2023.08.29
プログラミング×音楽の最先端技術を楽しみながら学べる!ソニーの子ども向けワークショップを体験!
ダラダラ過ごすとあっという間に過ぎ去ってしまう夏休み。自由研究などの宿題もあり、子どもに何か有意義な体験をさせたい!と思うママたちも多いのではないでしょうか。
そんな方にピッタリのイベントが、ソニーが開催する「CurioStep サマーチャレンジ2023」。
夏休みの約1ヶ月間にわたって行われ、自由研究のヒントにもなる多様なワークショップやトークイべントを通して、子どもたちの学びや好奇心をサポートしてくれます。
そのイベントの中から、最新技術を使い、プログラミングと音楽を簡単に楽しく学べるワークショップを体験してきました!
自分だけの「ゆる楽器」を作成する体験型ワークショップ
「CurioStep サマーチャレンジ2023」は昨年の人気を受け、今回で第3回目の実施となるイベント。参加費無料で、ホームページなどから抽選で参加者を決定。
今回参加してきたのは、『toio™を使って誰にでも演奏できる「ゆる楽器」をつくろう! ゆるSTUDY LABO「プログラミング×音楽」toio™でゆるミュージック!』。
小学3年生〜小学6年生が対象で、約30組の親子が参加されていました。
本イベントは株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントによる教育プログラムで、誰にでも演奏できてすぐに合奏できる「ゆる楽器」をプロデュースする世界ゆるミュージック協会の活動として開催。 人気ミューシジシャンDJみそしるとMCごはんさんが講師として登場しました。
ロボット トイ「toio™(トイオ)」を使って、プログラミングで自分だけのゆる楽器を開発していきます。
プログラミング×音楽を感覚的に学べる工夫が満載!
toio™にはセンサーがあり、専用シートの下の座標を読み取ることで、動いたり、音を奏でたりすることができるという仕組み。
DJみそしるとMCごはんさんがこのワークショップのためにオリジナルでプロデュースした「どれみふぁ回転寿司」というシートを用いて、小学生でも簡単に、楽しくプログラミングを学ぶことができます。
タブレットで操作するとマットの上をtoio™が動くのですが、まずその様子に子どもたちは興味津々!さらにシートの上にカードを置くことでtoio™がそれを読み取り、音や音声を再生させることができます。
まずは3チームに分かれ、4小節ずつをそれぞれが担当し、「きらきらぼし」の合奏、さらには替え歌の「きらきら寿司」を演奏しながらみんなで大合唱しました。
さらに応用編として、音を変えたり、自分の声をタブレットで録音し、カードにプログラミングして再生させたり、という高度な技術の伝授も。
それを踏まえて最終的には子どもたちそれぞれがオリジナルの曲を作成し、発表。
短時間で作られたと思えない、それぞれに個性のある、かわいらしい曲が出来上がり、面白い音や音色に子どもたちはもちろん、参加者の保護者たちも笑顔で癒されるワークショップとなっていました。
子どもの成長が見られ夏休みに親子で特別な体験ができるイベントに
ワークショップ終了後のアンケートでは、参加した子どもたちのほぼ全員が楽しかった!と回答。
具体的には、「いろんな人と音楽を作って、交流できたことが楽しかった」「遊びながら音楽を学べた」「自分の声を録音して編集できるのが面白かった」という感想が見られました。
また、「音楽を作るのにたくさんのプログラムが使われていることを知り、驚いた」というプログラミングへの興味を抱く感想も。
また、保護者へのアンケートでは、今回のワークショップへの参加で子どもに何らかの変化を感じたという方が大多数という結果に。
「自分で新しいものを生み出す楽しさをはじめて気づくことができたような気がします」や、「積極的ではないので、自分から工夫をしたり、周りの参加者に話しかけていたり驚きました」という子どもの知らなかった一面を見つけられた方もいらっしゃいました。
講師のDJみそしるとMCごはんさんは「プログラミングは難しいことばかりじゃなく、楽しいもの。様々な方法で音楽を楽しんでくださいね!」と最後に子どもたちにメッセージを伝えていました。
必修化されたとはいえ、学校や家庭ではなかなか“楽しく”学ぶことができないプログラミング。子どもたちが身近に楽しめる音楽という方法で、すんなりと内容が入ってくるワークショップとなっていました。
その他にも最先端技術に触れられるイベントや情報が盛りだくさんなソニーの「CurioStep サマーチャレンジ2023」。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
森田文菜
スタイリスト/ファッションライター