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2021.10.13

双子の幼稚園選び!双子ならではのおさえておきたいポイントは?



いよいよ幼稚園選びのシーズンがやってきました。双子は幼稚園選びでも他のお子さんとは異なり、おさえておきたいポイントがいろいろとあります。
今回は、実際に幼稚園を多数見学して話を聞いてきた視点から双子の幼稚園選びでおさえておきたいポイントをご紹介します。
ぜひ、双子ママの幼稚園選びの参考にしてみてくださいね。

おさえておきたいポイントその1 双子が同じクラスになれるかどうか


まずおさえておきたい重要ポイントは双子が同じクラスになれるかどうか。
実は園の方針によって双子が同じクラスになれる園となれない園があります。
小学校になると学年に1クラスしかない学校を除き、ほとんどが双子は別々のクラスにするため、小学校の入学を見据えて年長からは双子を別クラスにするという園が多いです。しかし園の方針によっては年少から、あるいは年中から別クラスに分けるというところもあります。
ここからは双子が同じクラスor違うクラスのメリットデメリットを先輩ママたちに聞いてみました。

双子が同じクラスのメリットとデメリットって何?

やはり、2人一緒という安心感はかなりありました。特に、双子の姉が園であったことを話さず、何があったのかが分からないので、いつも双子の弟に解説してもらっており、2人ぶんの園の様子を把握できています。
デメリットは、ずっと一緒だった分、小学校からは別々で大丈夫なのかな?と心配しています。(Nさん、5歳男女双子)

・行事、特に参観系は二人一緒で良かったと思いました!ワンオペ育児でパパがなかなか行事に出られず1人で2クラス回るのは……と思っていたからです。デメリットは双子で遊ぶことが多く、新しいお友達が今でもあまりできていないことです。小学校が今から心配……。(Yさん、4歳女子双子)

双子が別クラスのメリットとデメリットって何?

年少から別クラスです。メリットはやはりたくさんのお友達ができたこと。それぞれがお友達を作り互いの友達もマッチングさせて大人数で遊んでいると聞くと別クラスで良かったと思いました。
デメリットはやはり行事です。クラス別行事ならば、何回も教室を往復しますので疲れます。うちはパパになついていないのでパパが来た方が大号泣したこともあります。(Rさん、5歳女子双子)

・年中から別クラスで今年長です。メリットは、ずっと別々なので小学校に入ってからも安心だと感じたことです。初めて別クラスになった時もスムーズに馴染んでいましたね。
デメリットは双子のスケジュールを把握する母が大変なこと。間違えて双子の必要な物品を逆に持たせて園バスに乗らせてしまったことがありました……。(Tさん、6歳男の子双子)

先輩ママの意見を聞いてみると、年少や年中からクラスが別々の場合は園生活に対して不安を感じるが小学校については、慣れているし大丈夫だろう!と構えられるママが多いようです。
一方、幼稚園で同じクラスにしていたママは、園生活は安心だったが小学校生活に不安視しているということが分かりました。

おさえておきたいポイントその2 2人が気にいる園なのか


双子とは言え好みが異なるので1人が気に入っても1人が気に入らないということはよくある話です。いくつか見て2人が気にいる園があるか探すのも手といえるでしょう。すでに入る園を決めていて1人が気に入らないのであれば、今後通ったときの行き渋りにならないように園の周りをお散歩して園の様子を見せるなど早めの対策を取っておくことがポイントといえます。

我が家の双子も1人は幼稚園を気に入りましたがもう1人は通園予定の園に対して拒否傾向でした。
しかし、お散歩として何度も園の周りを行き来することでお兄さんお姉さんが何をしているか、どんな遊具があるのか、先生はどんな人か少しずつ興味を示し、最終的に本人から「通いたい」と言ってくれるようになりました。少しずつ、園を見せて「慣らす」というのが大きなポイントとなるようです。

おさえておきたいポイントその3 直近で双子が入園しているか


双子は最近増えてきているとはいえ、園によっては過去に双子がいなかったという園もあります。
我が家の子どもが通う園は4年ぶりの双子になるようです。双子が通園した事例が少ない、最後に双子が入園したのは遠い過去という場合、先生が双子の扱い方になれていないこともあります。過去の双子の入園実績なども確認することがベターといえます。

先生が双子になれていない?ママが不安に思った事例を紹介

セットで見られていて全然個を尊重してくれていないと感じます。特に双子=すべて一緒と捉えられがちです。我が子は二卵性なので成長ペースも好みも全く違うのですが、片方に聞いたら「○○ちゃんがこれがいいっていったからこれでいいよね?」などあまり意見を聞いてもらえていないことが分かりました。直接先生にも伝えましたが、結構不信感にもつながっています。ちなみに我が子のいる園は8年ぶりの双子で、少なくとも園長以外は双子の担任未経験とのことでした。(Tさん、4歳女の子双子)

参観日などイベントで双子に配慮してもらえません。特に今はコロナということもあるのですが「行事は1家族につき親1人」といわれました。しかし、親子で一緒に何かをする時間がある場合には片方は親なしになって悲しい思いをさせてしまいます。
幸い、私の園ではもう2組、双子ちゃんがいたのでママたちと一致団結して園に抗議して、子ども1人につき親1人の参加をOKとしてもらえましたが、もう少し融通利かせられたのでは?と感じました。(Tさん、6歳男の子双子)

幼稚園の説明会などで双子に対してどのように先生が対応しているのかを確認できると入園後のトラブルにはつながりにくいかもしれませんね。

入りたい園があるならプレに通うのがおすすめ!その理由は?


もしも入りたい園がすでに決まっていて、プレ幼稚園をやっているならば入れてみるのがおすすめです。その理由は3つあります。

子どもたちの個性を知ってもらえる
プレ幼稚園の場合、幼稚園の本園に比べて1クラスの人数が非常に少ないことが特徴です。
先にプレ幼稚園で子どもたちの個性を知っておいてもらえるので、幼稚園に進級後にセットで見られるということが少なくなります。
また、それぞれの対応や性格を理解してもらえるので子どもたちも幼稚園進級後ものびのびと通えるようになるでしょう。

知っているお友達のいる安心感
特に幼稚園で双子が別クラスになるという方針の園では、いきなり、双子の相方がおらず一人で知らない子どもたちが大勢いるところに行くのは不安感があります。プレ幼稚園でお友達までいかずとも顔見知りができていることで、双子の相方がいなくても安心して通うことができるでしょう。

幼稚園に慣れてもらえる
双子が同時に行き渋る、いやいやと泣くほど親が大変なことはありません。
プレ幼稚園に行っていることである程度、幼稚園という環境に離れているのでスムーズに円生活を着ることができるでしょう。

子どもの好みも見極めつつ安心して通える環境づくりを

初めて通う幼稚園、親と離れ離れの生活で不安を感じる子どもは多いです。
特に双子ということで初めは興味を注がれたり、「なぜ双子なの?」と聞かれたりと子ども自身の負担も大きいといえます。
また、双子がゆえに幼稚園の対応も異なってきます。
安心して通える環境を親が作ってあげるためにも、幼稚園の説明かになるべく足を運び自分と子どもの目でチェックをしてみてはいかがでしょうか。

ふう

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