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2022.07.07

子どもに言ってしまい後悔する言葉5つをママたちのアンケートから調査! その後の対応どうする?



子どもにはできるだけ余裕のある心で接したいと思っているのに、ついつい感情的になってしまったり、ダメだとわかっていてもついつい言ってしまったりする言葉ってありませんか?
親の都合で子どもをせかしてしまったり、できないことを指摘してしまったり……。
特にワーキングママは、子どもと共に過ごせる時間が限られている分、フォローに悩むことも多いかもしれません。
ママたちへのアンケートで浮かび上がった、ダメだとわかっているのについつい子どもに言ってしまいがちな言葉TOP5を紹介
また、これらの言葉を言ってしまった後、子どもにどんなフォローをしているのでしょうか?

1位「早く!」「早くして!」

<どんな状況の時に言ってしまう?>

 ・習い事に行くときや、寝る準備のときなど。親の私が時間に追われてイライラしているときに言ってしまうことが多い(Yさん・子ども5歳)

子どもの行動がノロノロしているとき。見ているだけでイラッときてしまう (Fさん・子ども7歳、4歳、0歳11ヶ月)

私が急いでいるのに、マイペースでなかなか支度してくれないときにはいつも言ってしまう(Iさん・子ども2歳11ヶ月)

急いでいるとき、自分の思うように動いてくれないとき(Tさん・子ども6歳8ヶ月・1歳6ヶ月)

なかなか起きない、身支度をぐずぐずしている、なかなか歩いてくれないと、どうしても早くしてほしくて口から出てしまう(Hさん・子ども3歳8ヶ月)

遊んでいてご飯を食べないときや、朝着替えないときなど、イライラしてしまう(Kさん・子ども2歳)

<言われた時の子どもの反応>

「子どもだから早くできないの」と逆ギレ。(Yさん・子ども5歳)

だいたい無視(Iさん・子ども4歳11ヶ月)

イライラした様子の時もあれば、泣きそうになっているときもある(Tさん・子ども6歳8ヶ月・1歳6ヶ月)

「待って〜」と早く支度をしようとする(Yさん・子ども4歳、2歳)

2歳でたいぶ言葉も話せるようになってきたのに。「やーん。あーん」と理由が自分でもわからないままイライラして叫び出す。(Kさん・子ども2歳)

 

「早く!、早くして!」常に時間に追われる働くママが特に言いがちな言葉かもしれません。
子どもと一緒の行動は時間がかかるのがわかっているから余裕を持って行動する努力をしているつもりでも、それを上回るレベルのノロノロした行動をされたり、出がけにハプニングが起きたり(出がけに紙オムツに「大」をされてしまうというのも代表格)の繰り返しです。
でも、イライラMAXで「早くして!」と鬼の形相でいうママは子どもたちにとっては恐怖そのもの。できれば、「早くして!」に代わる言葉を見つけたいものです。

2位 「あとでね!「また今度ね!」

<どんな状況の時に言ってしまう?>

保育園がお休みの日に、私の仕事が終わらず作業している最中に遊んでほしいとせがまれるとき(Mさん・子ども5歳6ヶ月)

自分が集中しなきゃならない(書類を書いている、メールの返事をしているなど)時にしつこく話しかけられるとつい。また、ご飯の支度中(たいてい火をつかっているとき)に言ってしまう。(Yさん・子ども5歳)

忙しいのに「ねえねえ、ママ見て〜」とまとわりつかれたとき(Tさん・子ども11歳・8歳・1歳)

夕飯の後、片付けをしている時などに絵本を読んでと言われたとき(Cさん・子ども14歳、12歳、10歳、8歳、3歳)

<言われたときの子どもの反応>

シュンとする(Mさん・子ども5歳6ヶ月)

自分の話を押し通そうと、声が大きくなる(Yさん・子ども5歳)

8歳の子どもに絵本をせがまれることが多いですが、「あとで」と言うと「わかった」と言いながらも「本当にあとで読んでくれるのかな」と言いたげな少しさびしげな顔をする。

「あとでね!」って言われた子どもはきっと「あとって、いつ? 今やってほしいのに」と思っているのでしょう。
その「今」がママは忙しいのですが、子どもは「今」に全力投球な存在でもあり、そのすれ違いが切ない状況を生み出してしまうようです。
「ママはいつも忙しそうなのに、あとでっていつ!?」、こんな子どもたちの声が聞こえてきそうです。

3位 「◯◯したら、××(ご褒美)してあげる〜」(「◯◯しないと、××(ご褒美)してあげないよ〜」含む)

<どんな状況の時に言ってしまう?>

これを言わないと、言うことを絶対聞いてくれないとき。これはダメだな〜と思いながら言ってしまう(Iさん・子ども2歳11ヶ月)

お片づけや、やってほしいことがあるときに、ぐずったり、ふざけてやらなかったり、ほかのことに夢中になっていると、「◯◯しないと、××(ご褒美)してあげないよ〜」とご褒美をつるさげ脅迫めいたことを言ってしまう(Hさん・子ども3歳7ヶ月・0歳9ヶ月)

遊びに夢中になっていて、お風呂になかなか入ってくれないときや、着替えてくれないときに、お菓子や大好きなYouTube見るというご褒美を餌に、やらせようとしてしまう(Kさん・子ども3歳1ヶ月)

<言われたときの子どもの反応>

 ご褒美なので、喜んで親の言うことを聞く(Iさん・子ども2歳11ヶ月)

ご褒美が魅力的なときはいままでやっていたことをすぐにやめ、動き出すが、そうでもないときは無視(Kさん・子ども2歳1ヶ月)

たいして気に止めないときと、「わかってる」とキレ気味な返事をしながらやるときと「はい!」と言ってベソかきながらやるときとまちまち。(Hさん・子ども4歳7ヶ月・0歳9ヵ月)

2歳にもなるとご褒美の内容によって言うことを聞いたり聞かなかったりという知恵が働いてしまうとは!
何か行動するときに、「これは必要だからやらなければいけない」「これはいけないことだからやってはいけない」とわかったうえでするのでなく、「ご褒美をもらえるから~する、~しない」というパターンに結びついてしまうのは、避けたいものですよね。

4位 「なんで(どうして)できないの?」

<どんな状況の時に言ってしまう?>

朝の支度時間、「ママはお化粧しているから、これ食べていてね」と言ってあとで見ると、フリーズしていてまったく食べていないとき。(Yさん・子ども5歳)

宿題やドリルが全然進まないとき(Tさん・子ども11歳・8歳・1歳)

おもちゃの片付けやご飯をちゃんと食べてくれない時、トイレに行ってほしい時などすんなりやってくれないとつい言ってしまう(Rさん・子ども2歳)

<言われた時の子どもの反応> 

「なんでできないの?」と言うと11歳の長男は涙ぐみます。8歳の長女はプチっとキレて、しばらくほかのことを始める(笑)(Tさん・子ども11歳・8歳・1歳)

最初は無視しているけど、そのうち泣き出します(Rさん・子ども3歳)

このアンケート結果を見た我が家の小6の娘が、「本当にできない場合と、なまけていてできない場合は全く違うんだよね。頑張ってもできない場合にこう言われると、腹が立つかも」。
ドキッ! そしていずれの場合においても「なんでできないの?」という言葉は、やる気をそいでしまうことにつながりそうです。

5位 「もう知らないよ!」

<どんな状況の時に言ってしまう?>

何度言っても、言うことを聞いてくれないとき。たいてい、親の私の気持ちに余裕がないときに言ってしまう(Kさん・子ども2歳1ヶ月)

特にいつとは決まっていないが、ついつい言ってしまっている(Iさん・3歳8ヶ月、10ヶ月)

「じゃあもうママしらないからね」と、深い意味はないけど子どもがいうことを聞いてくれなくて我慢の限界になると、一番子どもにとって効果のあるこの言葉を言ってしまう。(Yさん・子ども6歳2ヶ月)

 

<言われた時の子どもの反応>

「もう知らない」とママに言われた瞬間に大泣きします。(Kさん・子ども3歳1ヶ月)

最近では慣れてしまったのか、強めに言ってもきかないし、ヘラヘラされている(Iさん・3歳8ヶ月、0歳10ヶ月)

「なんで〜」と言いながら、しぶしぶ言うことを聞く(Yさん・子ども4歳2ヶ月)

ママだって時には泣きたくなる、投げ出したくなる!
でも、反応の差こそあれ、子どもを突き放す言葉は、小さな心を傷つけかねません。
「出ていきなさい!」などの言葉も同じ。
私は子どものころ、「大人も子どもだった頃があるのに、どうして子どもの気持ちがわからないんだろう。私は今の子どもの気持ちを忘れないで大人になる!」と思ったのを覚えているのですが……。
はい、やはり親になってみるとそれは難しいことであることがわかりました。

 

 言ったあと、フォローをしている?していない?

図2
フォローをしているママが大多数!とはなりませんでしたが、していないママを上回る結果となりました。
もしかすると「していない」ママの中には、気にはなっているけれど時間に追われてそのままになってしまっているという人もいるかもしれませんね。「している」と答えたママは、どんなフォローをしているのでしょうか。

 

【どんなフォローをしている?】

「早くして!」

強く言ってしまったなと思ったときは、そのあとにやさしく言い直す。(Iさん・4歳11ヶ月)

強く言いすぎたときは「ごめんね。〜だったから、言ったんだよ」と説明する。(Hさん・子ども5歳8ヶ月)

「あとでね!」

あまりにシュンと落ち込んでしまっているときは「◯◯のこと大好きだよ」と言って抱っこしてみたりする。(Mさん・子ども5歳6ヶ月)

「今は無理だけど寝る前に絵本を読んであげるね」「今日は時間がないけれど、明日はできるよ」と、今できないけれどいつできるかを口に出してはっきりさせ、その約束を守る。(Cさん・子ども14歳、12歳、10歳、8歳、3歳)

「◯◯したら、××(ご褒美)してあげる〜」(「◯◯しないと、××(ご褒美)してあげないよ〜」含む)

ご褒美や何かしてあげると約束してしまったらそれは必ず実行する。嘘はいけないので、してほしいことがまたできた時には、たくさん褒めてキスをする(Iさん・子ども2歳11ヶ月)

「なんでできないの?」

やるべきことがひと段落ついてから「きつく言ってごめん。なんでできないか、一緒にできるまで考えよう」とできなかったことに付き合う。(Tさん・子ども11歳・8歳・1歳)

少し時間をあけてからなんで怒っているのかを説明する(Rさん・子ども2歳)

「もう知らない」

ごめんね、言いすぎたと謝ることもある(Iさん・子ども3歳8ヶ月・0歳10ヶ月)

「もう知らない」と言われて、大泣きしてしまった娘を抱っこして、ママが怒った理由を話して、ママも謝る。(Kさん・子ども3歳1ヶ月)

親にとっても根気が要りますが、説明してわからせる地道な作業に立ち返るママもいます。
冷静に説明をすることは、信頼関係を築いていく土台になります
親に言われたようにはすぐできなくても、その思いは子どもにも少しずつ伝わっていると願いたいですね!

信頼関係という意味でも、「ご褒美や何かしてあげると約束してしまったらそれは必ず実行する」という回答には大きく共感するママも多いでしょう。
なかなか簡単ではありませんが、「たくさん褒めてキスをする」というような、自分の頑張りを認められることこそがご褒美になるような関係ができれば、それが理想的なのですね。

「あとでね!」を言ってしまった後のフォローにもあったように、説明よりもまずはギューッとハグして「大好きだよ!」の気持ちを伝えることは、イソップ寓話「北風と太陽」の太陽のように、子どもの心をほぐすのでは!?
そのほうが子どもも親の話を受け入れやすくなり、実は「急がば回れ」の近道かもしれません。
小学生にもなると、親子のスキンシップは、意識しないとどんどん減っていくのを実感している私です。でも、照れからあまり大喜びのそぶりは見せないけど、小学校高学年の男子でも、ムギューッとしてもらうのは嬉しそうなんですよ。親子のスキンシップ、できる限り積極的にとっていきたいですね!

子どもへの言葉がけを振り返る

子育てには楽しいことも嬉しいこともありますが、やはり人を育てるということは大変なこと。
思うようにいかないことや予想を超える事態もしばしば起きます。
アンケート結果を見てくると、子どもが大きくなっても何人目の子どもでも、みんな子どもへの接し方で葛藤しているんだなということが伝わってきますね。
いま一度、我が子への言葉がけを振り返り、親子ともに心地よく感じられる関係を育んでいくためのヒントにしていただけたら嬉しいです。

※この記事は2015年に公開されたものです。

千葉美奈子

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