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2022.06.20

親子で楽しむ天気!天気予報の活用ポイントと楽しく学べる施設とは?



梅雨入りして雨が続くと、「なんでこんなに雨が降るの?」と疑問に思う子どもは多いのではないでしょうか?
天気は子どもの好奇心をくすぐる自然現象のひとつですが、意外と大人も知らない天気のしくみ。
身近な天気は生活に役立つ知識であり、親子で簡単に楽しく観察できるものでもあります。
そこで今回は天気予報の活用ポイントや、親子におすすめの情報をご紹介いたします。

生活に関わる天気


私たちの生活に欠かせないのが、天気予報です。普段何気なく聞いている天気予報は、毎日のお洗濯やお出かけの予定、お友達と遊ぶ約束など、日常生活に深く関わっていますよね。天気予報の技術は進化し続けていて、大雨や暴風の予測や、1時間単位の降水量まで知ることができるようになりました。
精度が高くなった天気予報ですが、時には「天気予報が外れた!」「晴れの予報だったからお出かけしたのに」という声もよく聞かれます。
現在も地域や時期によっては正確な天気予測が難しく、今後も研究は進んでいくようです。

天気予報の活用ポイント

便利な指数情報
遠出したい時や洗濯物が多い時には、天気予報をチェックするパパママも多いのではないでしょうか。
天気予報を上手く活用すれば、日常生活や仕事においても役立ちます。例えば日本気象協会が発表している「洗濯指数」は、天気予報を伝えるだけでなく洗濯物の乾きやすさの目安を表示しています。「洗濯指数」は、天気や気温などの情報を元に「大変よく乾く」や「やや乾く」などが表示され、当日外干しにするか、部屋干しにするかの判断ができます。衣替えの季節や、シーツやタオルケットなどの大物の洗濯の際にも活用したい情報ですね。
そのほかにも服装選びに便利な「服装指数」は、旅行や出張の際に便利な指数です。
朝昼晩ごとに服装の目安が分かるので、季節の変わり目の寒暖差対策としてもおすすめです。
紫外線の強さを表示している「紫外線指数」は、お出かけ前にチェックしたい情報。
日差しは強くなくとも、紫外線が強くなっている時期もありますので注意しましょう。

天気を知って防災に
急な天気の変化によっておこる災害も多くあります。災害時に身を守るために、天気予報は欠かせない情報のひとつです。
子どもは夢中で遊んでいると、天気の変化に気がつかないことがあります。大雨によって、河川が氾濫したり、道路冠水が起こったりなど、災害はいつ起こるか分かりません。
日ごろから天気予報に慣れておくことは、子どもの防災意識を高めるきっかけにもなります。まずは「雷を作り出すのはどういう雲?」「虹はなぜできるのか?」など、子どもが興味を引き出すことからはじめてみましょう。
大雨や、落雷などの自然災害についての知識は、いざという時に子どもが身を守ることに役に立ちます。
親子で天気について正しく理解して、災害に対する意識も高めていきましょう。

環境問題を考えるきっかけ
いいお天気だったのに、急なゲリラ豪雨で驚かされる方も多いのではないでしょうか。近年は地球温暖化にともなって、異常気象が目立ってきたといわれています。30年に1度あるかないかの異常気象だったはずが、近年では頻度が増加傾向に。
環境問題を解決するために、どうしたらよいのかなど、親子で話し合ってみませんか。地球温暖化の原因はおもに、二酸化炭素だといわれています。
庭で植物を育てたり、冷房の温度を28度に設定したりなど、身の回りでできることから始めてみましょう。

 

親子で天気について楽しく学べる施設


気象科学館

気象科学館は、天気や台風などの気象や災害について楽しく学べる気象庁が運営する科学館です。
入場料は大人も子どもも無料で、シアターで自然を体感したり、 体験を通して天気のしくみを楽しく学ぶことができ、防災知識について学ぶことができます。クイズにチャレンジしたり、映像で気象の変化を感じたり、子どもがワクワクするコンテンツもあるので、親子のお出かけスポットにおすすめです。

天気の疑問は子どもの好奇心を伸ばしてあげるチャンスです。
大人も子どもと一緒に雲を探したり、空を見上げればちょっとした気分転換にも。
大きな雲や夕焼けなど、親子で日々の天気について話し合ってみましょう。

参考/日本気象協会

蒔田てっら

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