2015.07.26
36時間、ママを休もう!!
ママ業と仕事を両立していくには、しっかり休んで英気を養うことも大切です。休日には子どもを夫に任せ、美容院やランチに行くママも多いと思います。
でも出かける前に家族の食事を用意したり、帰宅してから子どもの相手をしたりと、なにかとバタバタしてしまうもの。寝るころには昼間にリフレッシュしたことを忘れるほどクタクタ……、なんてこともありますよね。
これでは、疲れが溜まるいっぽう。
そこでおすすめしたいのが、思い切って1泊2日のひとり旅をすることです。
ひとり旅のメリット1:とにかくリフレッシュできる!
私は今までに2回、温泉地にひとりで出かけました。仕事でほとんど家にいない夫が、出張で貯まったマイルを罪滅ぼしのためにプレゼントしてくれたのがきっかけです。「家のことは任せて」と夫は送り出してくれましたが、最初は申し訳なさでいっぱい。後ろ髪を引かれる思いで出発しました。
でも、行って本当によかった!
食べたいときに食べられて、休みたいときに休めて、寝たいときに寝られる。慌ただしく“済ませる”ことが当たり前になった食事やお風呂を、ゆっくり堪能できる。滞在中はずっと顔がほころんでいました。
ひとり旅のメリット2:家族の大切さを再確認できる
常にフル回転だと、本当に大切なものを見失いがちです。「早く保育園行くよ!」「なんでお皿洗ってくれないの!?」など、気がつけばカリカリ、ピリピリしていることも……。
でもひとり旅に出て子どもと夫と離れてみると、頭が一気にクールダウン。たまには解放されたいと思っていたのに、「旅行に行かせてくれるなんて、優しい旦那だな」「子どもは何しているんだろう」と家族の顔が頭に浮かび、家に電話をしてしまいました。
疲労は、怒りを何倍にも増幅させると言われています。溜まった疲れを一度リセットすることで、優しい気持ちで家族に向き合えるようになります。
ひとり旅のメリット3:夫がママ業の大変さに気づく
ひとり旅の副産物は、お留守番をしてくれる夫の意識の変化です。家事育児をちょっと手伝うのと、自分ひとりで全部やるのはまったく違うことに気づいてくれます。
たとえば子どもがお茶をこぼしたとき、「ティッシュ取って」と言える相手がいるのと、自分が立ち上がってティッシュを取りに行く状況では、疲れ方がまったく違いますよね。こんなことは、実際に経験しないとわからないものです。私の夫も「お前の大変さがわかった」と言い、以前より協力的になってくれました。
地元のビジネスホテルやシティホテルでOK
この旅の目的は、とにかく羽根を伸ばして休むこと。私は遠出をしましたが、近場のビジネスホテルやシティホテルでも、快適に過ごせる場所ならどこでも大丈夫。エステやマッサージがセットになったおひとりさま向けプランが充実していたり、温泉がついてたりと、探してみると意外とたくさんあります。もしかしたら、通勤ルートに極上の癒しスポットがあるかもしれませんよ!
1泊2日の旅行なら、休める時間は約36時間。
365日のうち、36時間くらいはゆっくり休んでみませんか?
平田けいこ
ライター