2015.11.16
【スキマ時間でOK】これで私は時間をかけずにキレイになった!
ライター/編集の仕事をしながら、30歳で最初の出産を経験。その後、2年おきに2人の兄弟を産み落とし、現在6歳、4歳、もうすぐ2歳の3兄弟を育てている私。身長は167cmで、体重は産前産後かわらず51~52kgをキープしています。
最近「3人も出産したわりに、産前と同じ体に戻ってるし、あんまり劣化してないよね」「忙しそうなのに、いつも元気だよね? 何かしてるの?」なんて言われるんですが、正直、3兄弟を追いかけながら仕事をこなすのに精一杯で、自分にかける時間なんて、これっぽっちもありません……。
でも実は、出産前は“Beauty&Health”がテーマの連載を持つほど、その分野の理論とアイテムは大好き! 産後の超眠い中、その後のバタバタな毎日でも、体を元気にキレイに保つ方法を自然と編み出していました。
そこで私が今、スキマ時間を使って実践中の健康&美容法をご紹介しようと思います。
飲むだけ! 「ゴボウ茶」
2人目出産後、半年たっても体重が戻らず「どうしよう~」と思っていたところ、以前取材したことのある医学博士・南雲吉則先生のゴボウ茶ダイエット本を発見。普段のお茶代わりに飲むだけで簡単だし、ノンカフェインで産後の体にもすごく良さそう! と思って飲み始めました。
すると、授乳のせいで滞っていたお通じが超スムーズになり、「これはいいかも!」とヤル気に。体重も産後1年ほどで元通りになりました。
調べてみると、ゴボウに含まれる栄養素が、体重を落とし、若返りを助けるらしいのです。
具体的には、ゴボウに含まれる水溶性の食物繊維「イヌリン」が便秘を改善し、余分な水分を体外に出してくれるのでむくみを撃退。また、ゴボウの皮に含まれるポリフェノール「サポニン」が腸内の脂分を中和し血液中の悪玉コレステロールを排泄するので、太りにくい体質に。さらに、このサポニンは血液をサラサラにする効果があるので冷え性も改善。皮脂の過剰分泌も抑えてくれるので、肌のキメも整うのだとか。
飲み始め当初は時間があったので手作りしていましたが(ゴボウをささがきにして天日干し→フライパンで空炒り)、現在は時間がないので生協で購入。
ティーバッグでお手軽なので、今も毎食のお供に飲んでいます。
回すだけ! 「肩甲骨」
デスクワークの人や授乳中の人って、猫背になりがちですよね。かくいう私も姿勢が悪く、血流が滞るからか、すぐ首や肩が痛くなっていました。
そんな時、東洋医学を学んだマッサージ師さんに「猫背の人は肩甲骨が動かないから肩コリになるし、背中にいらないお肉もつくよ」「首の筋肉が下に引っ張られるから、顔のたるみの原因にもなるし」と言われハッとしました。鏡を見ると、たしかに顔は重力に負け気味だし、背中にもなんだか贅肉がついたような……。
それ以来、気付いた時には“肩甲骨を動かす”ことを意識するように。すると、肩コリが軽くなったのはもちろん、背中から首、顔にかけて血行が良くなり、上半身全体の代謝がアップしたような気がします。
やり方もいろいろと試しましたが、時間も手間もかからないバージョンとして、今は、取材時にスポーツトレーナーさんに教わった「手で肩を触った姿勢でひじをぐるぐる10回まわす」という方法を実践中です。しかも、歯磨きをしながら片手間で(笑)。
ポイントは、ひじで大きく円を描くように回すこと。前に、上に、後ろに、下に、それぞれ意識して、できるだけ遠くを通って大きな円を描くように回します。これを両肩行うと、張り付いていた肩甲骨が動き、その周りの筋肉がほぐれるのを実感できるはずです。
揉むだけ! 「ふくらはぎ」
冬になると、体が冷えて眠れないほど冷え性だった私。テレビの健康番組で「第二の心臓と呼ばれる“ふくらはぎ”を揉むと血行が良くなり、さまざまな不調が解消される」というのを見て、すぐ実践してみました。
時間の少しある日は、寝る前に、アキレス腱からひざ裏まで揉み揉みマッサージ。
時間のない日は、お風呂で足を洗う際に、下から上へススーッとなでるだけ。不調と対応したふくらはぎの部位があるようですが、細かいことを気にしていたら続けられないので(笑)、全体をまんべんなく触る、というのだけを意識しています。
調べてみると、どうやら免疫力を高めたり、自律神経を整える効果もあるみたいですね。実際、始めてから冷え性が急激に改善し、それに伴い不眠や肌荒れ、ストレスなども良い感じに解消できている気がします。
面倒くさがり&時間がない&お金もかけられない人こそ!
以上3つの方法が、時間に追われている&超面倒くさがりの私でもできる健康&美容法です。
続けるポイントは、すべてを生活の一部にしてしまうこと。すると、効果がわりとすぐ出るので、飽きずに続けられます。ぜひ試してみてくださいね。
横山香織
ライター/編集者