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2016.01.05

【「まっ、いっか育児」実践中】1人目は頑張ってたけど2人目でやめた5つの事!


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一人目の育て方と二人目の育て方が違う、という話、よく聞きます。

かくいう我が家も、一人目と二人目の育て方、全然違いました

どう違うのか。そう、二人目っていろいろ小さなことを気にしなくなる!そして、いろいろやらなくなる(笑)

一人目はやってたのに、二人目はできないって、二人目の子育てって手を抜き? そんな風に思うときもあります。

しかし、今なら一人目を育ててる「私」に言ってあげたい。

大丈夫大丈夫、そんな小さなこと気にしなくったってね、あなたの赤ちゃんは元気に健やかに育ってくれるのよ。

1歳9か月差で二人目を産み、アラフォー育児で毎日どこかが痛い体(おっぱい、腰、肩、指、背中!)を抱えながら、試行錯誤しながらの子育ての日々。

でも、下の子が3歳になりちょっと楽になって、やっと以前のことを振りかえられるようになってきました。

そんな我が家の「一人目は頑張ってたけれど二人目ではやめた5つのこと」をご紹介します。

NO1.「授乳間隔を守る」やめました

1人目の時は時間をつねに気にして授乳していましたね。

1人目の時は時間をつねに気にして授乳していましたね。

 

我が子たちが生まれた病院は、完母推進の病院ではなく、お母さんが大変だったらミルクを足していい、というゆるーい病院でした。

なので、今考えるとそんなに授乳で大変な思いをするはずはないのです。

しかし、やさしい助産師さんがくれた授乳のアドバイス

「おっぱいは3時間に一回、右5分、左5分と交互にね。慣れないうちは、おっぱいを吸う力が弱いから、授乳間隔があくまでは、一回の授乳の時間は30分くらい」

というのが、根がまじめな私の(ホント?)呪縛になってしまいました。

左右5分5分と言われているので、時計をみつめ5分たったら「はい換えて」と交互に30分。そしてちゃんとつけていた授乳記録

夜中の授乳のときも必ずつけていました。母乳過多でおっぱいはつまりやすく、乳首は擦り切れ、腱鞘炎で抱っこがつらい。そんな中、必死でした。

「3時間に1回」の制限も、今思えば「なんで?」と思うのですがちゃんと守ってました。

前の授乳から2時間しかたっていないのに、おなかをすかして泣くわが子におっぱいを吸わさない。

「まだ早いよどうして~??」と思いながら、腱鞘炎と腰痛をがまんして抱っこして歩き回ったり、あやしたり。つらかった。

それが「わが子のため」と信じて疑いませんでした

二人目。まず彼の授乳のことについて、あまり覚えていないのですが(苦笑)、授乳記録は入院期間だけだったのは間違いありません。

授乳間隔を守った記憶がありません。泣けばその場で乳首出す。はい、それだけです。

NO2.「公園デビュー」やめました

あああ

ママ友は必要と、無理して頑張ってしまうことも・・・。

 

情報過多な世の中「公園デビュー」に対する変なマスコミからのふれ込みがあり、少々ビビッていた私。

面倒くさいなぁと思いつつ、やっぱり近所にお友達もいた方が何かと情報収集できるし、やっぱり公園デビューや児童館デビューは必要?と思っていました。

そのため、一人目のときは、6ヶ月を過ぎたころから児童館にでかけ、歩き始めの1歳前後から近所の公園に行っていました。

同じくらいの月齢の赤ちゃんのママをみるとニッコリ愛想よく話しかけ「何か月ですか~」というのが常套句。

一緒くらいだったら「あら、うちもなんですぅ~」的に話しを広げ、互いの情報を交換する。

そんな感じで一人目の時は、公園デビューしました。

幸いにして、我が家の周りの公園は穏やかなママが多く心配していたようなことは起こらなかったのですがで、ちょっと面倒くさいなぁとも感じていたのも事実。

そこで仲良いお友達もできないまま、引っ越しました。

二人目。正直面倒くさいので、公園はできれば人のいない時間や場所を選んで行っていました。

それでも同じくらいのお子さんを持ったママがいる場合ももちろんあります。そういう時は、話しかけられれば、もちろんしゃべりますが、決して自分から話しかけない。

必要な情報はネットで見られることも多いということに気づいたし、集団生活がはじまれば、自然と知り合いができるというのが分かってきたからです。

NO3.「トイレトレーニング」やめました

あああ

早くオムツを取らなきゃと親が頑張ってしまいます。

 

これ!もし今つらい思いをしながら「トイトレ中」の一人目のお子さんを育てているママがいれば言ってあげたい。

「本当につらいなら、いったんお休みしてみれば?きっと大丈夫だよ!」

一人目のトイトレは戦いでした。彼女が2歳の夏になってスタートしたトイトレ。

ネットの情報で得た知識や通信教材についてくるアイテムを結集し、頑張りました。

なだめたり、しかったり。ほめちぎったりのあれやこれや。しかしこれ、イライラするんですよね。

「トイレ大丈夫?」「うん!」5分後、シャー!「だ・か・ら、言ったでしょーーーー!!ムキー!!」みたいな。

そんな日々が続き、疲弊した私は2歳の夏を過ぎた秋に彼女に聞いたのです。

「トイレどうするの?」そうすると「3歳になったらやる」と言うのです。

それを信じ、トイトレをストップした私。そして本当に彼女は3歳の誕生日の次の日からパンツデビューしました。

彼女は自分のタイミングでオムツを卒業したのです。

二人目。トイレに誘ったりはありましたが、何か気合を入れてした記憶がないまま、はずれました。2歳の夏でした。

彼も自分のタイミングでオムツを卒業したのだと思います。

NO4.「甘いもの禁止」やめました

 あああ

虫歯になるからと甘いものを禁止するご家庭も少なくありません。

 

実をいうと、一人目は2歳半くらいまでアイス食べさせていませんでした。チョコレートも。

アイスデビューをさせたのはばあば

ばあばと一緒に娘が出かけたときに、それまで食べさせていなかったアイスを買ってもらいそれがデビューです。

お菓子もよく手作りしてました。おやつもできるだけ、おにぎりとかさつまいもとか小魚とか。甘いものはなるべく食べささない方針でした。

二人目。お姉ちゃんが食べてるものはもちろん欲しくなります

なので、アイスデビューは1歳2、3か月。また「静かにしてほしい」ときにはついつい甘いもので釣ります。チョコレートも大好き。

本当は「罪悪感」というのがあるのですが、いつもいつもは正直ムリ!「今日はしゃーない」と目をつぶっています。

ちなみに一人目の子も、もちろん今となってはアイス大好き、市販のお菓子も多く「ダメだなぁ」と思いながらやめられずにいます。

NO5.「デパートで靴を買う」やめました

ちゃんと毎回サイズを測ってと1人目のときはなぜか

一人目のときは靴もしっかりちゃんと選んであげていました

 

一人目はファーストシューズから2歳半くらいまで、デパートで靴を買っていました。

なぜって?なんででしょう?そういうものだと思っていたのです。

デパートのベビーの靴売り場には必ず「シューフィッター」さんがいました。

やはり足の成長に関係する靴選びはプロに見てもらった方がいい。そう思っていたので、必ずデパートにいき、サイズを測り、娘の足の特徴を聞いて、靴を選んでいました。

二人目。もちろん靴選びは大切、と思っているのですが、いまだかつてシューフィッターさんがいるお店に行っていません。

まぁ、ひとつは引っ越してデパートまで遠くなったというのもあるのですが、すぐサイズアウトするし痛がらなければ、ま、大丈夫でしょう

とまったく気にしていません。

「まっ、いっか育児」実践中

ママが縛られて心に余裕がなくなることが一番よくありませんね。

ママが縛られて心に余裕がなくなることが一番よくありませんね。

 

一人目の赤ちゃんが産まれたとき、「自分以外でこんなに大事なものができちゃうなんて!」と思いました。

そんな気持ちはほかにはない。

けれど「守らなきゃ」という気持ちが強すぎて「心配」「不安」を抱え、子どもとの時間を幸せに感じながらも苦しい日々。イライラすることも多く、体もボロボロでした。

二人目を妊娠した時、この大変さが2倍になるの!? と思うとさらに不安は増しました。

しかし、実際は二人目が生まれた後、一人目の経験から「これは優先順位は高くない」と判断したものはどんどん楽な方法を探しながら工夫できるようになりました

二人いる大変さはありますが、子育てに対する気持ちは、一人だったときよりずっと楽になった気がします。

イライラカリカリするくらいなら、多少「まっ、いっか」と自分を許してあげる。

「子育て時代ってあっという間よ」子育て卒業世代の先輩たちはみんな言います。

たぶん過ぎてみると、本当にそうなんだろうと思います。

だからこの時間を大事にしたい。子どもたちと一緒に笑顔ですごすために「まっ、いっか育児」実践中です!

松本尚子

松本尚子

ライター・編集者

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2010年生まれの女子、2012年生まれの男子の2児の母。主婦ときどきライター&編集者。女性向けサイトの編集者を経て、リクルートの住宅サイトでweb編集者を経験。酒好き、旅好き、美味しいもの好き。鎌倉在住。


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