2020.08.23
便利?煩わしい?ママたちのLINE 活用法!面倒くさいと感じたときの対処法も!
ママ友の連絡手段といえば、今はメールよりもLINEのほうが多いのではないでしょうか。グループトークで数人相手にすぐ伝達できるし、すぐにいろいろな人の意見が見える。でも「LINEいじめ」「LINE トラブル」なんて言葉もあるように、便利さの裏で悪口を言うツールになったり、ママたちのLINEの使い方は人それぞれなので、めんどくささやわずらわしさはでてきてしまうもの。今回は、LINEを便利と感じているママ、反対にめんどうくさいと思っているママたちのリアルな声や、うまく使うためにどう工夫しているかなどの対処法を紹介します。
LINEを便利と感じているママ
子供がらみの連絡や分からない情報を、LINEでサッと聞く。LINEのどういうところが便利だと感じているのか、うまく使うコツなども聞いてみました。
・子どもの小学校が同じクラスで、何人か話すママたち数人(偶然みんなワーママで、学童も同じ)でLINEグループを作りました。「保育園のプリント見当たらない!」「子どもの連絡帳が汚すぎて、大事な部分が分からない」というときに、「申し訳ない、教えて!」という感じで使ってます。お互い様だし、みんなサクッと用件のみ書くので、すごく助かっていますね。〔Tさん、子ども7歳、4歳〕
・低学年でまだ子どもに携帯を持たせてません。しかも、子どもって変な約束をしてくるんです。場所は決めたけど、時間は決めてない、みたいな。そういうときにママ友LINEがスピーディに解決してくれます(笑)〔Oさん、子ども7歳〕
・メールは文章を書いて、アドレスグループから選んで…とけっこう手間がかかりますが、LINEはスタンプだけで済ますこともできる。落ち込んでるときに、笑えるスタンプで元気もらったりしてます。〔Kさん、子ども10歳、7歳〕
LINEのいいところは、タイムリーに答えが返ってくるところ。もちろんそれをわずらわしいと感じる人も多いかもしれませんが、特に子供が小さいうちは、ママ友のLINEに助けられることもいっぱいあるようです。
LINEをめんどうくさいと感じているママ
上手く使っていたつもりでも、ふとしたことで「めんどうくさい」と感じるようになってしまったママも多いようです。人間関係にビビが入ってしまうことも・・・そんなママたちの赤裸々な体験や気持ちとは?
・子供の小学校の部活の連絡網がLINE。最初の頃は用件だけだったのですが、そのうちの2人くらいが、「今、居酒屋なう」「息子がこんな面白いことやってるー」とか、部活とは何の関係もないプライベートをガンガン書くようになって。一日中LINEがピコンピコン鳴っている日もあるので、うっとおしい!個人LINEでやってくれ!!〔Wさん、子ども7歳〕
・1行1行いちいち切ってコメントしてくるママがいます。まとめて書いてくれよー!と。LINE爆弾と呼んでますが、彼女に連絡したくても、また爆弾が来ると思うとめんどうくさくて…〔Iさん、子ども6歳、4歳〕
・なんでもかんでもLINEで聞いてくるママ友。「明日の下校何時だっけ」「あの提出物いつまで?」などなど、ほぼ毎日。子どもの持ち帰るプリントちゃんと見てー!!最初は返事をしていたけど、あまりひどいので最近は既読無視をすると角がたつので、既読マークがつかないようにして、しばらく放っておきます…〔Hさん、子ども8歳、6歳〕
一日中携帯がブルブル鳴ってたらうっとおしいし、しんどくなりますよね。でも、「個人でやってね」とか「そういうのは送らなくていいよ」とはなかなか言えないし…難しいですね。
LINEで息苦しさを感じたときの対処法は?
便利と思って使っていても、LINEをめぐってちょっとしたトラブルに発展して、息苦しくなってしまうことも…もうしそうなったら、あるいはそうなる前に、どう対応しているのでしょうか。
・飲み会の連絡をLINEでやっていたのですが、みんな好き勝手なことばかり言ってぜんぜんまとまらない。私がちょっと意見的なことを言ったら、それに噛みついてきたママがいて、まぁめんどうでした。LINEだとパッと送れちゃうし、相手の表情も見えないから怖いですよね。結局その人と電話で話しました(笑)その件から、LINEでは、言いにくいことや伝わりにくいことは書かないようにしています。〔Tさん、子ども12歳、10歳、3歳〕
・申し訳ないけど、グループLINEってほとんどスルーしていい内容だということに今さら気づいて(笑)返信が必要なこと以外は、極力既読スルーしてます。下手に書いて、炎上したら大変。ママなら子育てや家事でみんな忙しいでしょ、と。〔Yさん、子ども3歳、0歳〕
・「仕事中はほとんど携帯見れないから、LINEはなかなか返信できないかも」などと先に伝えておきます。「LINE来た!返信しなきゃ!」というわずらわしさから解放されましたね。〔Eさん、子ども4歳〕
ちまたでも、ママ友LINEトラブルは多いようです。何年か前にもLINEによるママ友たちからのいじめを苦に、子供を置いて母親が自殺をしてしまうといった事件がありましたよね。(詳細は「ママ友内でのいじめが原因!? 子どもを置いて自殺したお母さん2人」の記事を参照)。こういうトラブルに発展することは稀なのかもしれませんが、「こうだから返信しにくい」などと伝え予防線をはっておくのは、相手に悪い印象を与えずトラブルを事前に回避できるいい方法かもしれません。
筆者の友人で、「子どもが携帯漬けにならないためには、まず親がやめないと。LINEもやめるね」と、スマホからガラケーに替えた人がいました。もちろんそこまではできませんが(するつもりもない)、LINEにしばられちゃってるママ、けっこういるのではないでしょうか。
今一度、自分がどう使いたいのか、なにがストレスになるのかなどを考え直してみてはいかがでしょうか。
※この記事は2018年4月に公開されたものです。
田崎美穂子
mamaライター