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2023.09.25

我が子が【ブサイク】で辛い!将来はどうなるの?悩むママたちの体験談と解決法


親にとって、我が子は世界で一番可愛いと思える存在です。

一方で、「我が子がブサイクで悩んでいる」パパママは、意外にも多いのです。

筆者のママ友によると、自分にとっては可愛い娘だからこそ「顔が可愛くない」「ブサイク」なことが辛いのだとか…。

実際に我が子の見た目について悩んでいる、ママ友たちの声をご紹介します。

子どもがブサイクの不安1:将来が心配

我が子の容姿について悩んでいるママは、私の周囲では大きく2種類に分かれていました。

「成長したときに不安」という理由で悩んでいるママと、「自分の遺伝子のせいだ」と自分を責めているケースです。

まずは、我が子がブサイクなことで将来を不安に思っているママ友の体験談をご紹介します。

「不細工より美人の方が得をするのが現実だと思う」

娘は、筆で描いたコケシのような顔です。生まれた時に赤ちゃんの顔を見て、正直「え」って思いました。

母に「最初はみんな猿みたいだって思うのが普通よ」と言われたのですが、成長してもぶあつい一重で額が広くて、写真館で何枚ドレス試着しても、まったく似合わない…。

もちろんわが子だから可愛いです、可愛いからこそ「顔が可愛くない」ことが気になる。

なんだかんだ言っても、美人や可愛い子は得をするっていうのが私が見てきた現実

親の私が見ても娘は…女の子だけに将来が不安でしかたない(Mさん/子ども 4歳)

「美人は生涯で3000万も得をする」なんて論が話題になったときがありましたね。

実際に美人はやっぱり男性から優しくされるし、ブサイクよりも美人のほうが得をするというのは、女性だからこそ頷けます。

親としては、娘が不利な境遇にならないか心配してしまいますよね。

「美人の姉・ブスな妹…妹の将来が心配」

うちは二人姉妹ですが、長女は二重でぱっちり、赤ちゃんの時から「ベビーモデルに応募したら」って言われるくらい、かわいかったのですが、次女は長女と比べて正直ブサイクです…。

いっそのこと、どちらもブサイクならいいんだけど…。

こんな悩みをママ友に口にしたら、たぶん「美人じゃなくてもわが子は可愛いもの、性格美人に育てればいいじゃない」って言われるのもわかってます。

でもきっと成長すれば、次女のコンプレックスになるはず。それを思うと、親として辛いんです…。(Iさん/37歳/子ども 8歳・4歳)

「お姉ちゃんは可愛いのにどうして私は」と次女が悩んでしまうのでは、というママの悩みです。

何かと子どもを心配してしまう人は、色々とネガティブな想像をして不安になってしまうのも仕方のないことかもしれません。

子どもがブサイクの不安2:自分の遺伝子が憎い

続いてご紹介するのは、我が子がブサイクなことが「自分の遺伝のせい」と、自分自身を責めてしまうママたちの声です。

「自分もブサイクで死にたいと思う程悩んだから不安」

ウチの子、ハッキリ言ってブスです。そんなふうに思うなんて親失格だろうし、自分でもそう思う。

でも現実的に、うちの子を見た親戚とか「大きくなったわねぇ」とは言っても、絶対に「かわいいわね」とは言わないんです。

私もずっと顔がブスで学生時代は死にたいと思うほど悩んだから、娘にも同じ経験させるのかと思うだけで申し訳なくなる

こういう悩みは、育児の悩みって感じでママ友とかに話せないし、「いじめられるのでは」とか色々不安で、本当に辛い(Aさん/子ども 5歳)

自分が死にたいと思うほど思い詰めて苦しんだ経験があるからこそ、そんな自分に似た我が子に申し訳ないし、辛い……

そんなママの不安は聞いているだけでこちらも辛くなります。

「ブスに生んだ親を恨んだ私…娘も似てしまった」

私の家族はいわゆるイケメン・美女家系で、父オはも母親も、兄と妹も、それぞれ小学校時代からモテまくってました。

その中で私だけがひどくブサイクで、「おかめ顔の写真」が笑い話として残っている大叔母にソックリらしく、親戚が「おかめオバちゃんの生まれ変わり」と話すのを聞いて、幼いながらに実はとても傷ついていました

だから赤ちゃんが生まれたら隔世遺伝でうちの親に似るか、イケメンの父親似になるようにと祈る気持ちだったのに、生まれた瞬間に「私と同じおかめだ」とわかりました。

娘が5歳くらいの時、ちょっとませた子に「ブス!」と言われて泣いて帰ってきたんです。

夫にはくだらない、と言われるけど、女子にとってブスと言われ続けることがどれほど辛いことか、どれほど心の中をねじ曲げてしまうか。私は経験してるからわかるんです

なんて慰めたらいいのか、励ましたらいいのかもわからない。私自身、ブスに生んだ親を恨んだ時期もあったから(Mさん/子ども 6歳)

自分がかつて「ブス」と呼ばれていじめられ、親を恨むほど悩んでいたママの体験談です。

自分が散々悩んだから、娘にどう声をかけて良いのか分からない。複雑な悩みですね…。

「ブス顔で笑いを取るしかないのが辛い…」

私は「ブス」ってからかわれた時に、「ブス芸人だよぅ〜」って笑いをとっていじめられないようにしていて、そういう自分自身が本当はとても嫌でした。

そんな私から生まれた娘は赤ちゃんの時からブサイクで、はれぼったい一重にだんご鼻、あごが出ていて、眉は太くて短くて…。

この子がこれから「ブス」っていう看板背負って生きていくのかと思うと、マジで辛い。

嫌われないために、いじめられないために、友だちでいるために、ブスである自分キャラを面白おかしく作り上げていく辛さ、身にしみてるから想像できるんです。

私のブス遺伝が本当に恨めしいです(Hさん/29歳・子ども 3歳)

ブスと呼ばれるのを逆手に取って、芸人のように笑いを取っていた、というママの体験談です。

作り上げた笑顔のキャラの裏で、ずっと傷ついていたママ。自分の娘に同じ思いをさせたくない、という切実な悩みです。

 

ブサイクだったのに可愛くなった!大逆転の体験談

このように、「子どもがブサイクなのが不安、将来が心配だ」というパパママたちは意外と多いのです。

中でも「自分に似ていることでブスになった」と自責の念を抱いているママの悩みは、かなり深刻なもの。

そんな人たちに向けて伝えたいのが、「可愛くなれる方法はいくつでもある」ということです。

笑顔が可愛い子はギャップで可愛さ倍増!

ありきたりですが、やはり愛嬌というか、女の子は笑顔が素敵なら可愛いですよ。

笑うと可愛い子は周囲を幸せにしますし、ブスだというならそれを逆手にとって、ギャップを武器にすれば良いのです。

笑顔に自信がない、という娘さんがいたら、一緒に鏡の前にならんで笑顔の練習をしてあげてください。

ママは子どもの顔を気にするより、子どもが笑顔で過ごせるように気をつけてあげることが大事だと思います(Uさん/50歳・子ども 20歳)

性格は顔に出ると言いますが、これって真実だと思います。

いつもニコニコ笑っている女性は可愛いし、素敵という印象を受けますよね。

娘さんがいつも笑顔でいられるよう、明るく楽しく育ててあげてください。

ダイエットやオシャレ、メイクで女子は可愛くなれる!

うちの娘はブスといじめられて、家でゲームとお菓子ばっかりで、ブスな上にデブという「人生捨ててる女子」に。

ところが思春期になり、本人が「まずは痩せる」と言い出したので、全面的に協力してダイエット。栄養面に気を配りつつ、70キロあったのが最終的に50キロに!

顔も痩せて、一重だった目が奥二重に。団子っ鼻もスッキリ整いました。

さらに歯並びを2年かけて矯正。大人になって、メイクをプロの方に教わったのですが、かなり印象が変わりました!

ファッションも、プチプラでもオシャレに見えるように流行を意識してうまく着こなしているようです。

いわゆる「雰囲気美人」かもしれませんが、大人になった今では「可愛らしい娘さんね」と言われるようになりました(Eさん/47歳/子ども 21歳)

体型や表情、ヘアスタイルやファッションで、人の印象ってかなり変わりますよね。

顔の造りに悩むよりも、このママのように、できることを親子で一緒に頑張ってみてはいかがでしょうか。

成長とともに顔のバランスが変化。別人のように可愛くなった!

娘は子どもの頃は顔が丸く、やや離れ気味の腫れぼったい目でが目立ち、小学校では「おにぎり」「ブス」と呼ばれていじめられ、悩んでいました。

ところが成長とともに顔が縦に伸び、痩せたせいもあるのか目が大きく切れ長になり、顔のバランスがずいぶん変わりました

親から見ても美人と言っても良い顔つきになって、「成長したら顔が変わる」ってホントにあるんだなあ、と実感。

あれほど悩んでいたのがうそのように、充実した高校生活を送っているようです。(Tさん/45歳/子ども 17歳)

子どもって、父親似の時期や母親似の時期など、成長につれて顔のパーツのバランスが変わると思いませんか?

子どもが他の子と比べてブスかもしれない…というその悩みは、時間が解決してくれるのかもしれません。

 

「美容整形」はひとつの手だけど注意も必要!

一重まぶたがコンプレックスの女の子は、思春期になると糸やノリ状のコスメで二重まぶたにする子も多いようです。

また、最近では学期の変わり目や、卒業を機に「プチ整形」をする子もいるそう。本人の悩みがや不安が薄れて幸せになれるなら…と、親のほうから美容整形をすすめるケースもあるそうです。

 

しかし前述のように、子どもは成長とともに顔つきが変わるもの。小学校に入るのを機にプチ整形など、子どもが小さい頃に本人の意思があやふやな状態で実行するのはおすすめできません

美容整形に病的に依存してしまい、不自然なほど整形を繰り返すようになる人もいます。

そうしたデメリットをきちんと説明して、子どもの強い意志を確認し、その後の子どもの心をサポートしてあげることができるのであれば、美容整形も選択肢のひとつと言えるのかもしれません。

 

ブサイクから可愛くなれるかどうかは親のサポートも大切!

「ブスでもモテる子はいる」「顔よりも性格よ」

こんなアドバイスを貰っても、「それは自分の子どもがブサイクじゃないから言えることなのよ」と、ひとりのママが肩をすくめていました。

「親のくせに自分の子どもがブスだと思うなんて…」と憤る人もいるかもしれませんが、本人にとっては子どもを思うがゆえの不安であったり、自分自身を責めることになって辛いことだったりもします

もし周囲に子どもがブサイクで悩んでいる、という人がいたら、「そんなことで悩むのはダメよ」と非難するのではなく、悩みに寄り添い、今できることを提案してみてあげてくださいね。

大橋 礼

大橋 礼

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。


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