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2017.06.28

【実録】働くママの「子供の夏休み問題」大変だったことは?その対策どうした?


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小学校に通う子どもにとっては、待ち遠しい夏休み。しかし、働くママにとっては、「この長期休みをどうするか」という悩みのタネとなってしまうものでもあります。大げさかもしれませんか、普段の生活とは違う「夏休み地獄」が待ち受けている、なんて不安に思ってしまうママもいるのでは…
今回は働くママたちが夏休みに直面した問題をどう乗り越えたのか、対策やその後などを紹介していきたいと思います。

過ごす場所はあっても、ゲーム&マンガ三昧!

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・「これは大変」と感じたことは?
小学校4年生になり、初めて学童がない状態で夏休みを過ごした息子。少しの時間なら自宅、あるいは児童館や室内遊戯室(区の施設)など、日中過ごす場所は確保できていました。児童館や遊戯室にいれば必ず誰かしら友達もいたので、特に退屈せず、かつ安全に過ごせていました。
しかーし! 友達と一緒のこともあって、とにかくゲーム&マンガ三昧! 8月半ばに全然宿題が進んでいないことが判明したんです(私も仕事にかまけて全然チェックしてなかったことを反省…)。

・どんな対策をとったの?
これはイカンと思い、子どもと一緒に一日の勉強のノルマを決め(宿題だけだと勉強量的に少ないので、+市販のドリル)、やったかどうか夜私がチェックする、というルールを決めました。きちんとこなせたら夏休みの終わりに好きなものを買うというご褒美、やっていなかったら私の雷が落ちるというアメとムチ効果で、夏休み終了2日前には無事宿題をクリアしていました。
まだ4年生だったので、なかなか自ら勉強量や勉強時間を決めて、それを自分の意志でしかも監視なしでやるのは難しいと思い、「やらなかったら叱る、できたらご褒美」という作戦もアリかな、と思いました。〔Tさん、子ども11歳、8歳〕

「居場所確保だけでなく、勉強をさせるために塾に行かせる」という手もありますが、受験も考えていないし、塾はまだ早いかも…と思っているママには使える作戦かもしれません。

毎日学童=毎日弁当という地獄…

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・「これは大変」と感じたことは?
私にとっての夏休みは、とにかく毎日学童=毎日弁当地獄というイメージでした。こんなこと言うと、普通に毎日お弁当を作っている幼稚園ママに頭が上がりませんが、とにかく朝はただでさえバタバタ、そこに弁当作りが加わると思うと、私にとっては非常に厳しい状態でした。

・どんな対策をとったの?
夏休みが始まる前に、お弁当のおかずを作り置きなどして頑張ったのですが、2週間も経たないうちに息切れ(笑)結局、スーパーで冷凍食品を買いまくり、手作りなのはおにぎりや卵焼きのみ、あとはほとんど冷凍食品というお弁当になりました…
でも、今の冷凍食品って本当にいろいろな種類の総菜があり、どれも美味しいし見映えもいいんです(言い訳?)。チンして弁当箱に詰めるだけなので、ついでに自分の分も作ったり。ランチ代も浮きました。〔Yさん、13歳、子ども8歳〕

保育園、小学校の1学期と、ずっと給食の恩恵にあずかってきた働くママにとっては、この夏休み初めての「毎日弁当作り」となりますね。いかに上手に手抜きするかがポイントのようです。でも、愛情は忘れずに…

自由研究、工作~宿題にまつわるイライラ地獄!?

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・「これは大変」と感じたことは?
国語や算数など、解くだけの宿題はなんとか自分でできても、自由研究、工作、読書感想文など、ある程度時間をかけて大人の協力がないとできない(少なくともウチの子は自分ではやらん!)ものをどうするか、そのサポートが地獄でしたね。
自由研究や工作なんて、本来は楽しいことのはず。しかし、息子はアドバイスしても「それはちょっと…」「もう少し別なものがいい」とすぐにブツブツ文句を言うので、始める時点でもう地獄(笑)ウィークデーはとても手伝えないので、週末に親子であーだこーだ揉めながら、イライラ&何も進まないまま夏休みが過ぎていくという感じでした。

・どんな対策をとったの?
結局、毎年工作の仕上げも、自由研究のテーマ決めもほぼ私。読書感想文もあまりにひどいので、赤を入れて書き直させる。小学校を6年間、こんな調子でした。対策はとらずじまいで終わってしまいました…(苦笑)〔Hさん、子ども13歳〕

全然やろうとしない子どもをなんとかサポートするつもりが、結局ママがやってしまう。これ、けっこうあるあるのようです。ちなみに、筆者も経験ありです。皆さん、なにかいい方法、あるいは子どもがやる気になる自由研究のテーマなどがあったら教えてください!
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小学校に上がったときは、「保育園は天国だった」、小4で学童のない生活になると「学童は本当にありがたかった…」というのが働くママの本音。特に、預け先のない長期休みは、保育園や学童のありがたさをしみじみ感じてしまいます。しかし、もう戻ることはできません…普段の生活に加え、宿題問題・弁当問題なども加わって、正直ママにとっては本当に大変かもしれません。
でも、子どもたちは意外と楽しくたくましく過ごしているようですし、締めるところは締め、抜くところは抜いて、約60日間の夏休みを乗り切りたいですね!

田崎美穂子

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