仕事、妊娠、出産、子育て、夫婦関係…働くママを応援| BRAVA(ブラーバ)

2015.11.25

自分で決められるって素敵! ママの再就職


パソナセミナー - 1

育休を選ばず、妊娠とともに会社を辞めてしまった

育休中だけど、会社に復帰してやっていけるか不安

そんなママたち、BRAVAママの中にもたくさんいらっしゃるのでは。

 

今回は、その背中を「えい!」と押してくれるセミナーに参加してきました。

とっても力強い言葉や考え方がいっぱい詰まった「ママの再就職応援セミナー(託児サービス付)」。是非、追体験してみてください。

時間の使い方を“設計”してみる

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10月20日のセミナー・ワークショップはライフキャリアプランの研修を数多く手がける、前原はづきさんのお話でした。

前原さんが代表を務める会社名は「ライフ・ポートフォリオ」。

このポートフォリオって言葉、どんなイメージがありますか?

 

あまり聞きなれない言葉ですが、特に投資の世界などで使われるそうです。

簡単にいうと自分の持っている資産を何に、どれくらい使うか?を設計すること。

投資にとって資産は“お金”ですが、人生(ライフ)においての資産を“時間”とすると、ライフ・ポートフォリオとは、自分の持っている時間を、何にどう使うか?を設計することです。

前原さんがいうには、時間の使い道は

・  家庭

・  自分

・  仕事

・  地域社会

の4つに分かれます。

例えば、結婚前の20代のころは、自分40%、仕事50%、地域10%、結婚して子どもが生まれるまでは、自分20%、仕事30%、家庭30%、地域20%、子どもが生まれてからは、自分5%、家庭(育児含む)80%、地域15%・・・・

といった具合です。

50代、60代になると育児の代わりに介護が入ってくるかもしれませんよね。

「人生の“どのタイミング”で、それぞれを“どれくらいの比率”にしてゆくか?」を考えると、自分にとって“いい働き方”が見えてくると前原さんは言います。

前原さんが話された内容で強く共感したのは、「再就職の強みってなんですか?」との問いに、「自分のタイミングで決められること」と答えられたことです。

 

「子離れ」した後に、子育てにかけていた時間がぽっかりあくことは明白です。

それを、仕事に振り分けるか、自分(趣味など)に当てるか、ボランティアなどの地域社会につぎ込むのかは、自分で選択することです。

 

同様、そのタイミングを決めるのも自分です。

当然、子離れ前に仕事に時間を割り当てるのも、自分の選択。

「自分で決めていいんだ!」と思えるだけで、なんだか希望の兆しが見える感じがしませんか?

パソナセミナー - 1 (1)

 変わっていくことも、自分の選択

このポートフォリオの考え方で、ママの働き方としてとても参考になると思ったのは、「一生の時間軸で働き方を変えていくのもアリ」ということ。

出されていた例としては・・・

・  育児真っ只中の2〜3年・・・まずは短期間・短時間から“チャレンジ”

・  手離れする前の4〜5年・・・手離れした後の“布石”として非正規で

・  手離れ後の20年(以上?)・・・じっくりコツコツ?それとも転職でキャリアアップ?

といった流れでした。

短期間かつ短時間だからこそできる“チャレンジ”もあるだろうし、正規雇用を睨んでの非正規雇用もあるだろうし、20年以上も働くには、勤務形態だけでは選べないだろうし・・・。

いろいろ考え方はありますが、大事なことは「働くことが楽しいこと」と「先を見てどうするかを考えること」だと前原さんは言います。

とてもわかりやすい例として、ご自身のお母様のお話をされました。

お母様は短大を卒業して社会人経験なくすぐ結婚。いわゆる“街の電気屋さん”の奥さんとして30年近くを過ごします。50歳の時に、電気屋さんをたたむと同時に、デパートの販売員としてパート社員になり、定年(60歳)まで勤めました。そして61歳からリサイクル着物店の販売員として再スタート。現在もお元気にお勤めとのことです。

特にリサイクル着物店の販売員に、ご自身の仕事を定めた理由が、「販売員の経験を生かせて、60歳を超えた人がいても違和感がない仕事場って考えたら着物だったのよね」ということに、なるほど!と思わされました。

 

 最初の“わらしべ”をなににする?

すでに働く気持ちの固まっている人に前原さんがオススメしていたのは、

まず「仕事に何を求めるのか?

お金? 経験? 人間関係? 社会貢献?

はっきりさせること。

これがはっきりすると、仕事に求める条件、内容が見えてきます。

 

そして、自分の経験を人からの意見も聞いて、整理すること。

何がやりたいか?に加えて、何ができるか?が見えてきます。

 

そこから、とにかくいろんな情報にあたること。

 

「働き方を変えていくのもアリ」なのですから、“これしかない”“一生これでやっていく”と思えるものでなくてもいいのです。

アルバイトや派遣社員から正規への登用もあるかもしれないので、正規にこだわる必要もないのです。

そもそも、仕事に求めることが“経験”なら雇用形態にこだわる必要はありませんよね?

そこで得た経験を“わら”に、次に何を得ていくのか?

ちょっとゲームっぽくてワクワクしませんか?

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まだまだ・・・でもできることはある

「2人目を考えていて・・・」「夫の転勤があるかもしれなくて・・・」「いますぐってわけでは・・・」など、働く意志が固まっていない人でも、再就職に向けてやれること、やっておくといいことがたくさんあります。

次の出産や転勤など、働ける期間が見えないので躊躇している人には

「社会見学のつもりで、チャレンジ! 短期間でもとにかく働いてみる」ことがオススメなのだとか。

他にも、

・  ボランティア、町内会など地域社会へ積極的に関わっていって、そこで発生する実務を経験することで、仕事につながる知識やスキルを身につけること。

・  家事をしながら資格の勉強などをしてみて、仕事と家庭との両立がどんなものなのか経験すること。

などが挙がっていました。

いまは子育てに専念したい!と、働きはじめのタイミングを決めていない人には、「“働く”について考える」ことがオススメです。

働くことにポジティブになれるように、実際に“楽しく”働いている人や働くことに前向きな人と話をするとか、今回のセミナーのように「働く」ことを考える人が集まる場にいくことを通じて、「考える」のです。

できるだけ、楽しく働いている自分をイメージしながら。

働き始めるのが待ち遠しくなってきますよね。

加えて、現実問題として未就学のお子さんがいると預け先が見つからないと働けません。どんな預け先があるのか? 申請方法は? など情報収集には思った以上の時間がかかります。気持ちが固まっていなくても、早めに集めておいて損はありません。

 

全体を通して、

「とはいえ、高齢になればなるほど職探しって大変でしょう」

「なんのキャリアもないのに、できるのかしら」

「面接はうまくいくかな」

と不安の声も聞こえてきます。

そんなママたちには、前原さんの力強い言葉がきっと支えになってくれるはず!

「動いてみないと何もわかりません!」

「不安にかられることと、考えることは違います!」

「面接担当者が嫌なこといってきたら、不採用でいいんです。うっかり受かっちゃたりしたら後が大変です!」

 

プレワーママのみなさん、

ちょっとでも「働きたい」と思ったなら、きちんと情報を集めて考え、動いてみましょう。

きっと、ワクワク、楽しい、両立ライフが待っていますよ。

 

ママの採用に関して、こちらの記事も合わせて読んでみてください。

次回は、「派遣を選んで働くママの体験談」をお伝えします。

お楽しみに!

 

 

前原はづきさん プロフィール

ライフ・ポートフォリオ代表。

早稲田大学文学部卒。株式会社リクルート、及びグループ会社を経て、企業向けの研修会社で企画・営業を行う。数多くの大手企業の人材開発、育成プラン立案に携わった経験から「キャリア」と「ライフデザイン」を総合的に考えるプログラムを開発。2009年独立し、ライフ・ポートフォリオ設立。現在は、多くの企業において、女性のみならず若手社員のライフキャリアプラン研修を行うとともに、すべての人が多様な働き方・キャリアを実現できる社会を目指し提言を行っている。

ママの再就職応援セミナー(託児サービス付)


厚生労働省が行っている「平成27年度託児付き再就職支援セミナー運営事業」の一環。再就職を考えているが、育児と仕事とを両立できるか不安、どうしたらよいかわからない方などを対象に託児付きのセミナーを実施している。総合人材サービスを行う株式会社パソナが運営を担当、全国各地で多彩な講師を招き、セミナーを開催している。

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