2017.08.29
使わなくなった【子どものオモチャ】どうしてる? 先輩ママの処分法
とにかくオモチャというのは年々、あっという間に増えていきますね。しかし子どもが成長するに従って、ポイポイ捨ててると「ネズミのうごくやつ、どこ?」といきなり思い出してくるので気が抜けません・・・。
とはいえ狭い我が家、オモチャを全部とっておくわけにもいきません。皆さんのおウチではいらなくなったオモチャをどう処分しているのでしょうか?
「とにかく捨てる派」に聞いた!
基本的に半年以上触っていないオモチャは捨てる! 特に何かのオマケ、付録系のオモチャは子どもにいちいち聞かずにまとめて処分。小さくて壊れやすく安っぽいものは、ガンガン捨てるに限る!(Kさん/3歳&6歳男児)
大物以外は、私の判断で処分しています。最初のうちは子どもにも聞くべきだと思っていたんですが、オモチャを片付けられるのは子どもが寝ている時だったりするし、特に下の子が出来てからは、もういちいち聞いてはいられません。(Aさん/2歳女児・4歳男児)
やはり基本は「ガンガン捨てる」これが一番ラクだし、一番即効性のあるお片付け法です。「ママが捨てた・・・」と恨めしそうに言われるかもしれませんが、まぁ長くて3日。いちいち気にしていたら、捨てるタイミングなんて一生きませんからね。
さて、こんな回答もありましたよ。
「まとめて捨てると子どもも気づくしウルサイ、私は目についたものを毎日ちょいちょい捨ててる、ついでに夫が購入したまま放置の雑誌とか、もうやってないゲームの攻略本とかも一緒に捨てる〜!!!」
なるほど、パパも子どもも一緒くた。どうせ片付けるなら「部屋がきれいになった」とわかりやすいように、オモチャと限らず「床に散乱していたらゴミ箱行き」ルールにしてしまうとラクかもしれません。
「夫と子どもが遊びに行くと必ずUFOキャッチャーやってくる。そして数日後にこっそり私が捨ててます。捨てる為に取っているようでどうかなぁとは思うのですが、休みの日にパパと出かけてくれるのは有り難いから文句は言えない・・・」
UFOキャッチャー系の玩具もホント、扱いに困るんですよね。結局、喜んでるのはその場だけ。私もしばらくたって、なにげなく処分する派です。
「寄付する・売る・あげる」リサイクル派も
モノを大切にして欲しいので、使えそうなものは、子どもと一緒にきれいに洗ったり直したりして民間団体に寄付しています。この為に週末まる1日取られますが、まあ教育というか、我が家のポリシーとして親の勤めと思ってやっていますね。(Yさん/5歳女児・10歳男児)
ママ友ネットワークを駆使して、欲しい人がいないか聞きます。ブロック、トミカ・プラレール、シルバニア・バービーの家とか、この辺は欲しい人がけっこういますよ。児童館などに寄付もしています。あとはクリスマス前に「新しいプレゼントがこなくなる」というプレッシャーをかけて子ども自らに捨てさせています。(Eさん/7歳男児・9歳女児)
メルカリやヤフオクで売る。ただし、家の中で遊ぶジャングルジムとかブランコなんかは大変なんで、これは捨てる料金よりはタダでも持っていってくれるだけマシとリサイクルショップの引き取りを利用。今や大型玩具は「捨てるのにお金がかかる」時代ですから、赤ちゃんが生まれたばかりの妹には「すぐに遊ばなくなるから買うな」と現実的なアドバイスしています。(Fさん/9歳男児)
「もはや気にしない派」もいます
引っ越しする前は子ども部屋がなく、カラーボックスからあふれたら捨てるというルールを守っていました。ところが部屋が出来たら、キリがない。とりあえず、リビングとかに飛び出してこない限り、親もついつい「まぁいっか」で。増え続けるオモチャの山に、このままだと処分に手をつけられなくなるなー、まずいなー、と思いつつ、ドアを閉めて「見なかったこと」にしている自分・・・(Hさん/6歳&8歳男児)
出しっ放しのオモチャを踏んづけて痛い思いをした時は、「なにコレ!捨てる!」とそのままゴミ袋に投入! かと思うと「やっぱアリスの衣装は可愛い〜」なんて親の方が感情移入しちゃって、わざわざ飾ったりして、もうかなり適当です。躾としてなっていないなぁと反省しつつ、つい・・・。(Oさん/6歳女児)
子ども部屋があるなら「見ないことにする」もアリですよね。私もそうでした! 大きくなれば(って高校生とかですが)ちゃーんと最後は捨てますよ。とはいえ、そこまで待てるかは別の問題。そして、だからといって「片付ける」「いらないものは処分する」ことを教えないと、それこそゴミ屋敷のようになりますから(特に思春期男子の部屋は目も当てられない・・・)、ひとまず「時々チェックして指導をいれる」のは必要かとは思います。
処分に困るオモチャは・・・
子どもが作ったもの。よく写真撮影をして処分と聞きますが何となく捨てづらくて。押し入れにしまっていますが、よくよく考えると将来出して見直したりするのかなぁ?と。(Uさん/6歳のママ)
ママ友のひとりは3人の子持ちですが、作った制作物は写真にとって、1年に1度まとめてフォトブック「2017・○○家兄弟の作品集」っていうのを作成していました。最近はフォトブックも簡単だし安いので、ひとつの方法かもしれませんね。
頂き物は処分の仕方が難しい。祖父母に貰った、おしゃべりクマさん、中も壊れてしまったし捨てたのですが、なぜか子どもが義母が家に来ている時に「ばぁばが買ってくれたクマちゃん、ママ捨てた」と告白! な、な、なんで今言う? と焦りました。(Kさん/5歳のママ)
おおおお、これは困ります。自分の親ならまだしも、義父母となると微妙ですね。頂き物の処分は皆が忘れた頃に「誰にもわからないように」ひっそりやるしかないようです・・・。
オモチャはやがて「いらなくなる日」がきます
他にも「人形は捨てづらい」という声もけっこうありました。供養にだしている人もいれば、「ごめんなさいとお祈りしてからゴミ袋に入れる」というママもいました。
いずれにしてもオモチャは「年々増えるもの」であり、手をつけない限りは「減りません」。間取りや収納スペースなどにもよるでしょうし、何人家族かでも違うでしょうから、まずは「我が家の捨てるルール」をゆるーく決めて、やれる時・気づいた時に処分しましょう。忙しいワーママにはそれがなかなか出来ないんですけどね。
でも・・・モデルルームみたいなお部屋に、あたたかさも生命力も感じられません。あまり神経質になりすぎず、片付かない部屋にため息をつきながらも「日々営む」暮らしの一片だと思ってみてはどうでしょう。それに長い目で見れば、やがて必ず「家からオモチャが消える日」もくるのですから。
参考までに、寄付を募集している団体を載せておきます。
▼寄付団体
NPO法人国際子供友好協会
大橋 礼
ライター
年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。