2017.05.19
認証から認可保育園に転園!親が受けたカルチャーショックと子ども様子は?
あっという間に5月も中旬!4月は、子どもが新しく入園・入学・転園をし、バタバタと忙しかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
我が家も、子どもが年少になるタイミングで、4月から転園(認可外→認可保育園)し、新しい環境にもようやく慣れてきたところです(転園までの経緯については「【保活激戦区の悩み】内定した「認可保育園」と今まで通った「認証保育園」どちらに通わせる?」をご覧下さい)。
認可に転園して失ったもの、得たもの
認可に通い始めて、様々な「認可の洗礼」というか、「園によって全く違うカルチャー」にショックを受けつつ(←主に親が)、ようやく落ち着いてきました。
本日は認可保育園に転園して1カ月、これまでに感じた「失ったもの」と「得たもの」を総活して、以下に紹介したいと思います。
まとめてみるとこんな感じです。
【転園で失ったもの】
・教育的カリキュラム(英語、体操、音楽、料理、季節ごとの遠足、お泊まり保育など)
・昼食後の歯みがき
・バス送迎、夕食サービス、連絡帳記入
【転園で得たもの】
・安価な保育料(3歳児の場合、以前の保育園のほぼ半額)
・綺麗な保育室と新しいおもちゃ(新設園だから)
・まっさらな人間関係(同上)
その他の変化として、まず送迎の荷物が格段に増えました。月・金の布団、毎日の給食袋、ループ付タオル(輪っか付タオル)・・・。
毎日のハンカチ・ちり紙も、今の園では「移動ポケット禁止」(←何かにひっかけると危ないからだそうです)なので、小さなポケットからこぼれ落ちてすぐにちり紙が紛失。次善の策として、数枚を直接入れてみたら、そのまま洗濯機で洗ってしまう悲劇が数回ほど・・・ポケットなしのズボンも履けなくなって哀しい限りです。
着替えも昼寝明けに必ず替えるため洗濯量が倍増。着替えの理由を聞いてみたら「決まりだから」だそうです。汗をかいてなくても、汚れてなくても容赦なく着替えるので、洋服も慌てて買い足すことに。前の園では、夏や外遊びで汚れた時以外、それほど着替えがなかったので、ここはかなりカルチャーショックでした。おまけに5月からは「暑くなってきたので、帽子は毎日持ち帰って洗濯して翌日持ってきて下さい」とのこと。我が家は毎日洗濯機をまわさないので、帽子も慌てて追加分を購入しました。
とまあ、ここまでが親の視点です
転園後の子どもの様子は?
子どもに新しい保育園の感想を聞くと、「楽しいよ」だそうです。
じつは、2月の時点で、「認証のまま」か「認可に転園」か、で私たち夫婦はかなり揺れ動いていました(詳しくはこちらの記事をご覧下さい)。最終的に、決断をしたのは、子ども本人です。
内定が出た認可保育園に「親子面接」、「健康診断」、「園説明会」と3回通った子どもは、すっかり綺麗な保育室とおもちゃに魅了されたようで、「新しい保育園に通いたい!」とずっと言っていました。
「仲良しのお友達と離ればなれになっちゃうよ」というと、少し考えて「週末遊ぶからいい」と。
そんなわけで、「自分が希望した」という点で納得度が高いのか、初日から毎朝上機嫌で通っています。
「初日から慣らし保育なし」で、かなり泣かれることも覚悟していたので(← 過去2回の園では、当初毎朝大泣き、絶叫)、かなり肩すかしをくらった感じですが、同時に非常に安堵しました。
選択の正解・不正解は分からないまま
とは言え、まだ1カ月。
3月まで通っていた認証保育園(認可外)のママ友さんから、「今日から料理教室が始まったよ」とか、「英語の数字を覚えてきて楽しそう」などと聞くと、忘れていた機会費用の大きさを改めて感じたりもします。
そして、今後3年間かけて小学校に入るまでの間に、今回の選択によって、私たち親子が、何を失い、何を得るのかはまだよく分かりません。
が、とりあえずは「子どもが満足して楽しく通っている」という一番重要な点は達成できているので、いいかな~と思うようになった今日この頃です。
新しい環境の中で、まだいろいろ思い迷うこともあるかと思いますが、子どもとともに一つずつ乗り越えていきたいですね。