2020.08.11
コロナ禍の夏休み!どう過ごしている?小学生の1日に密着してみた
新コロナウィルスで全国的に2〜3カ月間休校になった影響で、95%の自治体が夏休みを短縮しています。小学校の場合は、例年30日〜40日あった夏休みを今年は16日、23日程度としている学校が多いようです。
現在、コロナ禍の夏休み真っ只中。昨年は学童に毎日行かせていたママたちも、仕事が在宅になったり、学童自体が利用自粛をしていたり、自宅で仕事をしながら子どもと過ごす時間が増えている方もいるのではないでしょうか?
今回は夏休みの過ごし方を何例かと、小学1年生の子どものとある1日に密着してみました。
子どもたちは夏休みをどのように過ごしている?
夏休みを子どもたちはどのように過ごしているのでしょうか?ママたちに聞いてみました。
学童は週2ペースで利用
夏休みは8月1日〜8月24日。現在リモートで仕事をしているのと、やはりコロナ感染者数が増えてきたため、学童は週2ペースくらいで行かせてお盆期間中はお休みにしています。学童のある日は9時ごろに行き、16:00ごろに帰宅。学童のない日は 6時起床、7時半頃朝ごはん、8時〜10時ごろまでテレビやDVD、そのあとはもっぱらベランダでビニールプール。暑いしコロナだし、どこにも行けないので。
12時からお昼、13時〜14時間くらい寝る(小1ですが、未だに昼寝っ子) 15時ごろおままごとやプラレール(ママ)と一緒に遊ぶ。 16時ごろテレビ、ipad、18時半ごろ夕飯 .夕飯後はテレビ見たり、お風呂入ったりして、21時半に寝かせています。(Tさん・子ども7歳)
児童館に行っています!
午前中に宿題をするように言ってるので、朝食後にやっています。9時頃には宿題を終えて、その後は学童がないので基本的にフリー。今のところ学校にある放課後子ども教室と児童館に通っています。お昼はいったん帰宅して、私が在宅仕事をしているので一緒に食べますが、午後はまた出かけていき、児童館から17時半くらいに帰ってくる生活です。自宅にいても友達とは遊べないので
誰かしらに会えるのが楽しいみたいですね。体育館が使えたりもするのでコロナで運動不足も解消できるので積極的に行ってほしい!(Mさん・子ども9歳)
医療従事者なのでずっと学童
私が医療従事者なこともあり、休みの月曜日、水曜日以外は土曜日も学童に行ってもらっています。コロナの影響もあり、土曜日は息子ひとりなことも。それでも学童にあるおもちゃやポケモンの図鑑などを独り占めできると喜んで通ってくれています。休みの日はうちのいるのですが、暑すぎて外で遊べないため公園は夕方に行く程度。そのほかは家でずっとゲームしています…。
(Sさん・子ども8歳、5歳)
そのほかには、英会話教室のサマースクールに通わせている、民間の学童にいれて宿題から習い事まですべてお願いしているという方もいましたよ。
小学1年生の1日に密着してみた
筆者の子ども(6歳・小1)、夏休み期間は8月1日〜8月16日。
学童利用は「どうしても自宅で見られない方」という自粛モード&本人が行きたくないという理由で自宅にて夏休みを過ごしています。
そんな彼女のダラダラな夏休みの1日を勝手に撮影し密着してみました。ちなみに、私は在宅で仕事をしています。
8:00 起床
小学校に通っているときはAM6:45に起床していますが、夏休みということで少しゆるめに。8:00には起きるようにしています。寝室からリビングに来て引き続きごろごろしています。
8:30 朝食
ぼーっとしながら朝食です。朝ごはんがあまり食べられない娘さんが「冷たいうどんなら食べられる」というので、この日はうどんに。
9:00 お勉強&習い事の練習
小学校からは「ゆっくり休んで」ということで宿題はでなかったのですが、この数週間でいろいろ忘れてしまいそうなので、復習のドリルを国語1枚、算数1枚だけ、私が仕事をしている横でやらせています。20分くらいで終了。その後、習い事の練習をします。
10:00 ずっとひとり遊び
ママが仕事をしているので、基本的には一人遊びです。とはいえ、人形遊びや塗り絵をしていても1時間もすれば飽きてしまい、あとはひたすらYouTubeと「クレヨンしんちゃん」や「ちびまる子ちゃん」を観ています。
仕事中のママに何度も話しかけて怒られることもしばしば…。
12:00 お昼
仕事をしながら、お昼ご飯を作るのが正直、本当に面倒…。そんなわけで、簡単なメニューが続きます。ソーメン、焼きそば、ラーメン、うどん・・・。「今日もまた、麺??」と言われたので、この日はチャーハンに。
13:00 またまたひとり遊びかママと遊ぶ
外は猛暑にてさすがに公園には行けないので、午後もなるべく自宅で過ごしてもらっています。私の仕事のキリがいいときは、残りの仕事は夜にまわして、レジンアクセサリーを一緒に作ったり、トランプをしたりして過ごしています。
16:00 習い事の体験へ
現在、たくさん習いたいことがある娘さん。全部習わせるわけにはいかないので、夏休み期間を利用して、それぞれ体験レッスンへ行ってみようということに。この日はいちばんやりたいという絵画教室の体験へ。
「とても楽しかったけど、お友達と仲良くなれなそう…」という、よくわからない理由で娘さんのなかでは△評価。帰りがけにちょろっと公園に寄って帰宅。
18:30 お風呂&夕飯
汗だくなので、帰宅後すぐにお風呂に。入浴後、ママが夕飯の支度をして、ご飯を食べます。この日は今流行りのホットプレートしゅうまい。楽で美味しくて最高です。
19:30 テレビ&気まぐれでお手伝い
夕食後は基本家族でテレビを見たり、パパが帰宅していたら一緒に遊んだりして過ごしています。この日は「お手伝いをしたい!お手伝い表を作るね!」と急にやる気をだした娘さんがお皿を洗ってくれました。
22:00 就寝
小学校に行っているときは、21時〜21時半に寝ています。朝と一緒で夏休みなので少しだけ夜更かしOKに。22時過ぎに就寝です。
いかがだったでしょうか。コロナ禍で外出ができない、毎年楽しみだった旅行や帰省ができない。加えてこの暑さで公園にも行けない…。子どもたちには大変酷な夏休みになっているのではないでしょうか。
学校生活は休校分の遅れを取り戻すということで、休み時間が削られたり、授業時間が長くなったりしていますね。そのため、子どもの疲れは例年より倍増しているような気がします。短い夏休みですが、少しでも子どもの体力を回復し、ストレス発散できるよう、生活リズムに気をつけつつも、いつもよりゆるーく見守ってあげたいですね。