2015.12.24
カードだけど即日引き落とし!デビットカード日常使いのメリットとは?
みなさん、日々のお買い物の際のお金はどのように管理していますか?
スーパーやコンビニなどでの日常の食材や生活雑貨の買い物には現金で、そのほかの白物家電や家具など、少しお値段が大きい物の場合はクレジットカードで分割にしているという方も多いのではないでしょうか。
家計を握るママであれば、どちらもある程度予算を決めて、しっかり管理しているとは思いますが、日々、ついつい使いすぎて予算オーバーしてしまったり、予想外の買い物をして手持ちが足りなくなってしまったり……なんてこともたまにはありますよね。
私は、レジ前で手持ちが足りなくてATMにおろしに行くという行為を、いい大人になっても幾度となくしたことがあります。
子持ち家庭は予想外の出費も多い……
そもそも子どもがいると、どんなに管理していても予想外の出費というのが多くなってきます。
5歳と1歳の子どもがいる我が家の場合、休日や時間外診療にたびたびお世話になっており、子どもの医療費は無料とはいえ、緊急を要しているので病院までタクシーを使ったり、たまに焦りすぎて(もしくは出先からで)医療証を持っておらずその場は実費が必要だったり……。
それまで私は、使いすぎ防止策として生活費は1週間分ずつ必要な金額を手元に持つようにしていたのですが、こういった予想外の出費が月に2度3度とある場合、結局度々ATMにお金をおろしに行く必要があり、コンビニで毎度手数料がかかるのも気になっていました。
そこで1年ほど前から導入したのがデビットカードです。
お金の管理が苦手な人にこそオススメのデビットカードとは?
最近CMなどでも耳にするようになったデビットカード。
既に使っている方もいらっしゃると思いますが、ご存知でない方のために簡単にその機能について説明すると、
・支払いの度に口座から即時引き落としが行われる
・クレジットカードではないので基本一括払い
・口座残高があれば支払いの上限金額はない
クレジットカードとの一番の違いは即時引き落としという点でしょう。
クレジットカードの場合、口座に今現在お金がなくても契約の限度額までは買い物できてしまうので、「あとで節約すればいいや」とつい大きな買い物をしてしまい、月末になって焦ったという体験が私もあります。
また、クレジットカードで買った品物の支払月がいつなのか分からなくなってしまい、翌月には買い物をしたことを忘れて引き落としできなかったという失敗も……。
みなさんはそんなことはないですか?
一方、デビットカードならば、万が一残高が足りない場合はそもそもカードが使用できません。
これはデメリットともとられる方もいるでしょうが、その時点で「実際にはないお金」に手をつけようとしているわけで、使いすぎに気づかされます。
どのように使うのが賢い?
デビットカードはクレジットカードのように公共料金の支払いなどに登録することも可能なので、私の場合は
・水道、ガスなどの公共料金の支払い
・ネット通販の引き落とし
・日常の買い物ほぼすべて
に利用しています。
ネットで簡単に利用明細を見ることができるので、一元化しておけば家計簿代わりにもなるというすぐれものです。
もちろん、クレジットカード同様、小売店などでは使用できない場合もあるので、多少の現金を持ち歩くことも必要ですが、基本は口座の残高を確認しながら、毎週決まった金額内で買い物をしていれば、残高不足になることはほぼありません。
気になる年会費は無料のものから1000円前後のものまでさまざまですが、ほとんどは利用条件を満たせば無料になります。
(※私の場合、三菱東京UFJ銀行がメインバンクのためUFJのVISAデビットを使用しており、初年度は無料、翌年以降は年間10万円の利用で無料です)。
子どもに最初に持たせるのにもオススメ
未就学児にはちょっと先の話ですが、子どもが将来クレジットカードを持ちたいと言ったら、または18歳になって必要になったら、私はデビットカードを強く勧めたいと思っています。
それは、自身が18歳の頃、東京で1人暮らしを始めたてでまだ金銭感覚が養われておらず、前途したように使いすぎてしまったり、気が大きくなってローン(50万円ほどのエステ&化粧品)を組んで大変苦労した思い出があるからです(親にはとても言えず、バイト代で完済しました)。
学生、または23歳までであれば利用額に関係なく年会費が無料というデビットカードも多いので、賢いお金の使い方を教える第一歩として、持たせるには持ってこいかもしれません。
もちろんデビットカードを持っても、計画なしに使ってしまっては本末転倒。
カードのメインバンクを決めたら、1か月の予算をあらかじめ入れておいて、その中でやりくりするというのが理想ですね。