仕事、妊娠、出産、子育て、夫婦関係…働くママを応援| BRAVA(ブラーバ)

2019.07.25

【分担なんて現実的に無理!】平日「ワンオペ」ママが行き着いた先とは?<現状編>



毎日、共働きでがんばっているワーママのみなさま、夫婦間の家事・育児・家計費の分担はどのようにされてますか?周囲を見ていると、何となく、妻の方に家事と育児の負担が偏っているような気がします。そういう我が家も例外ではなく、偏っているというより、完全なるママのワンオペ家庭です。
そんな日常を送ってきたせいで、私の心身にも変化が・・・。そんな我が家を例に、2回にわたってワンオペ家庭の現状と私が行き着いた解決法をご紹介します。

まずは現状把握:貴方のワンオペ度をチェック!


最初によろしければ、現状把握も兼ねて、以下の10項目を見て、どのくらい自分に当てはまるか確認してみて下さい。

【ワーママのワンオペ度 チェックリスト10項目】

1.基本的に、保育園の送迎は妻。
2.基本的に、子の発熱・呼出しに対応するのは妻。
3.夫が何時に帰ってくるかはその日次第
(突然夫から「今日飲み会」連絡が来ることも)。
4.夫は、子とのお風呂や遊びなど楽しいところだけやる(いいとこ取り)ことが多い。
5.夫や子のご飯(料理)は、基本的に妻が作ることが多い(夫は温めたりはするかも)。
6.妻と夫の「家計負担比率」と「家事・育児負担比率」が、大きく異なる。
(例えば、妻vs夫の家計負担は4:6なのに、家事育児負担は9:1など】
7.妻は出産後、産後鬱のような症状が出た。
8.妻の具合が悪くても、夫は殆ど頼りにならない(妻は病院に行く暇もない)。
9.夫と子どもが週末外出して、自宅で1人になると妻は心底ホッとする。
10.祖父母など、助けになる第三者が、日常身近にいない。

いかがでしたでしょうか?
上の項目に当てはまる○が多ければ多いほど、妻のワンオペ度は高いと思われます。
その上で、最近は地球でなく火星に住んでいるかのような重い重力と疲労感に襲われているなら、早急に何らかの対策が必要かもしれません。
私ですか?私は上記のチェック項目、全て○です。満点です。全然嬉しくありません・・・。
そして出産後、フルタイムで働きながらずっと偏った家事育児分担を続けた結果、すっかりヤサグレた人間(対夫限定)になってしまいました。

ワンオペの結果、夫の全てにイライラするように


最近は、夫の全てにイライラします。
「こんな状況になる前に、きちんと夫婦間で話し合って交渉や夫の教育を行うべき!」というお叱りがあるかもしれません。ごもっともだと思います。
そして、夫自身には悪気がないことも分かっています。男性中心の体育会系の企業風土の中で、上からも下からも突き上げられる中間管理職の切なさも、ある程度は理解しています。なかなか自分の裁量で帰ることもできず、かわいそうだなと思うこともあります。
しかし、その上で、妻の側からすると「そんなに長時間働くなんて要領が悪いのでは?」と思ったり、「月に1回でもいいから保育園の送迎をして欲しい」と思ったりすることもしばしば・・・。
そんな中、夫から来る突然の「飲み会連絡」には、最近は文字を打つ気にもなれず、毎回ゴルゴ13に登場して頂いています。

そのうちに、咳がいつまでも止まらずにステロイド吸入器が手放せないのも、帯状疱疹が出て痛がゆいのも、夜中にストレスでドカ喰いしてしまうのも、疲れて本を読む気力がないのも、仕事が多くて持ち帰り残業をしなければならないのも、宝くじに全然当たらないのも、すべて夫のせいのような気がしてきました・・・。

さて、どうしよう?行き着いた解決法


さて、この底なし沼のイライラ感と疲労感、どうしたら良いでしょうか?
一番良いのは原因の除去、つまり「妻のワンオペ解消」「夫婦間の不平等の解消」だと思います。ですが、家事育児を第三者(シッターさんや家事代行業者)に外注するのも、依頼や説明や部屋の片付けなどが面倒くさすぎて体が動きません。
夫にもっと家事育児の負担を背負わせるのも非現実的な気がします(でも、家計費負担はもっと比率を変えてもいい気がする・・・)。
そこで、最終的に私が行き着いた結論は、日常生活について「徹底的にモノグサになる!」ということでした。
三種の神器家電(ロボット掃除機、食洗機、洗濯乾燥機)はもちろんのこと、コードレス家電やLED照明等、日常生活のあらゆる手間を極力省くことに数年かけて取組んだ結果、今ではだいぶストレスが軽減されたような気がします(子どもが成長して手間がかからなくなったということもありますが・・・)

というわけで、次回は、私がオススメしたい「モノグサグッズ」などをご紹介したいと思います。

市口芳江

市口芳江

4歳の子どもを育て中。保育園には足を向けて眠れません。


, , , ,