2016.11.22
頑張っていたのに・・・ 小学1年生【2学期】によく見られる「あるある」現象とは?
壁を乗り越えた!? 1年生の秋~冬によく見られる光景
我が家の長男、小学校に入学してから半年以上が過ぎました。入学したての頃は、緊張しつつも毎日張り切り、まさに「ピカピカの1年生」ってな感じで登校していたのですが、2学期からは緊張もすっかり解けたのか、だいぶ様子が変わってきました。
良く言うと、「肩の力が抜けた」
悪く言うと、「慣れてダレてきた」
という感じでしょうか。
それと同時に、親である私も、入学直後のテンパりから解放されて、だいぶ「小学生がいる生活」に慣れてきた感じ。そしてもちろん、うまくやりくり(手抜き?)する方法も身に付け始めています。そこで、最初はこんなに頑張って&張り切っていたけれど、今ではこんなゆるゆるに……という我が家の事例を集めてみたのでご紹介します。
面倒くさい?それとも効率的?子どもの変化
●登校時間が日に日に遅くなる
「早歩きすれば間に合う」というデッドラインを掴んだのか、毎朝ギリギリの出発時間を攻めてくるように。始めの頃の「1番に教室に入りたい!」という気持ちは完全に消えました。
●鉛筆削り器に飽きる
「鉛筆削り器」というニューアイテムに大喜びしていたのも束の間。最初はあんなに嬉々として削っていたのに、今ではすっかり「鉛筆削り=弟の仕事」に。
●時間割をあわせなくなる
毎日の面倒臭さから、「とりあえず全教科もっていく」戦法に変更。見ている私も「まだ教科数が少ないからできることなんだぞ」などと言いつつ、チェックする手間が省けるので放置。
●ランドセルの脇フックを多用しすぎに
体操着袋、靴袋、サブバッグなどは手に持って登校していたのに、ランドセルフックの存在に気付いたとたん、何でもかんでも引っかけるように(傾くほど!)。先日は、工作に使う空き箱やペットボトルを入れたでっかい紙袋も引っかけようとしたので、さすがに止めました。どうしてそんなに手ぶらにしたいのかは謎。
●時差プリント多発
数日前に配られたであろうお手紙プリントがランドセル底から発掘されること多数。1学期はちゃんと連絡帳袋に収まっていたのになぁ。その日に見なければ意味のないお手紙(例:明日の台風への対応)の場合は本当に困ります…。
●「持ち帰り忘れ」が増える
提出物やノートなどを忘れて行かなくなったと思ったら、今度は「傘」「消しゴム」「歯ブラシ」などを学校に置いてきてしまう事案が勃発。一番びっくりしたのは、上履きを履いたまま帰ってきたとき! 朝履いてったスニーカーはどうした!?
慣れてきた?それとも・・・親の変化
●上履きの洗い方が雑になる
はじめは毎週ピカピカにしていたけれど、避難訓練の時のヒドい汚れ(上履きのまま雨上がりの校庭に集合)をきっかけに、完全にヤル気を失いました…。
●音読は「ながら」で聞くようになる
最初はちゃんと向き合って聞いていたんですけどね。毎日繰り返し聞いているうちに、背中で「うん、うん」と聞くコツを覚えてしまいます。ごめんよ息子。
●重要度の低いプリントは読まなくなる
担任や校長、PTA役員、地域センターなど、出どころの違う膨大な量のプリントの中から、重要な情報のみを拾い上げねばなりません。この取捨選択する速度が、2学期に入って格段に向上。重要度の低いプリントは一切読まなくなります。1学期はすべてのプリントをくまなく読んで、30分くらいかかっていたなぁ。。。
●参観が、子どもを見るより親同士の井戸端会議に
参観は子どもの様子をしっかり見ねばと張り切って行っていましたが、慣れてくると、休み時間に開催される親同士の井戸端会議がメインに。先日なんて、玄関や階段で合うママたちとの立ち話で、教室にすらなかなか辿りつけませんでした……。
いかがでしたか?
緊張がゆるんで締まりがなくなった……と言ってしまえばそれまでなのですが、逆に言えば、それだけ小学校というものになじんだ、溶け込んだ証拠かな、とも。ポジティブすぎでしょうか。
彼なりに、私なりに、ちょっと大変な学校生活のスタートを、ようやく乗り越えた感のある2学期。残り4ヶ月、もうこれ以上ゆるみすぎることがないよう(笑)、適度に締めつつ見守っていきたいと思います。
横山香織
ライター/編集者