2017.04.26
【子育てファミリーの物件探し】どんなところを重視すべき? コツを伝授!
前回、子育て家庭の引っ越し(物件探し)について大変だったことや工夫したことなどの体験談を紹介しました(前回の記事はこちらから)。今回は、物件を探すにあたって、「どんな条件を重視したか」「どこに一番ポイントを置いたか」などをご紹介したいと思います。ファミリー目線、ママ目線の体験談はリアルで、これから引っ越しを考えている方にはかなり参考になるのではないでしょうか。
物件はもちろん、周りの環境もかなりチェック
Sさん(40歳、子ども6歳、4歳)のケース
・物件探しの際、重要視した条件はなんですか?
マストではなかったのですが、近くにスーパー、病院、保育園があるかはかなりチェックしました。また、子どもが小さいうちはリビングで過ごすことが多いので、ひとつひとつの部屋は狭くていいから、リビングが広い物件を探しましたね。・「これは重視したほうがいいかも」という新たな発見ポイントはありましたか?
子どもがいるので、地域の情報も大切だと分かりました。例えば、このあたりは荒れているとか、ここはこんな事件があったとか…事前に知っておいたほうがいいなと思いました。・不動産会社からのアドバイスで役立ったものはありますか?
小学校が近くだった物件を見たときに、その小学校の評判の良さを教えてくれました。・物件探しの際、どんなサービスがあったら嬉しいですか?
近くの駅に自転車置き場があるか、最近の事件や事故など細かい地域の状況や、保育園やスーパーの場所などが分かるものがあったら嬉しいですね。もう少し深い、小学校や保育園の情報(評判や中の様子など)も分かるともっと嬉しいです(笑)
確かに物件の情報だけでなく、周りの環境やこれから通うかもしれない保育園や小学校の情報も知ることができたらありがたいし安心ですよね。自分たちではなかなか知ることのできない情報、不動産会社なら意外に知っているかもしれません。
子どもが遊べるスペースがあることにこだわった
Kさん(40歳、子ども3歳)のケース
・物件探しの際、重要視した条件はなんですか?
主人の仕事部屋を、小さくてもいいから確保できる物件。また、リビング自体が広いあるいはリビングにもう1部屋隣接している物件を探しました。リビングの横の部屋を子どもの遊び場所にしたかったため。あとは物件だけではなく、最寄り駅にエレベーターがあるか否かも重視しました。・「これは重視したほうがいいかも」という新たな発見ポイントはありましたか?
物件を探していたころは意識していなかったのですが、決めたのが対面キッチンの物件だったため、料理や洗い物をしながら子どもの様子が見えてよかったですね。リビングとキッチンの位置関係は意外とポイント高いと思います。・不動産会社からのアドバイスで役立ったものはありますか?
当時、そのとき住んでいた場所(都内)で探していたのですが、不動産屋さんから「賃貸でこの家賃を払うなら、家を買ったほうがいい!もし今買わないのなら、都内近郊で家賃を抑えて貯金したらどうですか?」と提案され「都内近郊のほうが希望に近い物件もあると思う」とアドバイスされました。
結果、多摩川を越え川崎市に引っ越しましたが、とてもよかったと思います。下がった家賃分で車も持てたし、お休みの日は都内でなく郊外の広い公園や海や大きな動物園などさまざまな場所に車で行くようになりました。川崎市も待機児童が多いのですが、園庭もある認可保育園に無事決まったし。無理して都内にしないでよかった、いろいろ正解だったと今は思っています。・物件探しの際、どんなサービスがあったら嬉しいですか?
子育て家族向けの物件情報を率先して教えてもらえるといいなと思います。妊娠中や子どもが生後数ヶ月の赤ちゃんだと、この先どんなことが大変になるのか、現実的に分からないところがあるので。
「ここに引っ越して正解だった」と思えるようなアドバイスをもらえる不動産会社に巡り合えたことはとてもラッキーだと思います。物件探しはいい不動産会社との出会いにもかかってくるのかもしれませんね。
家族が増える=モノが増えるので、収納スペースにこだわった!
Tさん(34歳、子ども5歳、2歳のケース
・物件探しの際、重要視した条件はなんですか?
主人のもろもろのコレクションがすごい量だったのと、長男のおもちゃも増えてきたし、さらにお腹の子が女の子と判明したので、女の子のおもちゃも増えるだろうと思い、収納スペースがたくさんある物件を探しました。・「これは重視したほうがいいかも」という新たな発見ポイントはありましたか?
「どーんと一部屋収納部屋にする」のではなく、各部屋に作り付けなどの収納棚があるほうが、収まりもいいし、モノが出しやすいという発見がありました。・不動産会社からのアドバイスで役立ったものはありますか?
子どもが2人以上いると洗濯物がすごい量になるので、雨の日も部屋に干せるスペースがある物件がいいというアドバイスをいただきました。今、それがすごく役立っています! 雨の日はもちろん、晴れの日は外干し・室内干しダブルで大量洗濯もできる。特に週末は保育園で使うシーツやら上着やらで、本当にすごい量なので。これで洗濯物のストレスが半減した気がします。物件探しの際、どんなサービスがあったら嬉しいですか?
個人情報なので難しいというか無理かもしれませんが、もしマンションだったらどんなタイプの家族が多く住んでいるかとか、一戸建てだったら周りの住人の方の雰囲気などを教えてくれるサービス。これから住むにあたっていろいろ想像や想定ができていいな、と思います。
「収納スペースがあると、その分だけモノも増えていく」と聞いたことがありますが、働いているとゆっくり断捨離する時間もなく…ということで、やっぱりファミリー物件に収納は大切!
いかがでしたか。「収納はたくさんあったほうがいい」「対面キッチンがいい」など、実際に物件探しをした先輩ママの体験談から学べるものは多いですよね。もっとママ目線の物件情報がたくさん知りたい!という方に、前回も紹介しましたがぴったりのサービスがあります。<子育てCHINTAIアドバイザー(※クリックするとサービスページに飛びます)>は、CHINTAIのLINEアカウントに友だち追加をし、希望条件をメールすると全員現役ママのお部屋探しアドバイザーが何度でも物件探しの相談にのってくれます。しかも無料!メールのやりとりがめんどうな方には訪問サービスも受けつけてくれるそうです。
現役ママが相談に乗ってくれるなら、ママならではのアドバイスも聞けるし、「これもいいかも」という新たな条件も発見できそうですね。
間取り、広さももちろん重要な条件ですが、子育てや家事がしやすい家か、周辺の環境はどうかということもしっかり情報を集めておきたいもの。
ファミリー向けの物件探しは、単身者や夫婦よりも条件が多く大変な点もたくさんあります。家族全員が新しい家で楽しく快適な暮らしができるよう、物件探しは自分が望む条件やポイントをしっかり決めて、慎重に進めていきたいですね。
田崎美穂子
mamaライター