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2021.02.11

我が子の「食の好み」が意外!新しいものに挑戦しない!子どもの食に関するエピソード



「こんなもの作ってみたよ」「たまには変わったもの食べさせてみようかな」と珍しく張り切っても、食べない…こっちのほうがいい…と、定番のものや自分の好きなもの以外手を出そうとしないお子さん、けっこう多いようです。
確かに人の食べ物の好みは三者三様ですが、「なんでこれが嫌いなの?」あるいは馴染みのものしか食べない、食へのチャレンジ精神がない…そんな素朴な(意外と大きい?)悩みを持つママに、お子さんの好みや、食に関するエピソードなどを聞いてみました。

昔ながらの和食が好き!


子どもが好きそうなハンバーグ、カレーはあんまり…まだ小さいのに、和定食が好き、昔ながらのお惣菜が好き! というお子さんも少なくないようです。

・友達の家で出してもらったオムライスが進まず
長男はとにかく和食好きで、ひじき煮や肉じゃが、きんぴらごぼうなど大人が好むものばかり食べたがります。健康にもいいし、大人と同じメニューで済むのでありがたいのですが…年長の頃友達の家でお昼をごちそうになったとき。ママ友が可愛いオムライスプレートを作ってくれたのに、ぜんぜんスプーンが進まず、ものすごく申し訳ないことをした、という思い出があります。そのママが「好みも聞かず勝手に出してごめんね」と逆に謝るので、ますます申し訳なくて…小3の今も相変わらず和食ばっかりですね。給食のカレーやスパゲティは食べているようですが。〔Tさん、子ども9歳〕

・可愛いお弁当は食べない…
長女が保育園のときの遠足に、張り切ってキャラ弁を作ったら、ほとんど残してきたんです。食欲なかったのか?まずかったのか?と焦ったところ、「普通がいい。唐揚げと卵焼きとかがいい」と(苦笑)やたらカラフルなご飯(チーズやカニカマ、桜でんぶ)が嫌だったようです。
喜ぶと思って我ながら頑張って作ったので正直ショックでしたが、どういうお弁当がいいかわかったし、今は(夏休みなどの)学童のお弁当も渋めで済むので楽かな。
〔Eさん、子ども8歳、4歳〕

・クリーム系の給食が辛い…
家でシチューやドリアを作っても、半分以上残し、「あとは白いご飯にふりかけで食べるからいい」…ということが何回かあったので、我が家ではクリーム系のものは一切出していません。給食でもたまにシチューやクリームドリアが出るので、完食するのはかなり辛いそうです。美味しいのになぁ…〔Hさん、子ども7歳〕

行くレストランがいっつも同じ!

外食時に「どこがいい?」「何が食べたい?」と親がワクワク気味に聞いても、いつも行くお馴染みの店のお馴染みのメニューがいい…というお子さんもいるようです。でも、けっこうあるあるかも?

・新しくできたピザ屋に行きたいのに…
近所に新しくピザ屋が開店。「今日はここのピザをテイクアウトしようよ」とかなり食い気味に提案したのに、「〇〇ピザ(大手宅配)のクアトロ(1枚で4つの味が楽しめるピザ)がいい」と淡々とした返事が返って来ました(泣)それいつも食べてるじゃーん!
ほかの食べ物に関しても大体そんな感じですね。本当にチャンレジ精神がないというか、新しいものを食べてくれない我が子です。〔Sさん、子ども7歳、2歳〕

・ここ数年ずーっと近所の中華料理屋だけ
子どもが生まれてから、たまの外食といえば、ほぼ近所の中華料理屋(チェーン店)しか行っていません。奥に個室っぽい部屋があるので、赤ちゃんがいても安心して食べられるという理由から行きだしたのですが、子どもが小学生になった今も、そこばっかり。とにかくその店のしょうゆラーメンと餃子が大好きで…「ファミレスとか洋食屋は?」と提案しても、「えー…」と渋るので、ついいつもの中華屋へ。下の子がまだ小さいからいいけど、でもコロナ禍が落ち着いたら、ほかの店にも一緒に行こうよ~!(笑)
〔Kさん、子ども8歳、3歳〕

お菓子へのチャレンジ精神もゼロ


お菓子シリーズでもオリジナルのものしか食べないなど、おやつ類でもいつも食べているもの以外手を出そうとしない、あるいは「なぜそのお菓子が苦手!?」というエピソードを紹介します。

・新商品や新しい味が出ても手を出さない
スナック類やチョコはけっこう好きで食べるのですが、「新商品〇味」や「季節限定もの」には手を出さないんです。別にいいのですが、「これ、〇〇チョコのイチゴ味だよ~。食べてみて」と買ってきても、「いらなーい。普通(オリジナル)がいい」と興味なし。結局私と主人で食べる…
もう少ししたら、友達同士で「ねえねえ、これ新商品」なんてお菓子を分け合うようになれるのかしら…と、変な心配をしてしまいます。〔I さん、子ども7歳〕

・食わず嫌いが多すぎ…
あんこと抹茶味が苦手な娘。ほとんど食べたこともないし、嫌いな理由も当の本人がよくわかっていないようなので、いわゆる「食わず嫌い」ですね。祖母が有名店の大福を買ってきても拒否、抹茶味のチョコも「いらなーい」。遊びに来た友達のママがあんこ系の手土産を持ってきても「食べない」…あんこと抹茶が食べられなくても、人生に支障はないと思いつつ、けっこう色々な場面で引っかかることが多いことに気づきました(苦笑)大きくなったら食べられるようになっていくのかな。〔Yさん、子ども6歳〕

きょうだいでも、食への興味がぜんぜん違う…


同じ環境、同じ食生活で育っているはずなのに、きょうだいでも「好みも嫌いなもの」あるいは「食へのチャンレンジ精神」がぜんぜん違う、というケースも多いようです。

・三者三様、面倒くさい!
3人きょうだい(男、女、男)とも、好みも嫌いなものもまったく違います。数少ない好みの共通点は、餃子とそぼろ丼と豚の生姜焼き。それぞれが好きなものを作っていたらきりがないので、「いいからとりあえず食べなさい!」という感じで作っています(苦笑)一番下の子が好きなものメインのときは、上2人が好きな鶏のから揚げを添えたり(冷凍食品)、などの工夫はたまーにしていますが。餃子・そぼろ丼・豚の生姜焼きはヘビロテです。
〔Nさん、子ども10歳、7歳、4歳〕

・下の子の方がチャンレジ派?
上の子は、いわゆるスタンダードな料理しか食べません。特に和食が好きで、洋食で好きなのはカレーくらい。同じメニューでも、ちょっと味を変えたり、リメイクしたものは「普段のがいいな」とブツブツ言いながら、1/3くらい残すんです。逆に下の子は、新しいものでも「食べてみる!」と試食してくれたり、味変したものも「美味しいよ」と食べてくれます。この違いはいったいなんだろう…〔Sさん、子ども11歳、8歳〕

パパやママだって好き嫌いがあるだろうし、大人になった今も「え~これ食べられないの?」なんて言われちゃう場面だってあると思います。わが子のこととなると、なぜか妙に心配になったり、「なんで食べないのよー…」とちょっと腹が立ってしまったり。でも、成長とともに気づいたら食べられるようになっていたり、「なんであのときアレが食べられなかったんだろうね~」なんて笑い話になったりするものです。
食に関するあれこれも、子どもの成長の現れ。食べてほしい! という気持ちも大切ですが、無理強いせず、無駄にイライラせず(ママの精神衛生上)、ゆるりゆるりと見守っていきたいですね。

田崎美穂子

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