにもってこい!!自由研究のネタどうしよーと考えているママ、親子で試してみてはいかがでしょうか?
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