2015.06.18
梅雨でも夜干しでも安心!室内干しOKの洗濯技!
そろそろ梅雨に入り、洗濯物が乾きにくくなってきました。梅雨以外であっても忙しいワーママは、洗濯物は室内干し、夜干しする方も多いもの。室内干し、夜干しの悩みといえばイヤな臭いです。あの臭いを少しでも解消して、スッキリ乾かす方法をチェックしてみましょう!
洗濯機にポン!はNG ランドリーボックスを用意しよう
脱いだ服や使ったタオル、そのまますぐに洗濯機に放り込んでいませんか?
実はそれが臭いの原因になっているんです。使用後の洗濯機には、水分や洗濯物についていた菌、よごれなどが残っているもの。そこに濡れたタオルや汚れた服などを入れてしまうと、乾燥せずにさらに菌が繁殖、臭いの原因となるのです。
それを解消するのに使えるのがランドリーボックス。通気性のよいランドリーボックスに洗濯する前のタオルや服をまとめておき、洗濯機は空の状態でフタを開けておくことで洗濯槽の中を乾燥させるように心がけると、菌の繁殖を防ぐことができるんです。色柄モノやデリケートなアイテムを間違って一緒に洗濯しちゃった、なんてことも防げます。
また、靴下など汚れが酷いものを別に分けておくとさらに効果が高まります。
洗濯物はアーチ干し!風を通そう
室内干しをするときの一工夫で乾きがまったく違うことをご存知ですか?
洗濯物を並べるときは両端を長く、真ん中を短くしたアーチ型を意識すると風の通りがよくなり、ぐっと乾きが早くなるんです。
また、なるべく隙間を均等にあけておくのも大切。重なりあっている部分が多いと乾きが悪くなり、菌が発生して臭いやすくなってしまいます。
画像提供/読売オンライン
アイロンかけの順番を変えて除菌対策
ダンナ様のワイシャツやハンカチなど、アイロンかけが必要なアイテムは干す前にアイロンをかけてしまうのがオススメ!
アイロンの熱で殺菌することで臭い防止になりますし、濡れた状態の方がシワが伸びやすくアイロンがけもスムーズ。霧吹きする手間も省けます。熱で水分がある程度蒸発するため、乾きが早いのも◎。
小さめのハンカチはアイロンがけだけでほとんど乾いてしまいます。「明日使うのに洗濯してなかった!」なんて時、学校で使う三角巾などの薄手の布物であればこれですぐに持っていける状態に仕上げられるから、覚えていて損はありません。
忙しいママを助ける除湿機or浴室乾燥 どっちがお得?
室内干しの大きな助けになるのが浴室乾燥。温風で洗濯物をスムーズに乾かしてくれます。
人目に付きにくい浴室なら来客のときも安心で、とっても便利。自宅を購入するときや賃貸物件を決めるとき、浴室乾燥機能付きを選ぶワーママも多いはず。
けれど、気になるのがランニングコスト。浴室乾燥を使い始めたら電気代が跳ね上がった、なんて声もあるほど。機種にもよりますが、1時間使うと約30円、1日3時間を1カ月毎日使うと2700円ほどになります。
浴室ではなく、リビングや他の部屋で洗濯物を干す場合、便利なのが除湿機。除湿機には大きくコンプレッサー式とデシカント式がありますが、電力がかかるデシカント式でも1時間あたり12円ほど。
1日8時間を1カ月使うと2880円になります。コンプレッサ式は1時間あたり6円。同様に8時間を1カ月使うと1440円です。また、浴室乾燥を付けるとなると工事費が必要でですが、除湿機は2万円ほどで購入できるため、気軽に取り入れるなら除湿機がお得なようです。
乾きの早さはというと、浴室乾燥は部屋全体に温風を送る仕組み。つまり巨大なドライヤーを当ててているのと同じ仕組みなのです。それに対し、除湿機は部屋全体の湿度を下げ、乾燥させることで洗濯物を乾きやすくします。
ですので乾く早さは浴室乾燥の方が上。ただし、浴室はスペースに限りがあり、あまり洗濯物の数が多いと温風が全体に当たらなくなってしまうので乾きにくくなってしまうことも。少量を素早く乾かしたいときは浴室乾燥、家族全員の洗濯物を少し時間がかかっても部屋干しですっきり乾かしたいなら除湿機、など使い分けするのもいいですね。
毎日のことだからこそ、洗濯物の臭いは大きな問題!様々な工夫をすることで快適に過ごすことができるようになります。忙しいワーママだからこそ工夫して家事の手間を少しでも減らしましょう!