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2015.10.21

怪我をさせられた、させてしまった! 園によって異なるトラブル時の対応


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集団生活にはお友だちとの大小のトラブルはつきもの。まだおしゃべりでのコミュニケーションが上手にできないうちから通い出し、長時間お友だちと一緒に過ごす保育園生活の場合はなおさらです。

離れて過ごしている時間が長い分、気になる園でのトラブルの有無や先生たちの対応。子どもどうしのトラブルを双方の親に伝えるかどうかなどの対応は、園の方針によっても差があるようです。

喧嘩や怪我は日常茶飯事

上手く言葉で伝えられなくて噛み付いてしまうこともしばしば

上手く言葉で伝えられなくて噛み付いてしまうこともしばしば

初めての赤ちゃんを保育園に預ける時に不安なのは、園内の安全面や保育士の目が十分に届く体制になっているかどうか。

そして1歳代にもなると、お友だちとの関係が園生活のすべてとも言えるほど濃いものになっていきます。どんどん活発になり、自分で転んだり何かにぶつかって怪我をするだけでなく、お友だちとのちょっとしたいざこざも増えてきます。お互いに手が出てしまったり、中には相手にかみついてしまうタイプの子もいます。

喧嘩で怪我をしてきたのに相手の子がわからないモヤモヤ

お話ができない小さな子どもがトラブルになったとき、相手が誰かもわからないとさらにモヤモヤしますね。

自分の子どもが怪我をさせられた場合、相手がわからないと余計モヤモヤしますね。

我が家の子どもたちは、保育園(認可、認可外)、幼稚園、認定こども園などを経験しています。

お世話になった2つの幼稚園(公立、私立両方)の場合は、あとを引きそうな喧嘩があった場合、お互いに怪我はしていなくても、お迎え時に双方の親が揃った際に子どもも含めて先生から説明がありました。

その時の状況を親も聞いたうえで、先生は子どもたちに仲直りさせたり、今後こういうことが起きないようにしたいねと言い聞かせていたりしました

一番上の子の時の体験だったので、集団生活において先生は、こうやって根気よく子どもに言い含めていくのだなあと感じたものです。

その後しばらくして、下の子たちが公立保育園の3歳児クラスと4歳児クラスに入園したのですが、子どもどうしのトラブルについての対応が、幼稚園の時と全く違うことに大きなギャップを感じました。

保育中にできた傷や状況、どんな手当てをしたのかは、お迎え時に先生が説明してくれるのですが、お友だちと喧嘩して怪我をしてしまった時に、誰との間でそのようになってしまったのかまでは、伝えられないのです。

3歳児であれば、「○○ちゃんに噛まれた」などの説明は親にできます。相手の子が一方的に悪いとは思ってはいないものの、しっかり跡のついた歯形を見ると、「相手の子の親には知らされているのかな?」「うちの子は手を出さなかったのかな?」など、モヤモヤと色々な思いがわきあがってしまったことを覚えています。

「保育中のことは保育時間内に解決」が方針の園も

トラブルの詳細をあえて伝えないという園の方針にはしっかり理由があるようです。

トラブルの詳細をあえて伝えないという園の方針にはしっかりとした理由があります。

この時には、感じたモヤモヤを自分の中にしまったままで時が過ぎてしまいました。

その後、私も園生活を重ね色々な保育士さんたちとお話をする中で、「保育中のことは保育時間内に解決」という考えを土台にし、トラブルの細かい説明までは双方の親にしない方針の園もあるというお話を聞きました。これは、幼稚園だからこう、保育園だからこうというものではなく、それぞれの園の方針によるものだそうです。

トラブルの細かい説明をしない背景には、

・子どもの喧嘩は日常茶飯事で、ある程度はお互い様
・親のお迎えの時間もバラバラでコミュニケーションも少ないため、必要以上の心配をさせたくない

などの考えがあるとのことです。

私がお話を伺った保育士さんは、「誰とのトラブルというよりも、どういう状況でトラブルが発生し、それに対して保育士がどのように対応し、子どもがどんな様子だったか、納得できたかどうかに目を向けてもらえると嬉しい」と話していました。

対応に疑問があった場合には、文句というよりも「どういう方針で取り組んでいるか」という切り口から入ると、少し質問しやすいかもしれません。先生とのコミュニケーションのきっかけにもなりますね。

保育園のお友だちは、兄弟ともまた違う仲間

大人と同じように、子どもも長時間保育園にいれば疲れてきます。

大人と同じように、子どもも長時間保育園にいれば疲れてきます。

我が子たちが保育園時代によく言っていたのですが、夕方になると何だかイライラし、お友だちにもそんな様子が見られ、小さな喧嘩が増えるそうです。

お昼寝もあるとはいえ、子どもも夕方になると段々疲れてくるのですね。長い時間一緒に過ごしているけれど、兄弟のように遠慮なくやりすぎてしまうのはダメだということ、自分がお友だちにされていやなこと、自分がやらないようにしようと思うことなども、少しずつ理解していくようです。

親は園での様子を実際に見ているわけではないので、想像や妄想も含め、不安も大きくなりがちです。

我が子が「○○ちゃんに引っかかれた!」と言えばその情報に引っ張られてしまうこともありますが、我が子が友だちに手を出してしまう可能性も毎日存在します

子どもの話と保育士さんのお話を総合し、「どのような展開でそうなってしまったのか」「相手の子はどんな気持ちだったのか」「自分はどう感じたか」を、我が子と話す時間も大切なのだなあと感じています。

園の対応だけでなく、ほかの親、園児とのコミュニケーションも生きてくる

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ほかの園児や保護者とも普段からコミュニケーションをとっておく必要がありますね。

また、お迎え時にほかの子たちと言葉を交わしたり、園行事や保護者会などの限られた機会に親同士が言葉を交わすだけでも、親近感が沸いてきます

相手を知っていれば「ああ、あのいつも元気な○○ちゃんと、ちょっとヒートアップしちゃったのね」と、親のほうも心の余裕を持って子どもの話が聞けることにも気づきました。仲が良い分、衝突もしがちなお友だちのお母さんとは、保護者会などでお会いした時に、「言いすぎたりやりすぎたりしたっていることないですか?」と聞いてみたりもしました。

トラブルが起きた時の受け止め方も人それぞれ。こちらがあまり重くとらえていなかったことでも、相手の中にはしこりとして残ってしまう可能性もあります

長く密に一緒に過ごすお友だちとの関係をサポートする気持ちで、親も見守っていけたらいいですね。

千葉美奈子

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