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2020.10.11

幼稚園選びのポイントは?面接での服装、聞かれる質問は?<先輩ママに聞いてみた!>


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BRAVA読者のワーママのみなさんは、現在お子さんを保育園に通わせている方がほとんどだと思いますが、さまざまな理由で3歳を境に幼稚園に転園させる方も増えています。

そこで今回は、実際に幼稚園入園を経験済みの先輩ママたちの体験談をもとに、幼稚園選びのポイントから、面接での服装や面接で聞かれる質問などを紹介します!

まずは幼稚園を選び!情報はネットより実際の声が〇

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まずは幼稚園を選ぶところからスタートするわけですが、いざ調べてみるとバス通も含めると通える範囲にある幼稚園の数は意外と多かったりします(私の場合、ざっと10園以上でした)
たくさんある園のHPを隅々見たとしても、意外とそこに書かれている保育内容や教育理念は似ていて、何を基準にすればいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、ちょっとでも気になった園は、実際に通っているママたちの声を聞いてみる、そして、いいなと思ったら園に見学に行くことをおすすめします。

・一年前ほど前から児童館の先輩ママたちから情報集めをスタート。今は先輩ママから聞く幼稚園情報の座談会みたいなことをやってる児童館が多いようです(Kさん・子ども6歳・3歳)

・自宅からいちばん近い幼稚園は、なにかと親の参加が多くて大変と聞いていたので拒絶反応があったのですが、知人経由で実際通わせているママに聞いたらそんなことはなく、むしろ周辺でいちばんらくな幼稚園とわかりました。噂をうのみにしてはいけないと思いました(Sさん・子ども6歳・3歳・1歳)

・うちは幼稚園申し込みの前に「晴れた日に遊びにおいで」と言われます。何故かというと、「子ども達の遊んでいる所を見るのが1番分かりやすいでしょ?」と。
なにも特別なことはないけど、いい意味で素朴で昔ながらの幼稚園というところが気に入りました。先生方がとにかく子どもを第一に考えてくれる幼稚園です。あとは園内がいつもキレイに掃除が行き届いてるんです。園の外フェンス&窓も毎日、先生が拭いてたり、帰りは「ホウキがすぐ減るんですよねぇ~」って先生が苦笑いするほど土の園庭を一生懸命はいてくださってたり、外遊びが多いのに廊下も教室もピカピカでした(Yさん・子ども7歳)

・うちの幼稚園は、まわりからは、体育会系といわれるほど先生たちがとっても元気なところに惹かれました。子どもたちを楽しませることを日々考えてくれます。また、障害のあるお子さんも受け入れていて、子どもたちが皆んなでフォローしあう姿をたびたび見かけることができました。
自由保育と集団保育は半々で、縦割りがよくあるので、年長が年少のお世話をよくします。親が関わる行事は少なめ、父母会あり、園外保育多めなど、事前に集められる情報を総合して決めました(Kさん・子ども6歳・3歳)

・園の方針として子ども達の自主性を尊重し、ほぼ自由保育です。心に寄り添ってくれ、好奇心をくすぐる遊びが多く、遊びにとことん付き合ってくれ、泥んこビショビショ推奨。
何より、遊びの選択肢がとても多く、先生達の園児達への刺激がとても上手だなと見学の時に感じました。
積み木をたくさん積み上げ、脚立を使い天井まで届くほどまで先生が見守って支えてくれることも(Aさん・子ども6歳・2歳・0歳)

実際の園の雰囲気というのは行ってみなければわかりません。HPや評判でいいなと思っていた園でも、行ってみるとなにか違和感を感じることもよくあるものです。
どんなに素敵な教育方針をかかげている園だとしても、先生と生徒たちの雰囲気というのは、自分の目でしっかりチェックしたいポイントですね。

・私は下の子の里帰り出産でプレも行けなかったので、先輩ママからの情報で、バスあり、
給食あり、自由保育とプログラム保育が半分ずつ、このポイントで決めて見学に行き、見学に行ったら子どもがすぐに生徒の中に馴染む事が出来たので決めました(Kさん・子ども6歳・3歳)

・私は幼稚園に行かせるなら個性を尊重してくれそうな自由保育中心の園と決めていました。自分の好きなことをとことんやっていいという方針の園だったので、自由な子が多くて先生たちはさぞ大変だったと思いますが、、、子どもたちはみんなイキイキとしていました(Rさん・子ども5歳)

幼稚園の場合、まず自由保育と一斉保育の割合で判断するという方も多いと思います。園児が主体となり、それを保育者が見守りサポートするのが自由保育、あらかじめ設定されたテーマで全員が活動するのが一斉保育です。保育園であっても年少ともなれば、1日中自由に遊んでいる、という園はあまりないのではないでしょうか。
最近では英語、音楽、造形、体操、読み書きなど、さまざまなプログラムを売りにしている幼稚園が多いので、3歳前の時点ではちょっと迷ってしまいますね。
まずは自分の中で譲れないポイントをいくつか絞って、できれば優先度も決めておきましょう。また、パパにも相談して客観的な意見をもらうのも大切です。

そして仕事をしているママには切っても切り離せない延長保育ですが、こんな体験談も……

・仕事をしているので延長保育があったのと、アットホームな雰囲気で決めました。
周りのお母さん達もとても良い人たちだったのですが、延長保育をする子が少なすぎて、子どもがつまらなそうなので、結局、1年で保育園に変えました。途中で転園するのは色んな意味で大変でしたが、母子共にたくましく成長できました(Iさん・子ども6歳)

延長保育は入園前と状況が変わってしまう可能性もあるので判断が難しいですが(年度によって働いているママの割合も変わるため)、子どもの性格などから、人数が少なくても延長保育を嫌がらないかなど考慮する必要はあるでしょう。

ちなみに我が家の息子はいつも最後のひとりでしたが、先生とマンツーマンでじっくり遊べるのが嬉しかったようで、文句を言わず通ってくれました。

子どもも正装?面接の服装と聞かれる内容は?

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希望の幼稚園が決まったら気になるのは面接です。幼稚園の面接といえば「紺のスーツの集団」なんて思ってしまう方もいるかもしれませんが、それは一部のお受験幼稚園の話。普通の私立幼稚園では服装もさまざまです。

・一応、一人目の時は自分は紺系のスカート、子供もベストとハーフパンツで、二人目は仮面ライダーのトレーナーを着て行った気がします。他のママもスーツまではいかないけど、それなりのきれいな格好でした(Yさん・子ども8歳・6歳)

・面接はわりとみんな正装してスーツの人がほとんどでしたが、子供は私服が多かったですね(Kさん・子ども6歳・3歳)

・妊娠中だったので私はきれいめのワンピース、夫はスーツで、息子も結婚式用に持っていたセットアップを着せました。ジーパンで来ている方も見かけたのでとくに服装はなんでもよかったのかも(Sさん・子ども6歳・3歳・1歳)

・母親は紺のセットアップやワンピース、父親はスーツ、子ども女子は紺ワンピや白シャツ&紺スカート、男子はシャツ&紺ズボンという子が多かったです(Aさん・子ども6歳・2歳・0歳)

面接での服装は園のカラーによるところも大きいため、一概に言えませんが、正装でなかったから落とされるというようなことはないと思います。ただ、大人はスーツかジャケットなどを着ていけば間違いないですね。
そして気になる面接ですが、、3歳児に面接ってどんなことを聞かれるんだろう、分離されてうちの子は大丈夫かしら?と不安に思うママも多いですよね。

・家での様子や、幼稚園への希望をきかれました。あとは、子供は別の部屋で先生や他の子と遊ぶ様子を先生がチェックしていました(Kさん・子ども6歳・3歳)

・面接では親子面接で入園希望動機を聞かれ、それでおしまいです。子どもたちは横で絵本を見てました(Aさん・子ども6歳・6歳)

・親へは志望動機、幼稚園までの通園手段、子どもを育てる上でのモットー的なもの。子どもへは名前、年齢、好きな遊びを聞かれました(Aさん・子ども6歳・2歳・0歳)

基本的には両親が志望動機を聞かれたときに話せるようにだけしておけばよいと思います。仕事の面接のような変化球が飛んでくることはほぼないと思ってよいでしょう。

どこの園でも、子どもへの質問というのは自分の名前、年齢、親の名前、好きな遊びなどの簡単なものです。聞かれたことにきちんと答えられるかという部分をみているだけなので、わからなくても問題ありません。
また、面接で親と子どもを分離して、子どもの遊ぶ様子を見るという園も多いようです。

そうはいっても「面接」と名がつくものは緊張するものですよね。我が家も簡単な質問リストを作成して、数日前から遊びの中で息子に「おなまえは?パパとママのなまえは?」などと聞いて練習していましたが、実際はしなくてもよかったなというくらいラフな面接でした。
そして中にはこんな方も…!

・長男の時は、面接がなく先着順だったのでそれが一番の幼稚園選びの決めてとなりました。先着で入園が決まっているようなものなので、朝5、6時頃から並ぶ人もいたりして。うちは、8時頃に行って充分間に合いました(Yさん・子ども8歳・6歳)

そろそろ幼稚園選びスタートの時期!

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来年度からの幼稚園を検討している方は、そろそろ本格始動が必要な時期です。というのも、幼稚園の入園願書提出~面接は毎年通常11月頭に行われます。「それってまだまだ先じゃない?」と思うかもしれませんが、願書の配布は10月中に行われる園がほとんど。
8月は幼稚園が夏休みのため、その間に情報収集をし、9月中に集中して見学をして、10月には志望園を決定しなければいけません。そう考えるとあっという間ですね。
1日体験入園などを実施している園も多いため、気になる園のイベントには積極的に参加して、園の雰囲気を知っておきましょう。
最後に、あるママからいただいた体験談の中にあった言葉を紹介します。

「どこにいっても子供は、結局順応できるんです。ようは、親がその幼稚園を楽しめるかどうかが一番かなと」

私もこの意見に同意です。子どものためといえども、ママがつらく笑顔でいられなければ本末転倒です。
大変なイメージのある幼稚園選びと面接ですが、どうせなら楽しんで、相性のよい幼稚園を見つけてくださいね。

※この記事は2017年8月に公開されたものです。

松尾里美

松尾里美

雑食ライターです。7歳&3歳&1歳の子持ち。


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