2020.07.17
大井川鉄道トーマス機関車の旅(静岡県)は子連れ旅にぴったり!オススメの理由は?
BRAVAママの皆様、夏休みの予定は決まりましたか?連続したお休みが取れそうなこの時期には、子どもとじっくり楽しく過ごしたいですね。
今回は、電車好き、トーマス好きのお子さまにオススメ、大井川鐵道のトーマス機関車の旅をご紹介したいと思います。
静岡県、関東からも関西からも行きやすい場所
SLの聖地・大井川鐵道は、静岡県島田市のお茶畑が広がるのどかな田園地帯にあります。
日本の真ん中にあるので、関東や関西からも行きやすい場所になっています。実際駅の駐車場にとまっている車のプレートを見ると、日本各地から来ていることがよく分かります。
近くには有名な温泉地が点在していて、1泊2日でのんびり行くのもよし、日帰りもよしという感じで、夏休みのお出かけにはもってこいのロケーションなのです。ちなみに私たち家族は、今回は車を使って、東京インターから日帰りで行きました。
トーマス号は朝10時台に出発します。というわけで、空いていれば2時間ちょっとで着きますが、万一渋滞した時に備えて朝7時に自宅を出ました。案の定、海老名で大きな玉突き事故が発生して、事故現場を通り過ぎるまでずっとノロノロ運転・・・。行きの列車には間に合わないかと一時は諦めかけましたが、結局は出発の30分以上前に着いて、ゆっくり駅前のプラザでお買い物を楽しむことができました。
お買い物と言えば、トーマス号の始発駅(新金谷駅)には、「ロコプラザ」という売店や休憩スペース、古いSLや駅舎を展示したコーナーなどが入った建物が駅前にあります。もし早く着いてしまっても、記念品を引き替えたり、お弁当を選んだりしながら、楽しく待つことができます。
今年からバスのバーティも登場
発車時刻が近づいて、ホームに行くとトーマスが蒸気をしゅっしゅと吹き上げて待っています。トップハムハット卿も出迎えてくれます。今年からバスのバーティもデビューして、本当にトーマス号と競争します。蒸気機関車でなく、バーティに乗りたい人はバーティにも乗れますよ。ちなみに、ジェームス号も別の時間に走っています。
トーマス号の客車の中は4人向かい合わせのボックス席で昔なつかしい感じです。家の庭先をかすめてゆっくりと走るので、沿道で手をふる子どもたちやお茶摘みをしている人の姿もよく見えます(踏切待ちの車は、運転手さんが降りて手をふってくれるのどかさ!)。途中、吊り橋をくぐったり、トンネルを抜けたり、河原で遊ぶ家族を見たり、車窓から見える風景にとても癒されます。
そして、時々チラチラと、真っ赤な車体のバスのバーティが姿を見せてくれます。
車内では、大井川鐵道の専務がハーモニカ演奏をしてくれたり、じゃんけん大会をしたりほのぼのしています。お弁当や限定おもちゃの車内販売、カメラマンによる記念撮影などもあります。
千頭駅に到着
そんなこんなな1時間半ちょっとの旅ですが、終点は千頭駅です。
この駅は寸又峡温泉の玄関口にもなっていて、ここから宿泊先に行く人もチラホラ・・・。帰りは2時台の出発なので、待ち時間の間に駅の2階にある無料休憩室(畳もあります)でごろりとしたり、奥にあるプラレールスペースで(子どもが)夢中になって遊んだり、お昼を食べたり、アイスクリームを食べたり・・・駅前の広場では、トーマスフェアが開催されていて、パーシーやヒロもいます。客車の入れ替えや、手動転車台で方向転換をするトーマス(迫力満点!)の様子を見物したり、1階のトーマスショップでジオラマを見たり買い物をして楽しんだりしているとあっと言う間に帰りの出発の時間になってしまいます。
ちなみに、大井川鐵道は、SL鉄道なので、途中、本物のかっこいいSLもシュッシュッシュと走ってきます。夫はどちらかというと、そちらにウットリして、バシバシ写真を撮ったり、蒸気の噴き出す様子を真剣に見つめていました(笑)。
降車後は、駅横の整備工場の見学もオススメです
帰りの車内では、子どもははしゃぎ疲れて熟睡。私は売店で買った大井川鐵道ビールを飲んで、満喫。新金谷駅に着いたら、せっかくなので、駅の横にある整備工場も見学してみました。走り終えたトーマス号にじっくり間近で触ったり写真を撮ることができて大満足。大きな整備工場も2階のタラップから見学して、こういうふうに整備するんだ・・・と感心しました。
帰り道は、整備されたばかりの第2東名を走りながら、途中駿河湾の見える大きなSAで休憩。とても新鮮で美味しかったです。子どもはトーマス満喫、大人は蒸気機関車に乗って自然豊かな日本を満喫した旅でした。
トーマス好きのお子さんがいる方はぜひ。チケットは以下のサイトから購入できますよ。
大井川鐵道 公式ホームページ
※この記事は2016年7月に公開されたものです。
大井川鐵道 公式ホームページ