2018.02.15
地味に傷つく!子供の「悪気のない一言」5選
まだ気を使うことを知らない、言っていいことや悪い事がいまいちわからない素直な子供たち。そんな子供の悪気のない一言に地味に傷つくことはありませんか。我が家の子供(4歳・女の子)も最近は気を使うこと、言ってはいけないことを少しずつは理解してきたものの、言葉選びに困ったときはものすごくストレートな一言を発することがあります。
今回は私が地味に傷ついた、子供の悪気のない一言を紹介します。
「ずいぶん太りましたね!」
娘とお医者さんごっこをしていたときです。娘が先生役で私の洋服をまくりオモチャの聴診器で診察をしていました。
娘「どうしたんですか?このお腹、赤ちゃんがいるんですか?」
私「いえいえ、赤ちゃんはいません。ただ太ってしまったのです」
娘「あら、ずいぶん太りましたね」
私 ・・・・・・。
人のお腹を見て「赤ちゃんがいるんですか?」と尋ねる時点で「おいおい失礼だろ!」と思いましたが、「ずいぶん太りましたね」には完全にノックアウト。子供は素直だもの・・・と少々傷つきましたが、思わぬ直球に笑ってしまいました。
まぁ、同じことを旦那が言ったら殺意を覚えますけどね。
「お化粧していたほうがいいですよ!」
休みの日、近所だからと手を抜き、年甲斐もなくスッピンで出かけようとした私。マンションのエレベーターで私のスッピン顔を認識した娘が「お化粧しないの?」と聞いてくるので、「時間もないし今日はしなくていいやー」と気軽に返した私。その直後、背後から娘からのおもーいひと言。
「ママはお化粧していたほうがいいですよ!」
まぁまぁ、そう言いたい気持ちはよくわかります。でも、子供って「お化粧していないママもかわいいよ!」とか言ってくれるものじゃないんですかね?
そう思っていた私には、ちょっぴりショックで「ですよねー」という返答しかできませんでした。そして、娘の美意識の高さを実感!(違うと思うけど・・・)とポジティブに解釈することに。
これが旦那だったら、グーでいっているところです。
「あんまり美味しくない」
これは私だけじゃなく、数多いママが体験しているのではないでしょうか。子供の味覚は大人よりも研ぎ澄まされていると言われているように、うちの子供も少しでも口にあわないなと思ったら箸がまったく進まなくなります。
そんなときに「食べないの?」と聞くと、間髪いれずに直球で
「あんまり美味しくない」
の一言。いやいやもっと「お腹があまり空いてない」とか言い方あるでしょ!と思いましたが、仕方ない。子供は気を使うことができない生き物なのだと諦め、しぶしぶ「残していいよ」と言う私。
もちろん、旦那がこんなこと言ったら2度と作らないですけどね(笑)。
「パパはイケメンじゃない」
これは私ではなく、旦那が「ガーン」となっていたエピソードです。
保育園でイケメンという言葉を覚えてきた娘。そして早くもイケメンが好きな様子。とくに『世界の果てまでイッテQ!』を観たときに初めてお目にかかったNEWSの手越くんをお気に召したようで、「手越(なぜか呼び捨て)イケメン!」とテレビを観ながら連呼していました。
そんなある日、夫婦で保育園にお迎えに行ったときのこと、娘が担任の先生とお友達と一緒にパパのお話をしていました。
お友達が「○○のパパはイケメン!なんだよ」と担任の先生に話したのを聞いて娘が反応。なんて答えるのか観察していたところ娘は
「わたしのパパはイケメンじゃない!」
の一言!すげー!!わかっている!と感動している横で、旦那は「なんでだよ!!」と突っ込みを入れていました。
「パパは3位だよ」
子供は3、4歳くらいになると、人や物に順位をつけるようになりますね。我が家の娘も例外ではなく「パパと私、どっちが好き?」とかよく聞いてきます。そんな娘に旦那が「じゃあ家族のなかで誰が一番好き?」というしょーもない質問し始めました。その前にたくさん娘と遊んでいたので自分が1位と言われると思ったのでしょう。でも娘のランキングは
1位 ママ
2位 おみそ(犬)
3位 パパ
という結果に。飼い犬に負けるとは(笑)。この残念な結果に「えっ!3位??嘘でしょ!もう遊んであげない」と大人げない態度にでた旦那。私は4歳にして娘はパパのいじり方がよくわかっているなと感心したのでした。
いかがだったでしょうか。子供の何気ない一言、本当に地味に傷つきますよね。
世間では痩せているほうがいいという偏見があっても子供のなかには存在しないのだなと改めて思ったり、あまりに直球発言だと引きずって「本当にそう思っているのか?」子供にしつこく聞いてしまったりすることもあります(笑)。
子育ては大変だけど、面白いこともたくさんある!
ちょっと最近キツイなーと思うときこそ、こういうほっこりエピソードでプププと気が抜けてリラックスできる時間が大切なのかもしれませんね。