2021.02.14
<具材や肉にこだわりが>カレーには各家庭の味がある!働くママ宅の「カレー事情」アレンジメニューも紹介
筆者の長男(10歳)の子どもたちがわが家に遊びに来て、カレーをふるまったときのこと。子どもたちが口々に「あ、家はお肉が違う」「家はブロッコリーが入ってるよ」「お母さんは隠し味に味噌入れてる」と言い出し、子どもカレー談義が始まりました。でも全員「このカレー美味しい!」と最終的に言ってくれたので安心しましたが(笑)
わが家でもヘビーローテーションで夕飯に登場するカレーライス。ワーママも、けっこう頻繁にカレーを作るのではないでしょうか。子どもの人気メニューであり、ひと皿で肉も野菜も摂れて栄養満点!
そんなカレー、実はなかなか奥が深いのです。野菜、肉、ルーでそれぞれ独特な「家の味」ができあがりますよね。他のご家庭のカレーを参考にしてみても楽しいかも。
そこで、ワーママのカレーをちょっと覗いちゃいましょう。
わが家ならではの具材を教えて!
カレーに入っている具と言われてまず思いつくのは、ニンジン、ジャガイモ、タマネギの3つくらい。ワーママがいつもどんな具材を入れているのか聞いてみました。
・かぼちゃ・・・ジャガイモのかわりにかぼちゃを入れます。ほんのり甘くなってまろやかになります。主人には甘すぎるらしく、香辛料を足していますが。
・ちくわ・・・「海街Diary」(吉田秋生、小学館、全6巻)でシーフードカレーにちくわを入れるシーンがあり、半信半疑で入れてみたら美味しかった! 今では定番です。
・バナナ・・・主人の実家でカレーをごちそうになったときに入っていて、コクがあってものすごく美味しかったのでそれ以来入れています。子どもにも大ウケで、今では入れないと物足りない。
・りんご・・・すり下ろさずに細かく切って入れます。 子どもたちもしゃりしゃりとした歯ごたえが好きみたい。
・ピーマン・・・子どもが苦手だったので、カレーならと思って、小さく切って入れたらごまかされて食べてくれました。以来欠かせない具材のひとつに。
具材を足していくと栄養素もプラスされていいですよね。筆者はたまにせめてもの彩りとしてブロッコリーを乗せます。でもこれも実は葉酸という栄養素がプラスされているのですよね。
肉にもこだわりが?
使う肉によってもまた全然違うカレーになりますよね。ちなみに筆者は必ず一口大に切った豚バラを入れます。子どもに聞くと、ほどよい薄さと小ささが食べやすいとか。
・鶏モモ肉・・・やはり家はチキンカレー。ゴロッとしたお肉がいいみたいですね。一度豚こまを入れたら、子どもに「これじゃない」と言われました(笑)
・牛こま・・・何となく味に深みが出る感じがして、色々な肉を試して牛こまに落ち着きました。これだと夫も子どももおかわりしてくれます。
・ひき肉・・・ドライカレーに近い感じになりますが、1歳の子どももすごく食べやすいみたいです。基本的には合い挽きですが、たまに鶏ひき肉も使います。
肉ひとつ取ってもこだわりが見えて面白いですね。色々試して今の肉に行き着いたママも。それで喜んで食べてくれればしめたもの!!ですね。
ワーママ大助かり、カレーアレンジメニュー!
ついつい作りすぎてしまうカレー。でも、実はそれがワーママの手抜き料理の大きな味方になるのです!
・休日に大量にラタトゥイユを作り、月曜・火曜はそれを副菜として出し、疲れが溜まってくる頃の水曜にカレーに変身させます。そして翌日に余ったカレーが今度はドリアに変身! 子どもたちはカレーとカレードリアはまったく別物だと思って喜んで食べますね(笑)。(Nさん・子ども4歳、2歳)
・カレーを作るときは多めに作り、翌日の朝に食パンにカレーとチーズを乗せ、オーブンで焼くだけ。このカレーチーズトーストは絶品で、子どもも大好物。朝からたくさん食べてくれます。その夜はカレーをだし汁で割って、カレーうどんにします。カレーが続きますが、ライス→パン→麺なので、子どもたちも文句は言いませんね。(Kさん・子ども7歳)
二次利用どころか、三次利用できるのは、忙しいワーママにとっては本当にありがたいことですよね。見た目を変えれば、カレーが続いても子どもたちは喜んで食べてくれるし、なんといっても2日間か3日間はメニューに悩まず済むのが嬉しい!
いかがでしたか。カレーが食べたくなってきたのでは。筆者の1歳の息子も食が細いのですが、カレーだけはいつも完食してくれます。それに野菜と肉とルーを入れて煮込むだけで本当に簡単にできるので、私にとっては本当にありがたく、ヘビロテのメニューです。夏はなぜかカレーが食べたくなる季節。この記事を参考に、「お家カレー」をたくさん作ってください!
※この記事は2015年6月に公開されたものです。
田崎美穂子
mamaライター