2016.03.01
【働くママは時間がない!】小学1年生になったら、宿題をどうやらせればいい? いつやらせる?
この4月から小学校1年生というかたも多いのでは。
保育園の時だって帰宅したら、夕飯の準備に始まり、夜子どもを寝かしつけるまでドタバタ状態。
小学校に上がれば、そこに「宿題をやらせる」がプラスされます。
自分から率先して宿題を終わらせる子なら全然問題ないですが、そんな子はほとんどいません(笑)
「宿題やったの?」「まだ」「早くやんなさい!」そんな押し問答が始まるわけです。
現在小学5年、3年の子どもたちの低学年の頃の宿題事情を書いてみたいと思います。
モチベーションアップには○○をエサに
小学校1年生の1学期は、ひらがな・カタカナの書き取りや繰り上がりのない足し算がメインの宿題。
量も、10分~15分でできる程度です。基本的に、学年数×10分で終わる宿題量と言われています(1年生なら、1×10=10分、2年生は2×10=20分という感じ)。
そりゃあ大人からしたら「すぐ終わるじゃん!」という量ですが、保育園から帰ったらおもちゃで遊ぶ、テレビを見るだけの生活を送っていたわが子たち。
宿題に取りかかるのにも、こなすにも時間がかかっていました。
学童から帰宅するのが19時近くなので、先に夕飯を食べさせてから、好きなDVDあるいはゲームをエサに19:30から30分ほど宿題をさせていました。
「テレビやゲームのご褒美をちらつかせて勉強させるのはあまりよくない」という意見もありますが、限られた時間の中でそんなこと言ってられません。
やればいいんです!(笑)
学童でやってきてくれればいいけれど
放課後たっぷり時間があるのだから、学童で友達と宿題やってきてくれるかな~という期待は見事に外れ、学童ではめいっぱい遊び、帰宅後ご飯を食べているときから眠くて目が泳いでいる状態…
上記のように、DVDやゲームをちらつかせて「宿題せい!」とハッパをかけるわけです。
3年生くらいになると、きちっとした友達(ありがたいことにいるんです、こういう子が)につられて学童でやるようになりましたが、低学年の頃は全然でしたね。
学童の先生に聞いた話ですが、やはり女の子の方が男の子よりしっかりしていて、宿題をする部屋は女の子でいっぱい、体育室は男の子でいっぱいなんだそうです(笑)
やらせる場所はリビングで!
最近はリビングで勉強をする子どもが増えているようですね。わが家も例外ではありません。
そのメリットとして
・親の目を盗んでマンガやゲームなどができない
・疑問に思ったことをすぐ親に聞ける
・親の姿が見えるので安心する
・頑張っている姿を褒めれば子どももやる気アップ
ということが言われています。
わが子たちの場合は、子ども部屋に一人でいるのが怖いという情けない理由でしたが、確かに上記のメリットにあやかっていましたね。
いっそ何も言わない
もちろん、宿題は「毎日やらなければいけないもの」。
でも、あまりにも「やりなさい」「あとで」の問答が続くと、疲れもストレスも倍増してしまいそう。
ある日、長男があまりに宿題を後回しにして、マンガやらゲームに夢中なので、もうなんにも言わないことにしたんです。
案の定やらずに寝て、翌朝「あ、やってない! どうしよう…」と涙目。
結果、クラス全員の前で怒られたようです。小さいながら、相当こたえたんでしょうね。
この日を境にちょっと声がけすればやるようになったし、自分からテーブルに向かう姿も見られました。たまにですが(笑)
親がカバーすることも大切ですが、「親でない第三者にちゃんと叱られてきちんと反省する」という経験もとても大事だと思うんです。
ママは仕事、子どもは学校&学童。それだけで心身ともにかなり疲労しているはず。
それに加えて「宿題やれ!」「あとで!」の闘いで疲れ果てるより、子どもの好きなことをエサにやらせる、あるいは先生に叱られる(もちろん、できればそうなる前にやったほうがいいですが…)。それでいいと思うんです。
小学校&学童生活にも慣れてくれば、自ら進んで宿題に取り組むようになる。そう信じて長い目で見守りたいですね。
田崎美穂子
mamaライター